出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
壁の薄いアパートやマンションでは隣の部屋からセックスの声や音が聞こえる事があります。
今回はそんな隣の部屋のセックスの声が聞こえてしまうというシチュエーションを取り扱った珠玉のエロ漫画を3作品取り上げてみたいと思います。
「隣の部屋のセックスの声」について
さて、皆さんは隣の部屋からセックスの喘ぎ声が聞こえてきた事はありますでしょうか?
本当にあった「隣のセックスの声がうるさい」話
私はなんならこっちのセックスの声が聞かれてしまった経験があります。
当時付き合っていた彼女の部屋でセックスしてた時の事なのですが、その彼女が結構通る声をしていたので、セックスの時にかなり響いたいたんですよね。
セックスをしていたら夜中にチャイムを鳴らされたので確実に聞かれてます(笑)
と言うわけで隣の部屋からセックスしている女の声が聞こえるというのは都市伝説でも何でもなく、実際にある事なのです。(聞かれた張本人談)
世の中の女は大抵セックスしてる
普段私たちは学校や職場で誰かと会話する際に、表立ってセックスの事を話題にする事はありません。
もちろん頭の中でセックスの妄想をする事はあっても、それは内に秘めたものであり、普段誰かと会話している時にセックスの事を考える事は少ないでしょう。
ですので、ついつい人間がセックスする生き物である事を忘れてしまう瞬間ができてしまいます。
しかし、あなたが今面と向かって話をしている女性もどうせセックスはしているのです。
隣の部屋から聞こえてくるお隣さんのセックスは、日常の中で忘れがちな「世の中の大半の女はセックスをしている」という事実を呼び覚ましてくれます。
セックスの声が聞こえるのはうるさいとか、騒音のように扱われたりもしますが、私にとっては最高の妄想オカズです。
今回紹介する3作品も、隣の部屋のセックスの声をきっかけに、日常から一気に非日常に引き込まれる面白さ・エロさが秀逸なのです。
今回のお品書き
今回のお品書きです。
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1.セックスの声がうるさい隣人に報復!泥酔女を犯す漫画
まず最初は松河(まつかわ)先生の「隣人の彼女」という作品です。
主人公と隣人の関係度:★☆☆
セックスの声の迷惑度:★★★
ヒロインの属性:女子大生、無防備
追加要素:泥酔姦
隣のセックスの声がうるさすぎて眠れない主人公
本作の主人公はサラリーマンの男性。
連日聞こえてくる隣の部屋のセックスの声に寝不足になっています。
「膣内っ・・・射精しちゃ・・・ふぁっ・・・っぁ!」
かなり刺激的な声が聞こえてきていますが、寝不足で仕事も遅刻してしまってるくらいなので迷惑に感じています。
隣人とのかかわりはなく、どんな女がセックスしているかも知りません。
平日だろうが遅くまでセックスしているので、若い学生か何かだと思っているようです。
出典:松河「隣人の彼女」
そんなある日、仕事から帰宅すると玄関の前に泥酔した女が倒れこんでいるのを見つけます。
「あの・・・大丈夫すか?」
「大丈夫・・・です・・・センパイ待ってるだけだから」
一応会話はできますが、かなり意識は朦朧としています。
センパイというキーワードから、隣の住人の彼女だろうと主人公推測します。
出典:松河「隣人の彼女」
普段聞いている喘ぎ声の主を目の当たりにし、しかも無防備にエッチな体を晒している若い女を見て、内心ちょっと良からぬ事も考えたりします。
やはりセックス中の声というのは特別ですからね。
普段と全然違う声をだしちゃう、、、しかもこのケースでは中出しまでされてる事もバレバレです。
そんな女の子を目の前にして、妄想せずにはいられませんよね。
そんな中、、、
カン!カン!カン!
