出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
本日取り上げるエロ漫画はどじろー先生の話題作「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」です。
昨年、2025年年末に書下ろしを含む全7話が収録された単行本が発売された事を記念して、本作のエロ描写について考察・解説していきたいと思います。
エロ漫画には大きくわけると胸糞系やNTR系を代表とするバッドエンド方式の作品と、恋愛系やコメディ系などのハッピーエンド方式の作品があります。
一定の人気を誇る恋愛系ですが、まさに本作は恋愛系エロ漫画の超名作であると言って間違いないでしょう。
もっと言ったら、全ての恋愛系漫画の中でもレベルは高いです。
これは18禁という制約がある中で、むしろ青春の生々しさを表現できているというメリットもあるからです。
男女の恋愛は、性を抜きに語る事はできません。
だからこそ本作は恋愛漫画の金字塔だと言えるのです。
※記事の性質上、ある程度のネタバレを含む事をご了承ください。
※基本的には王道を行く青春恋愛ストリーではあるので、本作の本質は話の流れではなくセックスシーンにあります。
※ネタバレが気になる方は、記事途中でも良いので本編を先に読み、再び考察記事を見ていただくと幸いです。
漫画「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」とは?
まずは本作「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」とはどんな漫画なのでしょうか?
背景やストーリーの概要ご説明します。
2023年に第一話が発表され話題に!
本作のスタートは遡ること約3年前。
成人向け漫画雑誌COMIC快楽天の2023年5月号に第一話が掲載されたのが始まります。
第一話といっても最初から連作の予定はなく、あくまで単体のエロ漫画として発表されています。
その後、第一話のアナザーサイドストーリーである第二話が2023年1月号に掲載されます。
結局、その1・2話が話題になり、続編を望む声に推されてCOMIC快楽天 2025年6月号から4号連続での連載が決定。
おそらくはその時点で単行本化も決まっており、2025年12月25日に単行本が発売されたのです。

尚、お話はCOMIC快楽天に掲載された6話分で完結していますが、単行本化に際して新たに描きおろしとして後日談も付け加えられており、本記事で紹介している電子書籍にも全7話が収録されています。
そういった経緯から、第一話はどじろー先生が別途出している作品集「処女がサカっちゃだめですか?」にも重複して収録されてるんですよ。
なので、どじろー先生自身も連載につながるとは思ってなかったのではないでしょうか。
そこから単行本化までされているわけですから、如何に本作が多くの人の共感を得ている人気作かがわかります。

陰キャの処女と童貞がセックスしちゃう話
物語としては、クラスの誰とも馴染めなかった陰キャの男女が、セックスをしてしまうというお話です。
セックスの目的も、好きだからとかじゃなくて、ただ単にお互い処女と童貞を捨てる為です。
付き合ってるわけでも、彼氏彼女の関係でもない、友達同士がセックスをする事になってしまうわけですが、、、
陽キャならともかく、陰キャ同士というのがやはりエロいです。
別に同級生だって、みんな経験者なわけではないのですから、陰キャな二人が一気にクラスの皆を追い越した大人の体験をするという点もポイントです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
登場人物紹介
まずは本作の登場人物を紹介します。
処女の陰キャ女子・天野
本作のヒロインとなるのは、クラスの女子と馴染めない陰キャ女・天野結華(あまの ゆいか)です。
校舎の誰もこない最上階の階段踊り場で、一人でお昼ごはん・・・所謂、便所メシをしていましたが、それを陰キャ男子・上村に発見されてしまいます。
偶然にもお互い、ゲーム(モンハン系)をやっていた事から、友達になります。
明らかにオンライン系のゲームなのに、友達と一緒にプレイしたのも初めてという陰キャっぷりです。
