一般のマンガのエロを語るのに、この作品は外せません。
今回紹介するのは、伝説の少年マンガ「いけない!ルナ先生」です。
強調しますが、少年マンガです。
月刊少年マガジンで連載してましたしね(笑)
当時の月マガは、エロいマンガが主力で、はっきり言って少年が合法的に買えるエロ本でした。
代表的なものでは「oh!透明人間」、「ハートキャッチいずみちゃん」、「パラダイス学園」などなど。
その中でも、一番知名度があるのは「いけない!ルナ先生」ではないでしょうか?
いけない + 先生 っていうのが、なんともドキドキする組み合わせです。
いけないって秀逸な言葉ですよね(笑)
とにかくエロかった。
当時の少年たちの精子を搾り取りまくった名作です。
簡単に説明しますと、主人公わたる(中2)の家に下宿する事になった家庭教師・葉月ルナ先生(女子大生)が、エッチな手段で課外授業をしてくれるというもの。
わたるは親父と二人暮らしでしたが、親父は海外転勤のため、ルナ先生とふたりっきりで住む事になります。
わたるの世話役、母親代わりとして、真面目なルナ先生が色々と頑張るのですが、、、
真面目すぎる故に、発想がブッ飛んでます。
ルナ先生お馴染みの三段論法。
勉強ができないわたる
↓
グレて人生落第
↓
自殺・死刑
みたいな思い込みを毎回してしまうのがカワイイ(笑)
勉強だったりスポーツだったり、わたるの問題を解決していくのが基本のお話です。
でも中2なんて、わがままだし言うことをきかないですからね。
そこで、、、
わたるがエロ本を持っているのを、たまたま見てしまったルナ先生は
「これならうまくいくかも!」
と、体を張ったエッチな方法で、わたるに教育をしていきます。
元々真面目な性格なので、もちろんエッチな事は恥ずかしいのですが、わたるのために体を張るルナ先生が本当に健気なんです。
本当に男子の妄想が詰まったファンタジーです(笑)
なんという理想郷!
まさに黄金の都エル・ドラド!
でも、作者は上村純子(かみむら すみこ)先生という、女性作家なのです。
ここまで的確に、男子の妄想を捉えてるのはすごいです。
残念ながら、現在は引退されて、普通に主婦をされているそうです。
やはり思い出に残ってるのは、第一話。
風呂嫌いで、友達から不潔扱いをされてしまうわたる。
風呂に入らない
↓
不潔で臭い
↓
イジメられる
↓
自殺
という事で、なんとか風呂嫌いを治そうとします。
その方法というのが、、、
一緒にお風呂に入って、体の洗い方などを課外授業しちゃうというもの(笑)
こんなんされたら、わたるじゃなくても、中2男子なら誰でもいけると思いますが。
とにかく色仕掛けで、わたるの興味を引き出します。
「(わたるの為だもん、我慢しなくちゃ・・・)」
基本的に、恥じらっているのがいい。
エロい家庭教師じゃないんです。
エロいフリをしている家庭教師っていうのがエロい。
上村先生、よくわかってらっしゃる。
膝枕してあげて、シャンプーしてあげたり、腕の洗い方を教えてあげたり。
「まず手の先から付け根に向かって螺旋を描くように洗いまーす」
でも、面倒腐がって、すぐに集中力が切れてしまいます。
てか、こんな事も知らないって、本当に中2なのか、わたる(笑)
そこで、、、
「それじゃ、私の手を洗ってくれる?」
と、自らモルモットとなるルナ先生。
ルナ先生の体を洗った後は、ちゃんとわたるに自分の体も洗わせるという作戦です。
なので、どんどんと過激な部位へと移っていきます。
おっぱいもガンガン出ますし、可愛らしい乳首も。
こんな画、セックス前にラブホで一緒に風呂入ってる男女とほぼ同じですよ(笑)
足を洗う時も
「足の付け根はよく洗わねーと!」
と、スケベなわたるにガンガン洗われちゃいます。
「あ・・・」
ピク
まるでマンコを洗ってるかのような画です。
敏感なルナ先生がエロすぎる!
腕 → 足 → へそ → 胸 → 尻
体を洗っていくと、必然的に最後に残るのは、、、アソコです。
さすがにマンコを触られるのは抵抗があるルナ先生。
でも、チンコは洗わないとね(笑)
結局、、、
オマンコを洗わせる事になります(笑)
「その代わり、わたるのをちゃんと洗ってからよ」
「やったぁ!」
もう、体張りすぎ!
