出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
今回は久しぶりに<理不尽に中出しをされる女達シリーズ>をやります。
前回から1年以上経っているので、本当に久しぶりです。
今回で第14弾となります。
今回理不尽に中出しされる女について
女性が如何に理不尽に中出しをされるのか、そのシチュエーションに拘った名作エロ漫画を解説・考察する企画<理不尽に中出しをされる女達シリーズ>ですが、まずは今回取り上げる作品について概要を説明します。
今回はあいの智絵先生の2作品を取り上げます。
10年間ずっと催眠術をかけられてた女
まずメインとなるのは、あいの智絵先生の「無意識の淫辱」という作品です。
催眠術により、理不尽に中出しをされてしまうシチュエーションについては、これまでも取り上げた事はあります。
しかし、その催眠術にかかっている時間が異常に長かったらどうなるのでしょう?
しかもその間に子供まで産まされていたのに、ずっと旦那との子供だと騙されていたとしたら?
催眠術という、物理的に防御できない方法で理不尽に中出しされまくっていた女の話です。
エロいと共に、孕ませ要素もあり、非常に鬼畜な作品となっています。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
結婚という「中出し許可証」を行使される女
本シリーズで紹介する作品は基本的に1記事で1作品なのですが、同じくあいの智絵先生の作品で見逃せないものがあったので紹介するに至りました。
2作品目は「スリカエ」という作品で、1作品目と同じ作品集に収録されています。
こちらの作品では撮影した人物の履歴書や婚姻届けなどを書き換えて、現実世界に影響を及ぼせるアプリが登場します。
このアプリを利用して、女性の夫にすり替わり、夫婦生活としてセックスをする男の話です。
私は以前より、結婚とはセックス許可証であると訴えていますが、もっと言ったら中出し許可証でもあるわけですね。
夫婦であれば、中出しを要求するのは合法的ですからね。
本作ではその中出し許可証を赤の他人の男に奪われてしまうという秀逸な設定が描かれています。
1作目とともに、夫婦関係というものを悪用された例ですが、こちらの作品はその部分をより強調した内容です。
出典: あいの智絵「スリカエ」
10年も催眠術をかけられ子供まで産まされていた女
それでは、あいの智絵先生「無意識の淫辱」のエロ表現について解説・考察していきます。
通常はオチまでは隠した上で解説していますが、本作はオチこそが最大のオカズポイントの為、ネタバレが嫌な人はご注意ください。
また、仮にネタバレがあったとしても、非常にエロい作品なのは間違いないです。
犠牲者は土方で働く元ヤンのシングルマザー
まず、本作で犠牲になる女性のステータスを説明します。
中出しされる主人公は、建設現場で働く元ヤンのシングルマザー・鬼頭リカ(きとう りか)です。
元ヤンだけあって気も強く、職場でも怖がられてます。
作中で言及されてませんが、年齢は27歳か28歳と思われます。
旦那とは別居中で、3人の子供を一人で育てています。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
そんなリカの悩みは、セックスをしている夢をたびたび見てしまう事です。
相手の男は誰だかは覚えてないのですが、旦那以外の男性ではあるようです。
「もう3年はヤってねーからな」
というリカのセリフもあり、性欲がたまっている為と本人は解釈しています。
尚、本作は全22ページというボリュームなのに、セリフ回し等を用いてテンポよく設定を説明してくれています。
あいの智絵先生の、ページ数が少ない短編を描く際のスキルの高さが伺えます。
セックスの夢を見てしまったリカが目を覚ました1コマにも情報が凝縮されています。
子供が3人いる事。
その子供に囲まれて雑魚寝している生活感。
おっぱい丸出しになってるガサツさ等の情報が詰め込まれているのです。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
催眠術をかけられての淫行
セックスの夢に悩まされている所から、さっそくの犯人の登場です。
これで、夢の正体は催眠術中のセックスではないかと、読者に示します。
短編ながら、徐々に謎が明らかになっていく流れは上手いですね。
本編では催眠術の強力さを表現する為に、仕事中の淫行を描いています。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
職場では部下に恐れられている気性の荒いリカが、催眠術にかかると仕事中だろうがトイレに隠れて淫行に及びます。
ガテン系女子が息を乱しながら不細工な男とキスしたり、フェラをしたりするギャップがいいです。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
催眠術をかけて人妻を犯していた男の正体
リカに催眠術をかけていた男の正体もすぐにわかります。
それはリカが高校時代にイジメていたミジンコ佐藤という同級生の男子です。
ミジンコというあだ名も、一言でイジメを連想させてくれるわかりやすいネーミングです。
リカは高校時代からの連れに佐藤の住所を聞いて、訪問します。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
あって早々、催眠術をかけていた事をバラす佐藤。