背が低くスレンダーな体形をしており、顔も悪くありませんが、おしゃれや化粧をせず、性格もキツイ事もあって周りの男子からは敬遠されてます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
クラスの女子は恋愛話や、彼氏とのエッチの話などで盛り上がっていますが、天野はその価値観についていけず、休み時間も机に突っ伏して寝たフリをしています。
男ウケの事しか気にしていない女たちに嫌悪感もいだいており、陰ではボロクソに悪口を言ったりしています。
当然、天野本人は男性経験ゼロで処女です。
ただ、天野が恋愛話に興味を示さなかったのは、「女の性を受け入れられない」思春期女子特有の悩みのせいとも言えます。
そこら辺も後で解説していきます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
コミュ障の天野は、上村とも最初はギクシャクしていたようですが、物語がはじまった時点ではある程度の友達関係になっています。。
学校内で唯一話ができる相手として認めている様子で、上村の前ではクラスの女子の悪口を垂れ流してます。
前述した通り、性格的にキツイ面があり、上村が失言する度に睨んだり、手を出したりしてます。
そのツンツンしている感じが、逆に可愛かったりします。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
普段キツイ性格なだけに、エッチの時に顔を真っ赤にしたり、メスの表情になったりするのがギャップがあってエロいです。
陽キャのセフレ同士では味わえない陰キャセフレならではの可愛さがあります。
また、本性はツンデレなので、徐々に優しい一面も見えてきます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
童貞の陰キャ男子・上村
天野の相手となるのが、同じく学校に居場所のない陰キャ男子・上村暁人(うえむら あきと)です。
天野が先に便所メシをしていた階段踊り場に、上村も昼飯を食べに来た事で知り合いになります。
天野と違って、内心は「女子とゲームができる」事にテンションがあがっていた事も後々わかります。
そりゃ陰キャ男子なんて、3年間女子と一言もしゃべらないなんて当たり前ですから。
それが陰キャ女子とは言え、一緒にゲームができるなんて勝ち組でしかありません(笑)
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
当たり前のように女性経験ゼロの童貞ですが、ひょんなことから天野とセックスをする事になります。
天野とのセックス時に、天野の事を女子として可愛いと意識するようになり、セックス後に告白もしています。
女子とゲームができると単純にテンションが上がってた時とはまた別の、もう一段感上の「好き」という感情が明らかに芽生えています。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
基本的には純粋に天野ことが好きではありますが、それとは別にセックスのエロスに翻弄されている様子もあるのがリアルです。
例えばこんなモノローグがあります。
「(学校でセックスしている)」
「(制服のまま女子と)」
このモノローグからわかるように、天野への愛情というよりは、女子と学校でセックスしている背徳感に興奮しているのがわかりますね。
上村はおそらく相手が天野じゃなかったとしても、天野とのセックスと同じくらい興奮を覚えたことでしょう。
もっと言ったら、別の女子がセックスの相手だったら、その子の事を好きになっていたかもしれません。
だからと言って、上村が天野のこと好きになった気持ちが純愛ではないかというと、そうではないのです。
例えセックスから始まった恋だとして、天野が好きだという気持ちは本物です。
そこら辺の解説も後々していきます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セックスが先か?恋愛が先か?
それでは本作のエロ表現について解説・考察をしていきましょう。
まずは根幹となる初セックスのシーンからです。
キス禁止!告白禁止!処女喪失目的のセックス
セックスの定義とは何でしょうか?
