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【官能小説】となりの樋口さん 第9話 「クチマンコ」

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僕は樋口さんに覆いかぶさったまま、彼女の髪の匂いを嗅いでみた。

クンクンクン・・・

すごくいい匂いだ。
綺麗な女性とすれ違うとき、漂ってくる匂い。
あの匂いだ。

クンクンクン・・・

僕は今、女の子に抱きつき、髪の匂いを嗅いでいる。
生まれて初めての経験。
女の子の胸が、自分の胸にあたっているとき、こんな感触なんだ。
髪は、こんなにいい匂いがするんだ。
そして、体はこんなに温かいんだ。
すべてが新鮮な感覚だった。

「・・・んん」

「!!!」

バっ!

樋口さんが呻き声を出した瞬間、僕は咄嗟に飛び起きた。
まずい!
起きてしまったか?

・・・どうやら大丈夫なようだ。
しかし、さすがに体重をかけすぎたかもしれない。
こんな事をしてるって、気づかれたらすべてが終わる。
僕も少し酔ってはいたが、一気に冷めていく感覚を覚えた。

「ん・・・」

ゴロン

寝返りをうつ、樋口さん。
このままではいけない。
冷たいフローリングの上で、風を引いてしまう。
僕はようやく冷静になってきた。

「樋口さん!樋口さん!」

僕は樋口さんの肩をかるくゆすってみた。
しかし、樋口さんは一向に起きる気配はない。
バイトのせいか、だいぶ疲れていたのだろう。

どうする?
とりあえず床の上はダメだ。

・・・こうするしかないか。

僕は今度は樋口さんの両脇に腕を通し、抱きついた。
今度はいやらしい目的ではない。
そのまま、樋口さんの上半身をぐいっと持ち上げる。
とにかく、寝るならベッドの上で寝てもらおう。

グイっ

樋口さんはダランとしていて、まったく力が入っていない。

(これは思ったより重いぞ)

とりあえず上半身は持ち上げられたが、全身を持ち上げるには、僕は非力なようだ。

(・・・よいしょ!)

そのまま樋口さんを引っ張り、ベッドのほうまで引きずる。

ドサっ

なんとか、樋口さんをベッドの場所まで誘導する事ができた。
全身をベッドの上に乗せれたわけではないが、上半身だけベッドにもたれかかるような姿勢になっている。

(ふぅ・・・あとは足だな)
(・・・!!)

樋口さんの顔を見て一瞬固まる。

樋口さんはベッドに仰け反るような姿勢でもたれかかっている。
そのため、口が大きく開いてしまっているのだ。
よく、電車の中で寝てしまっている女性が、天井を仰ぎながら口を大きく開けているが、あれと同じ状態だ。

大きく開いた口が、なぜかとてもいやらしく見える。

ぐにゃ・・・

一度冷静になった僕の理性が、再びひしゃげていく。

「・・・」

ジー

僕は自分のズボンのチャックを下ろすと、固く固く勃起したチンコを外にだした。

そして、、、

大きく開いた樋口さんの口のすぐそばに、自分のチンコの先を近づけた。
むろん、このまま入れるわけではない。
そんな事をする勇気はないし、さすがに起きてしまうだろう。

というか、今の状況でもかなりヤバイ。
もしこの瞬間、樋口さんが目を開いたら?
どんな言い逃れもできない。

ドクン!
ドクン!

心臓の鼓動が大きくなる。
樋口さんの可愛らしい口に、そのままチンコを突っ込むところを想像する。
僕のチンコは我慢汁まみれでヌルヌルだ。

(もう我慢できない!)

シコシコ・・・
シコシコシコシコ

僕は、樋口さんの口に触れるか触れないかの近距離で、オナニーを始めた。

シコシコシコシコ
シコシコシコシコ

(樋口さん!好きだ!樋口さん!)