アパートの階段を他の住人が昇ってくる足音が聞こえてきます。
「やべぇ!誰か昇って・・・」
玄関の前に泥酔した女・・・という誤解を招きかねない状況に焦った主人公は咄嗟に女の子を部屋の中に隠してしまいます。
<隣の部屋のセックスの声>+<泥酔女>というシチュエーションが上手いですが、この時の無防備な女の子の描写も秀逸です。
ゆすっても起きず、電池の切れた人形のような無防備感。
女の体臭まで匂ってきそうなうなじ。
汗をかいた生々しい肌。
女を性的に見るなというほうが無理がある・・・女という物体のエロさが伝わってくる一コマです。
しかも、この女はあれだけ激しいセックスをしているわけです。
「隣でいつもあんあん喘いでいたのこいつなんだよな・・・」
出典:松河「隣人の彼女」
普段の報復と言う大義名分で暴走する主人公
意識の無い、見知らぬ女など、男からみたらただの性欲処理の為の肉塊に過ぎません。
しかも主人公には普段からこの女に迷惑をかけられているという認識があります。
人間は自分に正義があると思い込んでしまうと、暴走してしまう性質があります。
例えばSNSなどでトラブルを起こす際も、自分は正しいと思っているが故の暴走で相手を傷つけてしまうケースが多いですよね。
主人公からしたら、この泥酔女に何をやろうが構わないだろうという心理的バイアスがかかってしまってるわけですね。
当然、この後この女の子を犯していくわけですが、ただのサラリーマンが欲望に負けてレイパーになってしまう展開もこの心理的バイアスを考えると自然の流れです。
作者の松河先生は確認できる限りでも十数年のキャリアがあるベテラン作家ですが、画力とともにそこら辺の設定の上手さもさすがです。
出典:松河「隣人の彼女」
パン!パン!パン!
「こんなエロい身体してんだ!」
「これからはもっと用心するんだな!」
「じゃねーと無責任に膣内射精されても文句言えねーぜ!」
無防備な女が悪い。
エロい身体をしている女が悪い。
普段から迷惑かけてる女が悪い。
泥酔して意識のない女の子は、間違った正義感で暴走した主人公に犯されまくります。
「ま、俺はパイ射で・・・」
さすがに最後に外出ししようと思った主人公ですが、、、
出典:松河「隣人の彼女」
普段のセックスの喘ぎ声でこの女が彼氏に中出しされている事を思い出します。
「いや・・・俺も・・・」
そして、、、
意識のない泥酔女に無許可中出ししてしまいます。
どうせ他の男に中出しされてるなら、自分が中出ししても問題ないだろう。
万が一妊娠しても、彼氏の子供だと勘違いするだろう。
男というものは少しでもチャンスがあれば、そこまで無責任になれるのです。
特に中出しセックスに関しては。
「もっと・・・奥に!」
グググ・・・
プピュっ!プヂュっ!
しかも主人公は精子を膣内の奥の奥に押し込もうとします。
完全に妊娠させるつもりです。
無責任に妊娠させられるチャンスを活かそうとするのが最高にエロいですね。
出典:松河「隣人の彼女」
と、ここで泥酔女が意識を回復させます。
しかしまだ混濁しているのか、主人公の事をセンパイと誤解しているようです。
当然、主人公はまだまだ犯す気満々です。
この後どうなってしまうのか・・・ぜひ本編で読んでみてください。
実はラストにはちょっとほっこりするオチが用意されており、胸糞にはならないようになっています。
胸糞が苦手な人は安心してください。
出典:松河「隣人の彼女」
本作が収録された作品集の紹介(本作以外のオススメ作品)
本作「隣人の彼女」は松河先生の作品集「両手に先輩」に収録されています。
電子書籍で短編含む14作品が収録(+おまけ)されていて1,210円なのでコスパも良いです。
(価格は2024年10月24日時点のもの)
また、その他収録されている作品もかなりエロいものが多いです。
私的オススメ作品をいくつか紹介しますね。
まず、寝ている間に主人公の匂いを嗅ぎながらオナニーしてた彼女の話「汗の匂いに誘われて」です。
主人公が途中で起きてオナニーは途中でバレるのですが、そのままイクまでやらせる展開がエロいです。
また、コンドーム切れててもムラムラが収まらない彼女が妊娠覚悟で生セックスしちゃうのも興奮ものです。
出典:松河「汗の匂いに誘われて」
2つ目は初体験で舞い上がって痛がる彼女を無視してピストンしまくって泣かせてしまった話「Try again!!」です。
童貞と処女の初セックスで失敗してしまったカップルが再びセックスに挑戦する話です。
女の子の身体とか、女の子が何に興奮するかなどをカップルが学んでいく流れですが、実は女子もオナニーしたり、他の男とのセックスの妄想をしている、、、という展開がエロいです。
出典:松河「Try again!!」
3つ目は友達の彼女に片想いしている主人公が2人のセックスをのぞき見する話「俺たちの彼女」です。
元々二人が付き合う前から主人公はその女の子が好きだったBSS(ぼくがさきにすきだったのに)要素ありですが、重い話というわけでもなく、ライトに読めます。
どちらかと言うと、憧れの優しい女の子が裏では彼氏とセックスしまくっているという、女の内面をえぐるような内容です。
主人公は二人のセックスを録音したり、二人がセックスした布団でシコったり性癖的にも倒錯しています。
ついには二人のセックスを覗こうとした主人公が、、、という展開です。
出典:松河「俺たちの彼女」
4つ目は年上のドスケベな大人の女性と付き合ってしまったが為に、可愛い系男子がエッチばかりさせられる「お話はHの後で」です。
女性上位のチングリ騎乗位など、単純に視覚的にエロいシーンが多いのと、この彼女のスケベっぷりがいいです。
年齢的にショタとまではいきませんが、おねショタが好きな方にオススメです。
出典:松河「お話はHの後で」
というわけで解説しました「隣人の彼女」以外もバリエーションに飛んだ高レベルのエロ作品が読めますのでオススメです。
FANZAでは立ち読みも可能ですので、ぜひ読んでみてください。
・卒業
・両手に先輩-前編-
・両手に先輩-後編-
・スペルマーキング
・カノジョくらべ
・オトナになった君へ
・俺たちの彼女
・汗の匂いに誘われて
・隣人の彼女
・お話はHの後で
・Try again!!