色々ご意見はあると思いますが、やはり一般的にはマンコにチンコを挿入する行為がセックスであると言えます。
古い言い方でA(キス)、B(ペッティング)、C(セックス)という表現がありますが、多くの人が挿入したかどうかでC(セックス)へステップアップするという認識じゃないでしょうか。
本作ではクラスの女子トークにウンザリしていた天野が、自分が処女という区分けにいる事すらにもイラついて、さっさと処女を捨てるためにちょうどいい相手として上村を選びます。
「処女とか、そーいうのマジでめんどくさい」
「・・・から・・・早く捨てたいとは思ってる・・・」
女子トークがウザいなら、そもそも男とセックスするのは矛盾では?と、一見思いますが、そうじゃないんですね。
そもそもこの思春期の状態にいる事にイラついているので、そのレールからさっさと脱却したいという想いなのです。
なので、初セックスではキスも禁止だと天野から上村はクギを刺されます。
セックスしたからと言って、告白してくるのも禁止だと。
つまり、マンコにチンコを挿入したというセックスの既成事実が欲しいだけで、それ以外のものを求めていないのです。
そういう形だけのセックスというものもエロいですよね。
尚、前述した天野のセリフに対して上村がこんなセリフで天野を誘います。
「じっ・・・じゃぁ、あ・・・捨て・・・てみる・・・?」
「一緒に・・・なんて・・・な・・・は・・・は・・・」
「・・・別に・・・いいけど」
このようなセリフのやり取りで、二人がセックスする流れになるのも上手いです。
ポイントは天野自身が誘ったわけではないのに、きっかけは天野からだという事です。
天野も明らかに上村の反応待ちの空気を出してます。
後半で物語の中でも指摘されてますが、天野が<誘い待ち>でズルいのが、女子のリアルを描いてますね。
自分の言葉で傷つきたり、責任をとりたくないので、あくまで上村に誘われるのを待っているのです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
天野は形だけのセックスするはずが、処女と童貞の初セックスがそんなドライに済むわけがありません。
特に第一話では男子側の視点で描かれていますが、童貞が初セックスをする時の興奮度合いが実にうまく表現されています。
初めて見る女子の全裸。
初めて見る女子のオマンコ。
そして、チンチンを女子のオマンコに初めて挿入するという儀式にマックスで興奮している様子が描かれてます。
少なくともこの瞬間には上村の中で相手が天野である事よりも、女子とセックスできる事のほうが遥かに頭の中がいっぱいだったでしょう。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
マンコにチンコを入れる・・・セックスという行為の特別感を噛みしめるセリフもいい味を出してます。
「(すげえっ)」
「(セックスしてる俺)」
思春期の童貞の初セックスへの感動がよく出てるセリフです。
それくらい童貞にとって初セックスとは感動的な一大イベントなのです。
思春期の童貞って、いつか本当にセックスする日がくるのかなってずっと妄想してますからね。
ある意味、人生の中において、自分が誕生したのと同じレベルのイベントといえるでしょう。
なぜならセックスとは新たな命を産む事ができる行為だからです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セックスしたら好きになった
念願の初セックスをする上村ですが、童貞ならでは失敗も描かれます。
「(やばい・・・)」
「(あったかくて、やわらかくて・・・これが女のっ・・・)」
初めてのマンコの感触に挿入しただけで速攻で射精してしまうのです。
確かに初めてのマンコの感触って独特な感触です。
まあ、これに関しては逆にオナニーし過ぎで手の感覚に慣れ過ぎて初セックスでイケないという人もいますから、ケースバイケースですけどね。
そういう意味では、小柄な体形の天野のマンコは相当な名器だったという推察もできます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
一度は爆笑した天野ですが、改めて上村に感謝の言葉を述べます。
「ありがとね」
「わがまま付き合ってくれて」
「あとそっちも」
「おめでと、卒業」
この笑顔の描写も素晴らしいですね。
結局、上村はここで天野の事を完全に好きになってしまいます。
とは言え、ここはきっかけでしかないんですよね。
セックスの最中も天野の裸や天野の反応を見て「可愛い」という感情が芽生えてましたから。
要するにセックスをした事で相手の女性が余計愛おしくなり、好きになってしまったという事なんです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セックスしなかったら好きにならなかったか?
この問いは物語の中でも何度か問われてますが、私はセックスが先でも好きになるのが先でもどっちでもいいと思ってます。
別に人が人を好きになる理由なんて何でもいいんです。
例えば手が触れて意識したのがきっかけで好きになる人もいるでしょう。
意識してなかったのに相手に告られてから好きになる人もいます。
そこまで好きじゃないのに、付き合ったら好きになる事も。
要するに自分の世界に大なり小なり相手の存在が入り込んできた事がきっかけなんですね。
そういう意味で、セックスほど親密な男女のコミュニケーションはありませんから、セックスで好きになってもいいんです。
キス解禁の本当のセックス
セックスして好きなる・・・この兆候は天野側にも見て取れます。
再び勃起をしてしまった上村をおさめる為に、そのまま2回戦に突入するのですが、この2回戦では天野のガードもゆるくなってます。
「・・・やっぱキスしてもいい?」
「ま・・・まあ」
「そのほうが本当にセックスしたって感じする・・・かも・・・」
セックスを了承した時の「別にいいけど」と同じようなツンデレ口調ですが、天野もキスを了承しています。
もちろん、まだまだ上村の事を好きになったとは認めたわけではありませんが、ここから描かれる2回戦目のセックスは明らかに恋人同士のようなセックスになっています。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
初セックスは形としてのセックス・・・つまり挿入のみが目的でしたが、2回戦目ではキスの他、前戯も解禁してます。
初セックス時は天野が事前にローションを性器に塗ってましたが、上村にマンコを触られると自然に濡れてしまいます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
そして初セックスと同じく正常位でセックスをするのですが、、、
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!