樋口さんの口に近づけるには、両足を大きく開いてガニ股の中腰になる必要があり、なかなか辛い姿勢だった。

シコシコシコシコ
シコシコシコシコ

いっその事、口の中にチンコを入れてみたい。
しかし、それはできない。
それでも、十分背徳的な行為だ。

僕は、好きな女性の目の前でオナニーをしている。
しかも、大きく開けた口めがけて、チンコをしごいている。

樋口さんとは恋人同士でも何でもなく、普通ならばこんな行為をしようと思わなかったはずだ。
でも、毎日毎日、となりの部屋同士で、同時にオナニーをしているうちに、僕の感覚は麻痺していたのだろう。
樋口さんのオナニー声を聞きながら、樋口さんとセックスするところを妄想してオナニーをしていた。
当然、妄想の中ではフェラチオをしてもらった事もある。
樋口さんの口の中に、びっくりするくらい大量の精子を射精するのだ。

シコシコシコシコ
シコシコシコシコ

このままだと、妄想ではなく、本当に樋口さんの口の中に射精してしまいそうだ。
チンコの先は、まっすぐ樋口さんの口をめがけているし、樋口さんはパカっと大きく口を開いている。

シコシコシコシコ
シコシコシコシコ

(イ・・・イク・・・)

シコシコシコシコ
シコシコシコシコ

「樋口さん・・・!!」

ドピュっ!
ドピュっ!
ドピュっ!

・・・僕はイク瞬間、わざと声を出してイッた。
声を出したら、樋口さんが起きるかもしれない。
幸い、樋口さんは起きなかったが、僕は危険を冒してでも、樋口さんの名前を呼びながらイキたかったのだ。

ドロ・・・

そして、、、

最終的に、僕の理性が勝った。
樋口さんの口の中に精子が入る寸前、僕は左手をチンコの前に出し、精子をさえぎった。
しかし、大量の精子は手の中におさまるわけもなく、ドロリと垂れ落ちていく。

ポタ・・ポタ・・

垂れ落ちた精子は、樋口さんの首筋やシャツの胸のあたりにべっとりとついている。

(まずい・・・)

僕がティッシュを取りに行こうとした、その瞬間、、、

「んんん・・・」

ムクリ

「!!!」

樋口さんが目を開き、体を起こした。

キョロキョロ

あたりを見渡す樋口さん。
少し寝ぼけたような様子だ。
そして、、、

ゴソゴソ・・・

樋口さんは自らベッドの上の、掛け布団の中に潜り込んでいってしまった。

(・・・ふぅ)

僕は心臓が止まるかと思った。
しかし、なんとか事なきを得たようだ。

樋口さんはベッドに潜り込み、完全に寝てしまった。
僕の精子がついたままだが、もう、それをどうにかする気力は残っていなかった。
もう、夜明けも近い時間だ。

・・・

僕はいつの間にか床の上で眠ってしまっていた。

バタン!

玄関が閉まる音で目を覚ます。
窓からは日光差し込んでいて、もうすっかり朝だ。

ベッドのほうを見ると、もう樋口さんの姿はなかった。
代わりに、テーブルの上の書置きを発見した。

「昨日はありがとう、帰ります 樋口」

樋口さんはこれを残して、ついさっき出て行ったようだ。
僕の体には、樋口さんが使っていた掛け布団がかけられていた。

(暖かい・・・)

まだぬくもりのようなものが残っている。
そして、昨日嗅いだ、樋口さんの匂いも残ってる。

クンクンクン・・・

樋口さんの匂い。
そして、うっすらと僕の精子の匂いも混じっている。

「樋口さん・・・」

シコシコシコシコ
シコシコシコシコ

僕はズボンを脱ぐと、布団の中でオナニーを始めた。

「うっ・・・!!」

ドピュっ!
ドピュっ!
ドピュっ!

僕は、布団の中で、樋口さんをオカズに何度も何度もオナニーをした。
射精するときは、いつもはティッシュで精子をうけとめる。
しかし、今回は布団が汚れるのもかまわず、布団に何度も射精した。

どれくらいオナニーをしていただろう。
気がつくと、オナニーに疲れて再び眠っていた。
次に気がついたのは、その日の夜だった。

===続く===

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