しかし、犯されていた事実を認めたくないのか、リカは催眠術の事を疑う素振りを見せます。
「そもそも、会ってねーのにどうやって催眠術を・・・」
ある意味、ここまでは普通の催眠術モノのエロ漫画の展開です。
しかし、、、
「・・・!!」
ここから真の意味でエロい展開が描かれます。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
10年間犯され続けていたという真実
ここで佐藤の部屋の中に案内されると、、、リカはすべての真実を知る事になります。
佐藤の部屋一面に貼られていたのは、高校時代から10年間にわたるリカの凌辱写真だったのです。
回想シーンではなく、写真で悟らせる所が良いです。
写真一枚一枚に強烈にエロいエピソードがあるはずですが、それらが一気に情報として押し寄せてくるのです。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
例えばこちらの写真。
学生服を着ている事で、すでに高校生の頃から催眠術をかけられていた事を一発でわからせてくれます。
また、ディルドオナニーでピースサインをさせるという、、、
ただ犯されたのではなく、リカにとって耐えがたい変態行為も行われていた事を示唆しています。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
また、こちらの写真。
こちらの写真からは、リカを犯していたのは佐藤だけではなかった事がわかります。
百歩ゆずって佐藤の素性はわかっています。
しかし、知らない間に知らない男達に犯されていたのです。
そういう背景を探ると、この1枚でも中々のエロさです。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
極めつけはこちらの腹ボテ写真です。
当然、現在のリカはお腹は大きくなってませんが、写真の中のリカは明らかに妊娠させられてます。
つまり、この一枚でリカが既に子供を産んだか中絶させられたかが確定となります。
しかしリカには子供が3人いますから、、、もちろん子供を産まされたわけです。
さらに言うと妊娠中も容赦なく肉便器として使用されていた事もわかります。
子供を産むという女性の聖域を、まるで玩具のように扱われた事を示す、秀逸な一枚です。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
それでも催眠術に抗えない悲しき運命
すべてを知ったリカですが、再び佐藤に催眠術を発動させられてしまいます。
元々夢と勘違いしていたという事は、催眠術が発動する度に記憶もリセットされるのでしょう。
催眠術にかけられた女は詰んだ状態だと言えます。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
この後、当然リカは佐藤にいつものように犯されて中出しもされます。
しかも佐藤は事前にリカに催眠術で指令を与えていたようで、リカは排卵誘発剤も飲んでいる状態です。
催眠状態のリカは妊娠する事をわかった上で、佐藤の精子を受け止めます。
まさに悲しき運命です。
おそらくは4人目の赤ちゃんを妊娠してしまった事でしょう。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
真実を知らされるという精神的レイプ
そして最後のオチが秀逸です。
このオチこそ、本作で一番エロい所です。
されは佐藤がリカの催眠術を完全に解除するというオチです。
このままであれば、リカはまたリセットされる所を、あえて記憶を蘇らせるのです。
それは女としての本当の絶望を与える為です。
まず、読者もうすうす感づいてますが、別居中の旦那など存在しないという事です。
リカは高校卒業以来、結婚もした事がなく、10年間ただただ肉便器として犯されていたのです。
そうなると必然的に3人の子供の父親も、結婚相手との子ではないという事になります。
写真で複数人に回されていた事も示唆されているので、どの男の子かは確定されてませんが、作中では佐藤の子であるような表現をされています。
催眠術をかけられて嫌いな男に中出しされた、、、というのが普通のエロ漫画が描く所です。
本作は、10年間という人生を奪われ、しかも3人も子供を産まされて取り返しのつかない状況になっているのです。
さらに4人目も現在進行形で妊娠中という絶望。
このオチこそ本作が名作である所以です。
出典: あいの智絵「無意識の淫辱」
婚姻届けというセックス許可証を奪われた女達
続いては、あいの智絵先生「スリカエ」のエロ表現について解説・考察していきます。
兄夫婦の家に居候中のニート
本作は仕事を失って兄夫婦の家に居候をする事になった太尾(ふとお)という男が主人公です。
快く居候を引き受ける心優しい実の兄に比べ、その妻(兄嫁)からのアタリは非常に強く、肩身の狭い思いをしています。
本作はニートの太尾が、兄の嫁である由美に復讐を企てる物語です。
出典: あいの智絵「スリカエ」
個人情報を書き換えられる謎のアプリ
就職する気もなく、公園をブラブラしていた太尾はあるアプリを手に入れます。
それは写真で撮影した人間の個人情報を書き換えられるアプリです。
当然、書き換えた情報は現実になります。
出典: あいの智絵「スリカエ」
個人情報というのは履歴書だったり、婚姻届けだったり、書類の形で表示されます。
例えば公園で子供と散歩していた若妻の婚姻届けを書き換えてしまえば、、、