「あっ!あっ!あっ!」
この時の天野が何とも可愛らしく描かれています。
愛おしそうに男のチンチンを受け入れるメスの表情になってます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
上村の中で、普段の天野がフラッシュバックして、目の前のセックスしてる天野とオーバーラップさせる演出がにくいです。
セックスしている姿にこそ、人間の本性は現れます。
これはセックスするまでは見れなかった天野の姿です。
これは形だけのセックスでは見れない姿であり、本当の意味でのセックスが出来た事を示しています。
所謂、男女の一線を越えた事も示唆しています。
昨今はセックスレスでも恋愛を謳歌しているカップルも多いそうですが、やはり男女はセックスを沢山してほしいです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
この2回戦目のセックス後の天野の反応が非常に素晴らしいです。
上村の射精をマンコで受け止めた(ゴムはつけてます)後に、、、
「うえ・・・むらぁ・・・」
と、甘い声を出しながら、あれだけ禁止していたキスを自ら求めていってます。
小さいコマですが、イチャイチャ系のエロ漫画表現の中でもトップクラスのエロさを感じました。
結局、禁止されていた告白もしてしまう上村。
天野は「キモい!」と拒絶しますが、、、
読んでる側からしたら天野がツンデレ以外何者でもないので、非常に微笑ましいです(笑)
こちらで第一話が終わりますが、もともと単話で考えられていたので、ここまででもお話としては区切りがいいです。
ただ、素直になれない天野という部分を膨らませて三話以降が描かれていきます。
その前に第二話では初セックスを天野視点で描いています。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セックスで直面する女の性
続いて、第一話のアナザーサイドストーリーとして、初体験を女子側から描いた第二話の表現も見ていきましょう。
特に第二話では第一話との比較が肝になってきます。
女子側からみた初体験
ただただ形だけのセックスに拘っていた様子の天野でしたが、実はセックスをとても意識していた様子が描かれます。
「(違うからこれは・・・)」
「(本当に面倒だから早く処女捨てたいと思ってて)」
「(そこにたまたまちょうどいいのがいただけで)」
心の中で言い訳をいいながら、上村の為に生まれて初めての化粧をする様子が描かれていますが、、、
ここでクラスの女子たちが放っているイイ匂いが自分からもする事に気付く描写があります。
「(クラスのみんなからする匂い・・・)」
「(いい匂いなのに何故かイライラする匂い・・・)」
「(女の匂い・・・)」
化粧水やファンデの匂いを「女の匂い」とまとめたのはさすがです。
実は天野は大人になる過程で、自分が性的な存在になる事を受け入れられていない事がこのシーンからも伝わってきます。
少女は子供の内は男子とそう大して変わりません。
ところが大人になるという事はセックスをして子供を産める体になる事を意味します。
確かに男子も大人になってセックスをしますが、女性は妊娠というリスクがあったり、そもそも社会的には性的な搾取をされるリスクが男性よりも格段に大きいです。
行き過ぎたジェンダー平等思想では、ここら辺は無視される傾向がありますが、ハッキリいいましょう。
女はエロい存在なのです。
男は女にエロさを感じるからセックスする事ができて、そして子供を授かってもらえます。
つまり大人の女は自身のエロさで男を射精させているのです。
とは言え、性的搾取が仕方ないという意味ではありません。
例えばアスリートの性的画像などは規制されるべきでしょう。
しかし、女とエロスの関係を無視すると本質が見失われます。
実際、思春期の少女も「大人の女の性」をどこかで受け入れないといけないと深層心理では感じており、その事を受け入れがたい人はイライラする原因にもなっているわけです。
天野はまさにこのタイプであると言えるでしょう。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
男子側は「うまくセックスできるか」くらいしか考えてませんが、女子ならではの悩みも描かれます。
相手は自分の身体にちゃんと興奮してくれるのだろうか?