・大事にしてね
・湿筆クラブ
・二射択一
2.誰でもセックスできる押しに弱いサセ子が隣人の漫画
続いてはCuvie先生の「ウツボカズラ」という作品です。
1話で完結せず、前編・後編に分かれています。
主人公と隣人の関係度:★★☆
セックスの声の迷惑度:★★☆
ヒロインの属性:サセ子、セックス依存症
追加要素:朝チュンセックス、ネトラレ
隣に女性が引っ越してきた日から響き渡るセックスの声
隣人ガチャという言葉がありますよね。
隣に住む人は選べないので、例えば生活音がうるさい人だとガチャガチャに外れたと表現します。
主人公も以前の隣人は真夜中に爆音で音楽を鳴らす人だったため、困っていた経験があります。
しばらく空室だった隣室に今度は20代の女子大生らしき女の子が引っ越してきます。
今度こそ隣人ガチャ当たりだと思った主人公ですが、、、
「あっ!あっ!あっ!」
「やぁっ!きもちいっ!」
「あぁぁぁ!あんっ!あぁん!」
女の子が引っ越してきた当日の晩から盛大なセックスの声が聞こえてくるようになります。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
今度はセックスの声の主がどんな女性か知っているパターンですね。
昼間、引っ越しの挨拶をしていますし、名前も名乗っています。(女の子の名前は佐藤さん)
丁寧なあいさつをしてきてくれた佐藤さんが、、、
「イクイクイク!!!」
と大絶叫しているのです。
私はかねてよりただの知り合いの女のおっぱいやマンコやオナニーほどエロいものはないと考えていますが、喘ぎ声もその一つです。
セックスするような親密な間柄の女性より、ただの知り合いレベルの女性の性を感じさせるもののほうが貴重だという考えです。
これぞ<隣の部屋のセックスの声>のエロさの真骨頂です。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
セックスは夜遅くまで続いたようでさすがに寝不足になってしまう主人公。
翌朝、佐藤さんに何気なくこの事を指摘します。
「おはようございます」
「一人っすか?」
「えっ?」
「昨夜、誰か来てたみたいだから」
「えっ!?なんでそれを・・・あっ!」
セックスの声が聞こえていたのだと悟る佐藤さん。
男ならともかく、女性にはかなり恥ずかしい体験でしょうね。
冒頭で書いた私のエピソードに登場する元カノも、普段明るくてアパートの住人とコミュニケーションをとるタイプだったので、セックスの騒音で文句が来たのはかなり恥ずかしかったようです。
「今夜は誰とも予定ないんで静かだと思います・・・」
「今後も、あのっ、大っきな声出さないように我慢するので」
そう約束する佐藤さん。
しかし、、、
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
「だめっ!そこだめだってばぁ」
「声でちゃうっ!!」
「イグぅぅぅ!おまんこイキますぅ!!」
結局その晩も隣の部屋から盛大な喘ぎ声が聞こえてくる事になります(笑)
誰とも予定がなかったのにかかわらずです。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
男にとって一番都合の良い女・サセ子
あれだけ恥ずかしい思いをしたばかりなのにセックスを我慢できない所から、どうやら佐藤さんはほぼ毎晩セックスしている可能性が見えてきます。
また、<誰とも>というワードから、不特定多数の相手とセックスしている疑いも出てきます。
それらから導き出される結論は、、、
佐藤さんは誘われたら断れない女、、、なし崩し的に誰とでもセックスしちゃうサセ子だという事。
自ら男を食い漁る肉食系ヤリマンの可能性もありますが、自信なさげで挙動不審な普段の言動からしても受け身系です。
意思が弱くて、ガードがゆるゆるな女子ってたまにいますよね。
仲間内で都合のいいように使われちゃったりする、あのタイプの女の子なのです。
主人公も半分冗談のつもりで佐藤さんを誘ってみます。
「俺が誘っても断れない?」
この時の佐藤さんの表情が素晴らしい。
「え・・・え・・・あ・・・」
まるで暗示でもかかったように、セックスの誘いを断る事ができないのです。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
結局、大家さんに騒音の苦情などを入れないという条件でその晩主人公を部屋に招待する佐藤さん。
別に主人公も冗談半分で半信半疑だったし、<苦情を入れない条件>というのは佐藤さん自身の言い訳です。
本当はただ意思が弱いだけですが、交換条件という表向きの言い訳を作って、主人公の申し出を受けるわけです。
その証拠に、部屋に招待した佐藤さんは驚くほど積極的です。
特にパンツからあふれ出したマン汁が腿を伝っている描写はすごいエロいですね。