出典: あいの智絵「スリカエ」
若妻の旦那になる事もできるのです。
「珍しいね、パパから誘ってくるの」
公園でみかけただけの見ず知らずの若妻は、太尾の事を夫だと思い込み、セックスの誘いにも乗ってきます。
無理やり犯すのではなく、夫婦関係を利用してごく自然にセックスできるのがこのアプリのエロい所です。
出典: あいの智絵「スリカエ」
別の人妻のケースでも、写真さえ撮影してしまえば、あとは思うがままです。
出典: あいの智絵「スリカエ」
この人妻のケースですと、子供の迎えの途中でセックスを誘っています。
あくまで強制的にセックスをしているのではなく、夫に成りすましているだけです。
つまり、この奥さんは子供の迎えがあるのに旦那の誘いでカーセックスをしてしまっているという事ですね。
そこら辺が強制執行系と違う、人妻のエロさも感じさせる絶妙な設定です。
また、先述の若妻は<パパ>、、、この人妻は<貴方>とセックス相手を呼んでいます。
「貴方あああっ!!あなたあ!!」
この人妻が貴方と連呼しながらセックスしているというのもエロいですよね。
これは、ただ女性とセックスをしているというわけではないのです。
その女性の夫婦生活に割り込んだという事なのです。
本来、夫婦同士のセックスは夫にしかできないのですが、そこを体験できるのが設定の妙です。
出典: あいの智絵「スリカエ」
兄嫁への復讐
このアプリを利用して太尾は普段から虐げられている兄嫁を犯してやろうと画策します。
しかし、兄嫁の夫になりかわっても、兄嫁とはセックスができません。
これは兄とその嫁がセックスレスである事が原因です。
いくら夫に成り代わっても、セックスレスの嫁とはセックスできません。
逆に言うと、滅茶苦茶変態プレイをしている女の夫に成り代われば変態プレイもできるような描写もあります。
太尾は様々な検証でこのアプリの使い方を解読していくのですが、ある使い方にたどり着きます。
出典: あいの智絵「スリカエ」
それは履歴書の「趣味・アピールポイント」の欄を書き換える事です。
実際の履歴書ではあり得ない事ですが、太尾は兄嫁の履歴書で「趣味は毎日のセックス」と書き換えてしまいます。
中々就職せず、履歴書を書いてる所も見た事ないと、兄嫁に嫌味を言われたのがヒントになっているのが面白い所です(笑)
出典: あいの智絵「スリカエ」
ここからは太尾の無双です。
兄嫁は自らパンツを脱ぎ、太尾を夫と思い込んでセックスをします。
この時、、、
「貴方・・・あっ!」
「貴方・・・あああ!!」
と、やはり夫婦生活を連想させるセリフを言わせているのがいいですね。
犯しているのではなく、あくまで合法的にセックスを楽しんでいるのです。
出典: あいの智絵「スリカエ」
本当の夫と子供が風呂に入ってる間に中出し
このセックスでは中出しもされてます。
「イクっ!」
「イっちゃう!」
パチュ!パチュ!パチュ!
「イグううっ!!」
ビュー!
ビュー!
しかも大嫌いなはずの太尾の精子を中出しされた瞬間に男女同時イキです。
尚、このセックスは本当の夫である兄が、息子と風呂に入っている間にリビングでされているセックスです。
中出しされてイク瞬間に夫と息子の入浴シーンも描いていて背徳感が増します。
本編はこの後も続き、こちらも秀逸なオチがありますが、、、そちらはぜひ本編でお楽しみいただければと思います。
出典: あいの智絵「スリカエ」
本作が収録された作品集の紹介(本作以外のオススメ作品)
前述した通り、今回解説した2作品は同じ作品集「催●人妻〜無意識のまま辱められて〜」に収録されていまが、その他に収録されている作品についても少しだけ触れておきたいと思います。
息子がケガをさせた責任をとってセックスする元ヤン
まず一つ目は、やはり元ヤンのシングルマザーが登場する「排卵遊戯」という作品です。
同級生を骨折させてしまった息子の責任を取り、その同級生とセックスをする事になるという話です。
ちょっといい話、、、になると思いきや、最後にどんでん返しもあります。
出典: あいの智絵「排卵遊戯」
とある理由で夫に中出しをせがむ妻
8ページと短編ですが、「奥様は床上手」では、床上手な奥さんと旦那さんとの夫婦の営みが描かれています。
夫に中出しを迫ってくる奥さんですが、、、それには不埒な理由があったというオチです。
今回紹介した2作品同様、オチがハッピーじゃないものが多いですね。
出典: あいの智絵「奥様は床上手」
同窓会でまわされる30歳まで処女だった地味妻
地味な見た目の人妻が同窓会や旅行で犯されまくる「満点のカラダ」と「続・満点のカラダ」も熟女系、ブス系が好きな人にはオススメしたい作品です。
あいの智絵先生の描く女性は垂れ乳でダラシナくエロい体型の女が多いですが、その中でも特にオバサン体型なのがこの作品です。
30歳まで処女で、お見合いでようやく結婚できた主人公が、久々に会った同級生男子たちにまわされます。
学生時代から顔は地味だったけど、人妻で体はエロいという理由だけで犯されている不条理がエロいです。
後背位でイク時に「ババアがイってるわ(笑)」と笑われている所が名シーンです。
出典: あいの智絵「続・満点のカラダ」
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
下記のリンクからは「無意識の淫辱」の前半部分まで無料で立ち読みできます。
価格も作品集全体で550円とお手頃なので、気になった方はぜひ本編も読んでみてください。
(価格は2025年5月13日時点のもの)