ムダ毛の処理はすべきだったのだろうか?
ムダ毛処理の件はベタかもしれませんが、演出としては非常に効果的ですね。
思春期男子にこういう事考える余裕はありませんから、女子特有といえるでしょう。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
また、初セックスで即イキした上村の事を笑っていた天野ですが、、、
「(射精してくれたんだ)」
「(私の体で・・・)」
と、実はほっとしていたというモノローグも描かれています。
化粧もした事ない女子が、女として受け入れられた、女として価値があった事を実感した良いシーンですね。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
性と向き合えない少女
とはいえ、ここですぐに「大人の女の性」を受け入れられるだけの素直さは天野にはありません。
これは2回戦目のセックスに色濃く表れてます。
上村が自分を女として受け入れられた事に喜びを感じつつも、それだとクラスの女子たちと一緒になってしまう事がどうしても受け入れられません。
クラスの女子達と一緒、、、つまり「大人の女の性」を受け付けられないわけですね。
しかし、上村の優しさも感じており、素直になれない自分にも嫌気がさしています。
そんな天野がセックス中に自虐的に語るモノローグがあります。
「あんたはただ・・・私で気持ちよくなってりゃいいの・・・!!」
この時、合体した性器がアップで描かれいる事から明らかですが、天野は自分のマンコの存在を意識しています。
つまり自分にはマンコという射精の受け皿が存在しており、男を射精させる道具だと自虐的になっているのです。
ちなみにモザイクは当サイトの自主規制で、本編ではディケイド修正で結構リアルなマンコが描かれてます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
「(出して、上村)」
「(私の中で)」
「(いけ)」
「(全部出せ)」
「(出せっ・・・)」
自虐的になる事で強引に「大人の女の性」を受け入れようとしていますが、この考えも間違っています。
「大人の女の性」を受け入れるのは、何もそこまで自分を卑下する事ではありません。
ちなみに第一話の対比で、ここでも女子側からも普段の男子の姿をフラッシュバックさせてる演出があります。
こういった対比演出も上手いですね。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
素直になれない乙女心とセックス
第三話以降では素直になれない天野と、なし崩し的にセックスをしてしまう背徳的な関係の二人が描かれています。
続いてはそちらのエロシーンについて解説・考察をしていきます。
友達同士でセックスする陰キャ
第一話のラストで告白もされ、明らかに天野側も上村を意識しはじめますが、素直になれません。
これは第二話で描かれたように、天野の中でクラスの女子と一緒にされたたくない葛藤・・・つまり「大人の女の性」を受け入れがたい感情が邪魔しているからです。
「・・・とにかく普通に!」
「普通の友達みたいにしろって言ってんの!」
あくまで付き合う事を拒否する天野ですが、上村からの返答にハッとするシーンもあります。
「俺たちって友達なのか・・・?」
「セックスって、友達でもすんの・・・?」
天野にとっても上村とのセックスは特別な経験であり、上村とは特別な関係になった事は当然わかっているのです。
友達同士というのが無理があるのですが、素直になれないのと、自分の感情が丸裸にされてしまうのを極度に怖がっているのが伝わってきます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
そんな天野も、実は上村に会う時は前髪を気にしたり、徐々に女の子っぽく変貌していってるのが描かれています。
そして上村から迫られて、股間を触られた際に、、、
じゅわ・・・
マンコが一気に濡れる様が描かれています。
こういう濡れる描写は中々一般の恋愛漫画ではやりにくいので、エロ恋愛漫画だからこその描写で好きです。
でも実際の女性は、好きな人とのデート中にも濡れる事があります。
こういう性的なシーンを描ける方が、真の恋愛漫画として成立するのではないかというのが私の持論です。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
結局、上村からの押しに負けて、セックスを許してしまう天野なのですが、、、
この時の立ちバックを誘う姿が非常にエロいです。
理由としては校舎内で寝転んだら汚れるから、、、なのですが、立ちバックにつなげるには良い理由ですね。
また、後ろからやられる体位という点が、前話で自虐的になっていた事ともつながっているとも読み取れます。
まるで「私のマンコを使いなさい」と言わんばかりの姿です。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
好きだと言われて興奮する少女
また、天野が素直になっていく過程で、こんなシーンも描かれています。
セックス中に好きだと言われて、非常に興奮してしまうシーンです。
「好き・・・」
「天野・・・好きだ・・・」
パン!パン!パン!