これ、何もしてない状態で、ただ主人公を部屋にいれただけでマン汁があふれているのです。
つまり、佐藤さん自身もこれからセックスできる事に興奮しているのがよく伝わってきます。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
そこからは8Pに渡る濃厚なセックスシーンです。
部屋に招待した後は、会話もなく即セックスしています。
そして案の定、ものすごくデカい声で喘ぎまくります。
壁の向こうから聞こえてきた声が目の前で発せられているのは興奮ものですね。
オマンコも名器で男にとって最高に都合の良い女体である佐藤さん。
彼女自身も大きな声をだしてイキまくります。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
前編の終盤ではまだまだヤリ足りないところで佐藤さんのスマホに通知が届きます。
「ごめんなさい!」
「その・・・急用が」
そういって主人公を追い出してしまう佐藤さん。
しかしその後、、、
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
急用だからと追い出された主人公の部屋に、佐藤さんのセックスの声が聞こえてきます。
どうやら急用というのは別の男からの誘いだったわけです。
主人公とのセックスの直後に別の男とセックスをしているという展開は衝撃的でした。
その発想はなかったわ。
さすがです、Cuvie先生。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」前編
恋人同士のように丸一日セックス三昧
後編では主人公が佐藤さんを丸一日貸し切りにする所から始まります。
ここでも10Pに渡って二人きりのセックス三昧の様子が描かれています。
夜→朝→昼→夜とセックスして休んでセックスして休んでセックスする二人。
そこでは前編ではなかった佐藤さんの新たな一面も見れます。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
一つは淫乱かつ小悪魔的な一面。
もう射精できないと言う主人公のチンコを執拗にフェラして、強制的に射精させるシーンがあるのですが、、、
「うそつき」
と、ザーメンを口から垂らしながら悪戯っぽい表情で笑顔を見せます。
基本的には敬語でやり取りする佐藤さんの距離がグッと縮まる瞬間で、心をグッと掴まれます。
また、もう無理という男子を射精させて楽しむという淫乱っぽさも出ていて好きなシーンです。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
そしてもう一つはセックス以外のコミュニケーションです。
朝方までセックスした後に、主人公が飯でも食べにいかないかと外出デートを誘いますが、、、
「んー、それなら出前とかでいいかなあ」
と断られてしまっています。
普通の男女関係ではデートしてからセックスなのですが、ここで初めてセックス以外の男女のやり取りが出るのが面白いです。
また、晩飯の時も佐藤さんは自宅で済まそうとしてます。
「簡単なものなら作りますけど・・・食べます?」
散々セックスしまくってからではありますが、手料理で家庭的な一面を見せてくれます。
そんな佐藤さんに主人公も一人の女性としての魅力を感じるようになっていきます。
ただ、その反面、佐藤さんの目的はセックスだけだという事もわかります。
外出などで無駄な時間を過ごすくらいならば、さっさと空腹を満たしてセックスに時間をかけたい。
要するに実はこの時点で恋人感を求めだしている主人公と、あくまでセックスが目的の佐藤さんで温度差が既に出ているわけですが、この時点では主人公も気付いていません。
セックスの連続だけでなくあえてこのエピソードを挟むところが、Cuvie先生のストーリーテーリングの巧なところですね。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
ちなみに手料理を二人で食べた後にエプロン姿の佐藤さんとキッチンで立ちバックもしているのですが、ここでのセリフにも注目です。
「あっ!あっ!またっ!すごっ!」
「おちんちん、まだこんなっおっきくて!」
そしてその後、、、
「すきっ!すきっ!すきいぃぃ!!」
と、佐藤さんが<好き>を連呼しています。
壁越しのものを含めて、好きという言葉はここでしか出てきませんので、Cuvie先生が意図的にこのシーンで言わせているものだと思われます。
佐藤さんの<好き>とは、これまでの展開をじっくり読めば<チンチンが大きくて好き>という意味なのがわかります。
しかしこのタイミングで言わせる事で恋愛感情の<好き>と混同させる意図があったのだと思います。
先ほども書きましたが、主人公は恋愛を求め始めているようなのですが、読み手に主人公と感情をシンクロさせるためではないでしょうか?
