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【官能小説】となりの樋口さん 第2話 「オカズ」

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隣の部屋から聞こえてくる、樋口さんのオナニーの声をオカズにしはじめて1ヶ月半。
相変わらず、僕と樋口さんの接点は朝の<おはようございます>ぐらいしかない。

樋口さんは自分のオナニーの声が、まさか漏れているとは夢にも思ってないだろう。
このアパートの壁が薄い事を悟られないように、僕も普段は生活音をあまり立てないようしてる。
最近はテレビもヘッドフォンで聞くほどだ。

もしも、自分がオナニーしているのがバレていると知ったら。
もしも、隣の同級生の男に、毎晩オカズにされていると知ったら。
あの純朴そうな子はいったいどう思うのだろう?

思えば、知り合いの女の子をオカズにするのは中学の頃以来だ。
最初にオカズにしたのは、たしか同級生の菊池さん。
樋口さんと同じように、おとなしい子だった。
とはいえ、菊池さんのオナニーの声を聞いたわけでなく、妄想の中であれこれとエッチなイタズラをしてみただけだった。
もしかしたら菊池さんも、樋口さんと同じようにオナニーをしていたんだろうか?

女の子がオナニーをするという事は、AVの中だけの話で、イマイチ実感はなかった。
まさか、知ってる女の子のオナニーの声を、聞く時がくるとは思ってもみなかった。
姿も見えず、声しか聞こえないのに、はっきり言ってエロ動画なんかより、よっぽど興奮する。
樋口さんのオナニーに気づいて以来、AVでオナニーするのがもったいなく、毎日樋口さんをオカズにしている。

樋口さんのオナニーのペースは凄まじく。
夜は毎晩している。
その上最近は、朝もオナニーをするようになってきてる。

「くぅ・・・ふぁ・・・」

朝オナニーをする時は、だいたい3日に一回程度。
僕は一日に一回以上すると、チンコが痛くなってくるので、朝はきいてるだけのほうが多い。
しかし、エロすぎて朝からムラムラは最高潮だ。
樋口さんの性欲の強さには、ほとほと感心する。

「・・・イクイクイクイク」
「・・・・・・うっ!!!」

さすがの樋口さんも、朝は一回イクとおしまいのようだ。
そのかわり、夜は一回で終わる事はあまりなく、2、3回は絶頂してるようなのだ。

今朝も、ちょうど朝オナニーがあった日だ。
そんな日は、樋口さんとの朝の挨拶が、いつもと一味違う。

僕は、樋口さんとの挨拶を逃さないように、少し早めに支度すると、玄関の前で待機している。
そして、隣の部屋の玄関がガチャガチャ言いだしたら、タイミングを合わせて外にでるのだ。

「あ!おはようございます」
「お、おはようございます」

つい、一時間前まで、オナニーしていたとは想像できないくらい爽やかな笑顔と声に癒される。
本当にこんな子が、ついさっきまでオナニーをしてたのか?
年頃の女子がオナニーをする事は普通の事なのか?
あの子も、この子もオナニーしてるのだろうか?
そんな妄想に駆られ、勃起しそうなチンコを、ポケットに手を突っ込んで必死に押さえる。

しかし、我ながら情けない。
樋口さんが引っ越してきてから、朝の挨拶は何度もしてるのに、その次に言葉が出てこない。
実際、せいぜい天気の事くらいしか話した事ない。
僕と樋口さんの時間は、いつも数秒で終わり、お互いバラバラに学校へ向かうのが常だ。
女の子への免疫があまりなく、何を話ししたらよいのか、さっぱりわからないのだ。

今日も、いつもの<おはようございます>で終わるはずだったのだが、、、

「あ、あのー、ちょっといいですか?」

樋口さんの、予想外の言葉に僕はドキっとした。
え?
まさか、オナニーを聞いてるのがバレた?
一瞬で体中を血液がめぐり、息も止まった、、、かもしれない。

「中谷先生の授業とってますよね?」

中谷?
中谷、、、中谷、、、

はいはい、とってます。
とってますというか、知ってます。
その授業、樋口さんもとってる。

樋口さんと一緒だという事は当然知っていたが、教室では一度も声をかけたことがない。
なぜかビビってしまって、いつもあえて遠目の席を選んで座るようにしてるのだ。

「あ、、、とってます」

「先週、何か配ってました?」

確かに、先週は樋口さんは見かけなかった気がする。
その中谷という教授は、いつも授業の時にプリントを配り、それがそのままテストの時の範囲になっているのだ。

「あ、配ってた、たしか」

「ほんとですか?」
「私、先週出れなくて、、、」
「あの授業、知ってる人誰もいなくて、、、」

「ああ・・・コピーいりますか?」

「ほんとですか!ありがとうございます!」
「じゃあ、今日帰ったら、声かけていいですか?」
「9時くらいには帰れると思うんですけど、夜遅いですよね・・・?」

「いいです!はい!大丈夫」

「よかったぁ!じゃあ、今晩」

そう言って、樋口さんは学校に向かって急いで歩いて行ってしまった。
普通なら、このまま一緒に学校に行く展開になりそうなのだが、そうならないのが僕と樋口さんの距離感を表しているのだ。

しかし、樋口さんとの会話時間の記録を大幅に更新できて、そんな事は気にもならないくらいテンションが上がってしまっていたのだ。

===続く===

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