「なっ・・・待っ・・・」
「今そういうこと・・・んあっ」
立ちバック中に好き好き連呼された天野ですが、、、
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
「あっ・・・だっめ私」
「んんっ・・・」
キュンっ!キュンっ!キュンっ!
好きと言われた事でマンコがキュンキュンしてしまう様子が描かれています。
おそらくは天野自身がイク寸前だったと思われますが、ここでは先に上村が射精してイキそびれているようです。
いずれにせよ、実はセックスにおいて相思相愛である事は相性抜群のスパイスである事が示唆されています。
愛情が盛り上がっている相手とのセックスは身体が触れ合ってるだけでも気持ちよくなってしまいます。
逆にお金を払ってセックスしたはいいが、相手がノリ気でなければ気持ちよさも半減です。
セックスにも色んな趣向がありますが、やはり王道としては愛し合うセックスです。
人を愛する上で、実はセックスは切り離せない行為なのです。
そういう意味でプラトニックラブなど存在しないのです。
愛しているならセックスする一択です。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
初めてイク為にセックスする少女
先ほどのシーンで天野がイキそびれたのは、その次の騎乗位シーンでのセリフから明らかです。
「・・・早・・・い・・・んだよ」
「いつもいつも・・・」
つまり、先ほどは天野はイク寸前だったのに、上村が先にイってしまったって事ですね。
自分の事を好きだと言う癖に、自分だけ気持ちよくなるセックスをする上村に対して怒りの姿勢を見せています。
が、、、そんな事は言い分けで、結局は天野自身のセックスしたかっただけなのです。
こちらのシーンでは初めて天野側が男を襲うようにセックスする姿が描かれてます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
「うあっ!やばいって!天野それ」
「出る・・・また出る・・・」
「だから我慢しろって・・・」
「こ・・・の・・・」
「私も・・・もう・・・」
びゅるるる!!
ビクン!ビクン!ビクン!
こちらのシーンではギリギリ間に合った天野がセックスで初めてイってる様子が描かれてます。
セックスに対して一歩踏み込めた、きっかけのシーンでもあります。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
ただ、その後も天野は恋愛感情を認める事ができず、上村とはセックスする友達の関係を続けてしまいます。
セックスシーンのボリュームは連載物とあってさすがですね。
ここら辺も恋愛の切なさを感じる流れであると共に、、、
性を受け入れられず、むしろただのダッチワイフ化しているのが何とも背徳的です。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セックスを思い出しながらオナニーする少女
また、天野が学校から帰った後に上村とのセックスをオカズに思い出しオナニーをしてイクシーンもあります。
この時のオナニーがケツを突き出した後背位スタイルなのも意味深ですね。
また、この時のオカズでは上村から好きと言われているシーンを思い返しています。
好きと言われる・・・自分が女として受け入れられた事の悦びを徐々に噛みしめているのがわかります。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
女に産まれた悦びとセックス
恋愛ストーリーとして紆余曲折あった後、結局は天野は上村の愛情を受け入れて、愛し合うセックスをする事になります。
そこまで至る流れは本記事の趣旨とは異なりますので、そこら辺は作品を読んでお楽しみください。
本章では愛し合うセックスによって開眼する女に産まれた悦びについて解説・考察します。
女である事を自覚した少女のセックス
上村の愛情、、、そして自分も上村の事が好きだと認めた後のセックスは、相思相愛の真のセックスとして描かれています。
例えばこちらのシーン。
上村の勃起したチンコの硬さに驚愕している天野が描かれています。
初セックスの時にも自分で射精してくれたことにホッコリする描写がありますが、硬さに言及しているのはここが初です。
勃起の硬さ・・・つまり自分を求めている愛情の強さを感じている名シーンです。
ここで上手いのが、クラスの女子のあのウザトークがカットインしてくる所です。
これはクラスの女子で早めに初体験を済ませた女子が何話も前に言ってたセリフです。
天野にとってはウザい女子トークだったのが、この時のセックスの状況に上手くハマるのです。