実際、このエプロン姿の佐藤さんとのセックスは、佐藤さんがより愛おしく見えてきます。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
ただ、主人公もバカではありません。
あからさまなサセ子である佐藤さんは地雷なのは確実。
これ以上深入りしない方が賢明なのではないかと葛藤します。
しかし、結局主人公は佐藤さんとセックスを続けてしまい、二人のセックスは2回目の朝を迎えます。
漫画の中のモノローグで主人公は、、、
「(隣の部屋にヤレる女が住んでてかわいい上に)」
「(エロくて具合もいいとか、そんな誘惑に勝てる訳が・・・)」
と、あくまでセックスの誘惑に勝てずにずるずるやってしまっていると説明しています。
しかし、その裏ではどこかで佐藤さんを恋人にして独り占めしたいと考えていただろうと私は解釈しています。
どちらにせよ、この時に主人公には3つの選択肢があったのですが、迷ってしまっていたのです。
一つは距離を置く事。
二つ目はこのまま惰性でセックスする事。
三つ目は真剣に佐藤さんと交際する事。
しかし人間は現状維持バイアスが働くものです。
その為主人公は一番中途半端な選択である二つ目を自動的に選んでしまっていたのです。
「なに?まだほしいの?」
「うん・・・」
「それじゃ・・・」
何かを提案しようとした主人公ですが、そこに別の人物たちが来訪してきます。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
それは佐藤さんのセフレである、あっくん。
しかも複数プレイをするためにお仲間まで連れてきていたのです。
主人公は一気に現実を叩きつけられます。
佐藤さんには不特定多数お相手がいる事はわかっていたはずなのに、セックス三昧の生活をしていたために、佐藤さんを独占できていたような錯覚に陥ってしまっていたのです。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
そこからは佐藤さんが3人の見知らぬ男達にオモチャにされる様子が描かれていきます。
あれだけ二人でセックスしまくった、、、つまり愛し合った(つもりの)女性が他人棒で感じまくるというNTR展開です。
でも、主人公には佐藤さんを独占する権利はないんですよね。
あっくんにアナルに挿入されて絶叫する佐藤さんが見てられません。
しかもアナルに挿入しているのは、マンコは別の男が挿入できるようにする為なのです。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
マンコとケツの穴とお口にそれぞれチンコを挿入され、せき込むほど喉奥で射精される佐藤さん。
主人公もドン引きするほどのオモチャ女っぷりです。
読み手としても、感情移入して可愛らしく見えていた佐藤さんが乱暴に扱われる様子は衝撃的です。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
結局主人公もこの5Pに加わるのですが、、、
印象的だったのがやるせなさをぶつけるように、佐藤さんとキスをしながら正常位で激しくやっているシーンです。
先ほど、知らない男がたっぷり射精したばかりの口にキスをする主人公。
このセックスには主人公の複雑な感情が現れています。
もしかしたら、、、もう少し早く真剣な交際をするという選択ができていたら、もしかしたら佐藤さんを独占できていたのかもしれません。
色んな解釈ができるとは思いますが、私には主人公の後悔と絶望感を感じました。
少なくとも錯覚で見えていた<自分だけに尽くしてくれる佐藤さん>はもうどこにもいなくなってしまったのです。
名作です。
最後にどんなオチが待っているのか、ぜひ本編を読んでみてください。
FANZAのページに他の方の口コミも投稿されていましたが、私も続編希望です。
出典:Cuvie「ウツボカズラ」後編
本作はCuvie先生の作品集への収録は確認できませんでした。
ですので、単話での配信になります。
先に書いていたように前編・後編の2話で、それぞれ220円ずつですので手には入りやすいです。
