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【官能小説】となりの樋口さん 第15話 「オナニー中毒」

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僕は樋口さんを隠し撮りすべく、学校内でチャンスを伺った。
同じ授業を受けている時は、教室の端から彼女を監視し、違う授業の時は外から教室の入口を見張った。
当然、自分の授業はサボった。

なんてことだ、、、
これじゃ完全にストーカーだ。

しかし、その罪悪感に見合っただけのチャンスはなかなか訪れない。
学校で、人気のないところに移動する事など、そうそう無い。
夕方になって、人が少なくなるのを僕は待った。

・・・

日もだいぶ暮れてきた頃。
チャンスは訪れた。

図書館でテスト勉強をしていた様子の樋口さん。
席を立つと、家に帰るでもなく、キャンパスの奥の方へと歩いていく。
この方角は、、、旧体育館のほうだ。

うちの大学は山を切り開いたところに存在し、敷地はかなり広い。
旧体育館というのは、取り壊しが決定されている建物で、来年には研究室などを建設するらしい。
現在でも、昼間の授業で使用される事があるようなのだが、サークル活動などは別の新しい設備の体育館のほうを使用されている。
そのため、基本的には人気がない。
当然、こんな夕方にはほとんど人がおらず、誰ともすれ違わない。
僕は気づかれないように、遠巻きに樋口さんを追った。

人気がないのはよいのだが、、、
逆に、なんで樋口さんはこんなところに来たのだろうか?
僕は当初の目的の隠し撮りよりも、その事への興味がわいてきてしまった。

樋口さんは旧体育館にたどり着くと、そのまま中に入っていってしまった。
僕も、少しタイミングをずらしてから、同じく中に入る。

静かだ。
誰もいないのだろう。
僕は最新の注意を払って、足音を立てないように慎重に移動する。
というか、こんなところで樋口さんと鉢合わせたら、完全に怪しまれるぞ、、、

コツコツコツ

いた。
樋口さんだ。

樋口さんは体育館の端にある、体育用具室へ向かっていた。

ガラガラガラ

入口の前で、少しキョロキョロとするような素振りを見せると、そのまま用具室へと消えていった。

???

体育館自体は灯りはついているが、用具室の中に灯りを付けた様子はない。
ほとんど真っ暗なはずだが、、、何をしてるんだ!?

5分・・・
10分・・・

しばらく待っても樋口さんが出てくる気配はない。

30分・・・

ガラガラガラ

30分ほどして、ようやく樋口さんが出てくる。
現在の時刻は5時半。
あまり遅くなると、管理人に施錠されるのじゃないかとヒヤヒヤしたが、まだ大丈夫なようだ。

僕は樋口さんに見つからないように、足早に体育館から外に出て、物陰に隠れた。
そして、樋口さんが帰っていくのを確認した後、再び体育館に戻り、体育用具室の中を確認した。

カチ

用具室内の灯りをつける。
電気が壊れていたわけでもないようだ。

体育用具室内は、マットや跳び箱など、様々な用具がぎっしりと詰まっている。
まあ、最近は大学の授業などでも、こういった道具は使わないだろうから、ほぼ放置されているのだろう。
少し埃っぽくもあるし、ちょっと肌寒い。

こんなところで、灯りもつけずに何を・・・

そして次の日も、僕は樋口さんを尾行した。
樋口さんは前日とほぼ同じような時間に、やはり同じような行動をとった。
その日は直前まで授業を受けていたようだったが、やはり旧体育館へ向かったのだ。

これは・・・まさか!
僕の中で、ある確信めいたものが芽生え始めた。

樋口さんは学校でオナニーをしているのではないか?

確かに・・・
あれだけ毎日オナニーをしていた樋口さんが、あの日からパったりとしなくなったのだ。
恥ずかしくて我慢していたと思っていたが、そもそも我慢なんてできるものなのだろうか?
もう、オナニーをしなくなって、3週間は経っているはずだ。
あの樋口さんが、3週間もオナニーしないなんて、ありえるか?
ありえないだろう。

・・・

そして3日目。
僕は事の真相を確かめるため、ある計画を思いついた。

===続く===

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