「すごいんだよ、もう目が血走ってて」
「でもかわいくてさぁ~」
「ちょっと触っただけであんな大きくなって」
「そういうの満たされちゃうんだよね」
「キュンキュンしちゃう」
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セリフは最後にこう綴られてます。
「アタシって女なんだな~って・・・」
「女なんだな」の部分で、パンツを脱がされた天野の濡れ濡れマンコが描かれてます。
好きな男とのセックスに興奮してマンコを濡らしている様子はまさに女そのものです。
かつてウザがっていた女子トークと、天野のセックスがシンクロした所で、天野が「大人の女の性」を受け入れた事を表現しています。
正直言って、広く恋愛漫画を見てきた中でもトップクラスの演出だと思いますよ。
「大人の女の性」を受け入れるというのは、何も自虐的になれ、性搾取を容認しろって話じゃないんです。
大人の女がエロい存在である事を認めながら、その上でエロを恋愛と切り離さず、愛で満たされる事なんです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
挿入した感触だけで男女同時イキ
女である事を自覚した後の挿入シーンが壮絶です。
これまで何回も上村のチンコを挿入されてきた天野ですが、、、
この時の天野の表情や身体の反応は素晴らしいです。
どじろー先生の高い画力に支えられて可能となる表現ですね。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
尚、この時上村も変化を感じています。
「(うぁ)」
「(なんか今までと全然・・・)」
感情が大きく変化したのは天野だけのはずですが、それがマンコから伝わっているのです。
萌えるように愛し合うセックスをした方ならご存知だと思いますが、女性のマンコは感情で変わります。
本気で好き同士の女性とセックスをした際、マンコが私の脚の上に乗ってるだけで、脚が気持ちよくなった事があります。
愛し合う男女がチンコをマンコで包み、マンコをチンコで満たす時、、、その時に真のセックスができるのです。
ここの挿入シーンは真のセックスを経験済みの作者しか描けない描写でしょう。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
また、奇しくも初体験時と同じく、上村は挿入しただけで射精してしまいます。
しかし今回は笑われてしまった早漏っぷりとはわけが違います。
今回は天野もイってしまったからです。
挿入しただけで男女同時イキするという、エロ漫画史上でも稀なシーンです。
これをいきなり描いてもチープになってしまうでしょう。
しかし、数話をかけて女子の内面を丁寧に描いた本作だからこそ、説得力があります。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
セックスしまくる相思相愛の男女
その後は二人のセックスとピロートークがたっぷりと描かれてます。
これまでなかった体位では、特に寝バックの描写がエロいですね。
体重をかけてチンコを奥まで押し込まれて、脚をバタバタさせて悶絶する天野が描かれています。
上村も我慢できず射精して、男女同時イキしてます。
寝バックでイってる姿は恋愛漫画のヒロインにしてはハシタナイ恰好ですが、実際の恋愛でもそんなもんですから。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
また、最後はラブラブ対面座位で抱き合いながらの男女同時イキです。
この時は上村の射精の感覚が、天野にもマンコを介して駆け上ってくる描写があります。
そしてイった後も強く抱きしめ合ってます。
これぞ愛し合う男女の本当の姿だと言わんばかりのシーンです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
同棲カップルのリアルな中出し事情
第六話で一旦完結した本作ですが、単行本化する際に後日談として第七話が書き下ろされてます。
第七話では社会人になって同棲カップルとなった二人の、また一歩進んだリアルなセックスを描かれています。
同棲した大人のセックス事情
実家暮らしの学生同士ならそうはいきませんが、一人暮らしの社会人カップルならデートの度にセックスするのは珍しくありません。
週末に会っているとして、週1セックスといったところでしょうか。
もしも同棲しているカップルなら、それこそいつでもセックスできる環境でなので、セックスの頻度は週に2、3回とかでしょう。
テレビを見てる時、、、ゲームをしている時、、、どちらかが興奮したらセックスを始めちゃうのが同棲カップルです。