また、それぞれ冒頭8P立ち読み可能で、セックスシーンも読めますのでまずは試し読みしてみてください。
(価格は2024年10月24日時点のもの)
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3.隣のセックスの声をオカズにオナる地味女の漫画
最後に紹介するのはもものユーカ先生の「かわる」という作品です。
主人公と隣人の関係度:★★★
セックスの声の迷惑度:★☆☆
ヒロインの属性:地味女、オナニスト
追加要素:オナニーバレ、ネトリ
同級生のセックスの声をオカズにオナニーしちゃう女子の生態
本作が他の2作品と大きく異なるのが、主人公が女性である事です。
就活中の江藤 菜美(えとう なみ)という女子大生が主人公なのですが、その子の部屋に隣の部屋のセックスの声が聞こえてきちゃうわけです。
しかも隣の部屋でセックスしているのが・・・大学の同級生のカップル。
二人とも顔なじみで、女の子のほうが高校からの同級生・はなちゃん。
菜美から見ても華やかでお嬢様っぽい憧れの女子という感じの子です。
また、はなちゃんの彼氏である阿達(あだち)くんも、優しくてイケメンです。
菜美は阿達君に密かに憧れている様子もあります。
眼鏡をかけた菜美はちょっと野暮ったい部分もあり、いわゆる地味女というやつです。
仲は良いですが、キラキラしたはなちゃんにコンプレックスもあるようです。
出典:もものユーカ「かわる」
さて、同級生カップルのセックスの声が聞こえてきたら、女子はどんな行動をとるのでしょうか?
菜美の場合は、同級生の声とわかりつつ、セックスの声をオカズにオナニーをしてしまうのです。
「まだ来たばっかだよ?後でも・・・」
「ごはん食べてからしよーよ・・・あっ!!」
隣の部屋からはなちゃんの声が聞こえてきます。
まだセックスが始まる前から菜美のオマンコが濡れ濡れになっている描写があります。
マン毛モジャモジャのマンコからねっとりとしたマン汁がパンツのクロッチまで糸を引いて付着している描写がエロ過ぎますね。
いきなりオナニーシーンにいくのではなく、菜美の興奮度合いを描いているところが上手いです。
出典:もものユーカ「かわる」
菜美にとっては、二人のセックスをオカズにオナニーをする事が日課になっているのですよね。
隣の部屋は阿達くんが住んでいるのですが、冒頭ではなちゃんが阿達くんの部屋を訪れた時点で、頭の中では既にオナニーの事が浮かんでいたのでしょう。
はなちゃん阿達くんの家にきたのは久しぶり・・・というセリフもあるため、毎日しているわけではないようですが、少なくともオナニーが楽しみにはなっているようです。
「(終わってる・・・何してんだろ・・・)」
菜美の中には同級生のセックスをオカズにするという行為は最低ことという認識もあるようで、このオナニーへの罪悪感も色濃い様子です。
ただでさえ、オナニーに罪悪感を覚える女性もいるのでしょうがないでしょう。
ただ、ここで注目したいのが、菜美がしているのがクリオナではなく、指を膣に入れているという事です。
明らかに隣のセックスを意識したオナニーをしています。
罪悪感を持ちつつも、やめられないという女子のサガを感じます。
出典:もものユーカ「かわる」
隣のイケメンとのセックスを妄想した瞬間にオホ声でイク地味女
そして秀逸なのが菜美がイク瞬間のシーンです。
実は作者のもものユーカ先生は女性作家なんですが、エロ漫画でも一般漫画でも、女性作家が描く女子のオナニーってある傾向があると分析しています。
それは<あまり奇麗に描かない>という点と<女の子が精神的に興奮してイク>という点です。
もちろん上手い男性作家だと、この傾向を掴んで良いオナニーシーンを描いたりもするのですが、女性作家はそれをナチュラルにやっているイメージです。
では、上記の2点を意識して、まずは菜美がイク瞬間のシーンを見てみましょう。
「(わたしが阿達くんと・・・したら・・・どうなるのかな?)」
と、ここで「大丈夫?」と優しく声をかける阿達くんの表情を思い出す菜美。
「(わたしが阿達くんと・・・っ!!!)」
その瞬間、、、
ビクン!!
ピュっ!ピュっ!