むしろ結婚して家庭を築いてからよりも、この頃の男女のほうがセックスの頻度は多いかもしれませんね。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
そんな中で、避妊についても徐々に甘くなっていくのもアルアルです。
あまりにセックスを続けていると、ついつい生でやってみたくなります。
そもそも同棲しているのでお互いに結婚を意識しているので、判断が甘くなるのもあります。
第七話でもそんな二人が描かれてます。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
真のセックスのその先!初めての中出し
ゴム無しの人生初生挿入でも、第六話の真のセックスに迫るような挿入描写が描かれてます。
実際、生の挿入は段違いに気持ちいいですが、相思相愛×生挿入が一番気持ちいいです。
愛し合うセックスこそ真のセックスと語りましたが、それでも避妊をしているのはセックスの本当の目的からは逃げています。
愛し合う人との中出し子作りセックスこそ、真のセックスのその先のセックスだと言えます。
ただ、それも子作りと割り切ってセックスする仮面夫婦のセックスとはまた違います。
あくまで愛し合っているのが重要です。
それこそ、同棲段階なのに子作りを意識して生挿入しちゃうというのがポイントですね。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
そしてここでも上村が3度目の即イキをやらかしてます(笑)
一度目は大笑いし、二度目は一緒にイってしまった天野ですが、この3度目ではまた違う反応を示してます。
ぜひそちらは本編でお楽しみください。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
子作りセックスをしまくる二人
一度中出ししてしまった二人はストッパーが外れて、中出しセックスを続けます。
無責任中出しとは違って、赤ちゃんできたら責任とる事を前提とした中出しセックスなので、これはこれでエロいです。
便所メシしてた陰キャ女子の天野の子宮の中に、子作り前提で大量の精子が流れ込む様子は感慨深いです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
天野も中出しされながらかなりエロいイキっぷりを見せてます。
「あ・・・だめ、これ」
「私もっ・・・」
「イっク・・・!!」
ピーーーン!!
ビクっ!
ビクっ!
ビクビクしながら足ピンイキする天野。
これまで何度も上村にイカされてきた天野がイクと言うワードを使ったのは実はここが初めてです。
学生時代は恥ずかしくてそんなワードは言えなかったわけですが、セックスに慣れてきた大人になった天野の姿をさりげなく表現しているセリフです。
また、右下に時計の表示を描く事で、さりげなく深夜なのにセックスしまくってる様子を表現しているのも上手いです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
これまでの天野と変わってない部分で言えば、こんなセリフがあります。
「そっ・・・そんなにしたら」
「ホントにできちゃうかもよ・・・?」
ゴムをつけない事を提案したのは天野なのに、子供ができる事を暗に上村のせいにしようとしている、相変わらずの逃げセリフです。
まあ、半分冗談っぽく言ってるのですが。
しかし、そんな天野の扱い方に慣れた上村が問答無用にキスをしてセックスを続けているのも、二人の成長の証です。
エロ漫画のアフターストーリーとしては、申し分ない出来ですね。
気持を見透かされたように、キスで口を塞がれた時の天野の表情もエロいです。
出典:どじろー「陰キャ同士のセックスが一番エロいよね」
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
生々しい性表現から逃げずに描ける分、一般の恋愛漫画では描きにくい側面から描く事ができた名作恋愛漫画だと思います。
エロさもさることながら、その恋愛模様の甘酸っぱさや、セックスとは何かという本質まで深読みできる作品です。
全7話収録で1,540円と相応な価格ですが、やはり書下ろしが読める分、単話購入より単行本がオススメですね。
(価格は2026年3月24日時点のもの)
FANZAでは各話冒頭部分がトータル78ページ分立ち読みできます。
立ち読みですと、当サイトと同じくモザイク修正になってますが、購入本編はディケイド修正でマンコもほぼ見れます。
















