「んおおおおお!!!!」
ケツの穴丸出しでいわゆるオホ声を出しながら菜美が痙攣イキしています。
マンコからは勢いよく愛液も吹いてます。
出典:もものユーカ「かわる」
まず、女性のオナニーを<あまり奇麗に描かない>という点についてですが、、、
女性にとってセックスでは可愛らしさが必要です。
なぜなら相手がいるからですね。
女性は常に可愛らしく見てもらいたいと考えている為、セックスの中にも見られている意識は残ります。
しかし、オナニーには相手がいないので可愛らしく振舞う必要がありません。
ただの性欲処理なので、情けない恰好になる事もある・・・だからこそ、漫画でも奇麗に描かないほうが生々しさが出るわけです。
そして<女の子が精神的に興奮してイク>ついて。
男性作家の場合、女性が肉体の快楽のみでイクという描写になり勝ちです。
それ自体は間違いとは言いません。
多くの男性が望むファンタジーでもありますから。
しかし、実際にはオナニーでイク為には精神的な昂りが必要です。
ですのでいいオナニーシーンでは、女子が何に興奮してイクのかちゃんと言及した表現になってます。
本作で菜美がイクシーンでは、阿達くんの優しい顔がカットインした瞬間にイクというのがポイントであり、非常にエロい描写となっています。
ここら辺はもものユーカ先生ならではの拘りでしょう。
付け加えるならばプシャーっと派手に潮吹きするのではなく、ピュッピュと<愛液が溢れ出す描写>にしているのも上手いですね。
やはり派手な潮吹きにしてしまう作家さんもいると思いますが、この愛液が溢れ出す描写には意味があります。
愛液の分泌とは女性の身体がセックスの相手を受け入れる準備をするという事です。
しかし、オナニーには何の生産性もありません。
何の生産性のない行為なのに、生理現象で子供も産むための準備をしてしまうという哀愁があるわけです。
オナニーしてるのがバレてた地味女の末路
さて、はなちゃんが急用で帰ってしまって置いてけぼりとなった阿達は菜美を部屋に誘い、焼き肉をごちそうします。
しかし、阿達の目的は他にあります。
「江藤さんは彼氏とかいるの?」
「え?いない・・・けど・・・」
「ふーん・・・だからいっつも」
「俺たちのセックス盗み聞きしてオナニーしてるんだ」
菜美がオナニーしている事はバレているんだという事を突きつける阿達。
隣の声が聞こえるという事は・・・当然逆も然りって事なんですね。
あんなオホ声を出してたらバレるでしょう。
オナニーがバレた瞬間の菜美の表情も良いですが、その後心臓の鼓動が速くなる菜美の焦りっぷりも面白いです。
出典:もものユーカ「かわる」
はなちゃんとのセックスが中途半端に終わった阿達は、以前よりオナニーしてるのがバレバレだった菜美を誘惑して性欲処理しちゃおうと考えていたのでした。
オナニーばバレた同様と、恋愛経験の少なさからなし崩し的にセックスする方向に運ばれてしまう菜美。
菜美が処女かどうかは言及されてませんが、チンコを初めてみるような素振りもあるので、処女の可能性もあります。
密かに妄想していた阿達とのセックスという事もあるかもしれませんが、イチイチ男のチンコに対する感動が大きいのがエロいです。
オナニーでずっとセックスを妄想してきた地味女の初セックスと考えると、かなりエロい描写です。
出典:もものユーカ「かわる」
特に好きなのが、菜美の下腹部に阿達のチンコがギチギチに収まってるシーンですね。
オナニーに生産性はありませんが、セックスには生産性があります。
本来収まるべき部位に収まるべき器官が収まったという感じで、ついにセックスしちゃった感があります。
出典:もものユーカ「かわる」
コンプレックスから解放されてマジイキする地味女
処女かはわかりませんが、少なくともセックスの経験は少なそうな菜美は加減を知りません。
口内射精をされれば最後の一滴まで精子を飲み干す菜美。
騎乗位でも積極的に上で動いてチンコをマンコでしごく菜美。
恥ずかしい恰好の体位もすんなり受け入れる菜美。
そのすべて、はなちゃんは阿達にやってくれない行為です。
出典:もものユーカ「かわる」
セックスに積極的でない女性は一定数います。
高校の頃からモテてたはなちゃんもおそらくそのタイプなのでしょう。
「はなちゃんとしないこと・・・もっとして・・・わたしとっ!」
はなちゃんの顔を思い浮かべながら、阿達と変態的なセックスに溺れる菜美。
煌びやかな存在であったはなちゃん以上に男に求められている事に菜美は快感を覚えているのです。
それが男にとってただの都合の良い性欲処理の女だと気付かず・・・
出典:もものユーカ「かわる」
「(わたしにもできるんだ)」
ブルっ・・・!
ぞわっ・・・!
「イっくぅぅぅ・・・!!!」
ビクン!!!
コンプレックスから解放された事を悟った瞬間にマジイキしてしまう菜美。
もちろん阿達に後背位でやられたからではありますが、やはりここも精神的に昂った事によるオーガズムと考えて良いでしょう。
ビュー!!
ビュルルっ!!
さらにここではオナニーの時以上に派手に潮を吹いてます。
これは解釈次第ではありますが、私は菜美がまともなセックスを超越してただの男の慰み物になってしまったと解釈しました。
オナニーをしてた時(セックスを妄想してた時)は男を受け入れるための生理現象だったのが、それとは関係ない派手な潮吹きをしたという事は必要以上の快感を得たからだと思うからです。
つまりセックスを妄想してた時は生産性のあるセックスに憧れていたのが、そこを飛び越えて単なる快楽の為のダッチワイフになった。
・・・男の性欲を解消するためだけの非生産的なセックスをする女になってしまったという事です。
出典:もものユーカ「かわる」
その後のオチはやはり本編をご確認いただければと思いますが、この作品も可能であればセックスに目覚めた菜美の続編を期待したいところです。
本作が収録された作品集の紹介(本作以外のオススメ作品)
本作「かわる」はもものユーカ先生の作品集「むきだし」に収録されています。
1,100円で7作品収録されていて、内容も濃い実用性の高い作品集です。
※しかも今なら2024/11/10まで半額のようです。
(価格は2024年10月24日時点のもの)
「むきだし」に収録されている他のオススメ作品もいくつか簡単に紹介したいと思います。
1つ目は清楚な彼女がしばらく会えなかった間にオナニーグッズを集めたり淫乱になってしまった話「春容」です。
彼女の職業が小説家なのですが、顔に似合わずオモチャや官能小説を集めているのが面白いですね。
セックスの際はいつも恥ずかしがってた彼女が、チンコをマンコで擦ってくれるほどエロい女になっているというギャップに興奮します。
出典:もものユーカ「春容」
2つ目は近所のエッチなお姉さんの計らいで、拘束された幼馴染の男子とセックスをしてしまう女子高生の話「貪欲の檻」です。
幼馴染をエッチなお姉さんに獲られないように、勇気をだしてセックスしてしまう女子高生が健気なんですが、、、
拘束されている幼馴染とお姉さんに文字通り挟まれて初セックスしちゃうというのがマニアックでエロいです。
また、幼馴染の事を想って普段からオナニーしてるのをお姉さんに見透かされているというのも好きなシーンです。
出典:もものユーカ「貪欲の檻」
3つ目は倦怠期を迎えた若妻が友達の紹介で知らない男子と4Pしちゃう話「淋しさの虜」です。
やはり倦怠期を迎えている女友達と、見知らぬ若い男二人との4Pセックスなのですが、なし崩し的にセックスをする事になってしまいます。
旦那にはやってもらえない刺激的なプレイで快楽の虜となり、屈服させられてしまう主人公の姿がエロいです。
しかも若い男達からはチョロい女と思われており、あくまでオナホ替わりとして扱われているのが救いがなくて良いですね。
出典:もものユーカ「淋しさの虜」
最後はこれも名作。
童貞を捨てる目的だけで付き合った地味系の初彼女に数年後再開する話「絶つ鳥」です。
向こうから告白してきたのを良い事に、童貞を捨てる事しか考えてなかった主人公が強引に初日にセックスしちゃうわけです。
これは男なら心当たりもあるでしょう(笑)
学生時代なんて童貞捨てたい、セックスしたいって事しか考えてません。
男女の駆け引きって、性搾取されるされないの瀬戸際の攻防のような面もありますからね。
主人公は6年前に彼女を快楽のために慰み物にして、その後別れてしまったわけですが、大人になってから偶然再会します。
ワンチャンいけるかも・・・と、再度元カノを誘うのですが、、、
これはみじめな想いをした女の復讐劇です。
やはり女性作家ならではの発想の作品で、非常に心に響きました。
まじで名作です。
出典:もものユーカ「絶つ鳥」
というわけで、もものユーカ先生の作品集「むきだし」は超オススメです。
FANZAで21ページ分立ち読みできますので、まずはそちらをご確認ください。
・かわる
・調教3P
・淋しさの虜
・柔らかくて、あたたかい
・春容
・満たされて、とろけたい
・絶つ鳥