こんな女子大生いたら惚れてまうわ・・・
「い、いーのかなーこんな事して・・・」
そーっ
「あ・・・(ドキン)」
「(わたるの為だもん、我慢しなくちゃ・・・)」
「(変なとこ触っちまったらどうしよう・・・)」
スッ
「あ!」
ピクン!
エロすぎるでしょう。
我慢汁マンガとも呼ばれる、少年マンガにおけるエロマンガには鉄則があります。
それはセックスはしないという事。
青年誌であればセックスも描かれますが、基本的に少年誌ではセックスは描かれません。
そうなってくると、もっともスケベな行為というのは<オマンコ見え>となります。
オマンコを見られてしまうというのは、通常のエロマンガで言うところの、挿入されて射精されるのに相当するわけです。
我慢汁マンガと呼ばれる所以です。
「いけない!ルナ先生」の場合は、オマンコへのタッチも多いイメージです。
顔面騎乗位とかも出てきますから(笑)
というわけでセックスはないわけですが、、、
よくよく考えると、オマンコを見る/見られるという行為は、とてもエロいです。
もちろんお付き合いをして、いざセックスとなればオマンコは見ますし、見られるでしょう。
オマンコ見えというのは、そういった特別な関係を連想させます。
ただ、一つ言いたいのは、セックスもしないのに、オマンコだけ見る/見られてしまうという行為。
これが一番エロいのじゃないかって事です。
彼女のオマンコより、女友達のオマンコを偶然見てみたいという願望があります。
我慢汁マンガとは、決してエロとして下級ではないという事です。
むしろエロい。
さて、第一話のオチとしては、最後はお馴染みのラッキースケベが発動します。
この後、どうなるのか・・・
それは是非、作品を読んでみてくださーい。
等ブログはネタバレなどが目的でなく、あくまでエロ作品へのファンサイトというスタンスですので。
古い作品ですが、多くの人にまた読んでもらえると嬉しいです。
まあ、だいたい予想つくと思いますが。
解決していく、わたるの問題は様々です。
一巻では
風呂嫌いを治したり、数学の面積の解き方を教えたり。
演劇で女装する事になったわたるのために、下着のつけ方を教えたり。
担任教師にイジメられるわたるのために、プロレス技を教えたり。
とにかく、わたるは色んな面で劣っているので、教えがいがあります。
この、プロレス技を教える回も、すごく印象に残ってますね。
わたるのために、大学のプロレスサークルで修行してくるルナ先生。
そして、色んな技を手とり足取り教えていきます。
その中で出てきたのボディースラムという技。
片手を肩に、もう片手を股の下に入れて、相手を持ち上げて投げる技ですね。
「わたるの左手を相手の肩にまわしてね」
「センセー右手は?」
「はい、ここよ」
スッ
「足の間にいれてね」
「でぇ~~~!!」
「パ、パンティーの上からとは言えあぶね~」
「え?」
「はっ!」
「(女の人と練習してたから気にならなかったけど・・・」
いや、気づこうよ(笑)
「ほ、本当にいいの!?」
「(わたるの為だもん、我慢しなくちゃ・・・)」
とにかく我慢しまくるルナ先生が可愛いんです。
スッ
「あ・・・」
ピクン
「イヤ~ン」
「もっと奥まで手をいれて・・・」
「そうしないと持ち上がらないわよ」
「でぇ~~~!!」
「も、持ち上げんの!?」
「(という事は、ルナ先生の全体重が俺の右手に・・・」
「そ、それでは・・・(ドキドキ)」
「(ドキドキ)」
スッ
ムニュ
ルナ先生のオマンコをワシ掴みするわたる。
そのまま持ち上げられちゃって、プルプルと感じまくってるルナ先生がエロすぎるのです。
さらに回転エビ固めという、大技も。
こんなの、実戦で使えるやつなんていないだろう(笑)
「まず、相手の後ろから抱きついて」
「相手を頭ごなしに後ろへ投げます」
「それからくるりと後方回転して」
「そのまま馬乗りになって」
「エビ固めにするのよ」
「でぇ~~~!!」
という事で、結果的にこうなります(笑)
アゴでパンツもめくれ、マングリ返し+シックスナインの状態に。
ギリギリ、マンコは見えてない(笑)
「イ、イヤーン!」
「離れたら見えちゃう!」
くるりん
オマンコが見られないように、体勢を逆転させ、わたるの顔面の上に乗っかるルナ先生。
そうです、顔面騎乗位です。
オマンコが見られないように、オマンコを顔に押し付けて回避するっていうのがよく出てきます。
オマンコ触れられるのいいんだ?(笑)
見られちゃうってのが、女性にとって、やっぱり一番恥ずかしいものなのですかね。
というわけで、少年時代を思い出して懐かしくなった方。
噂は知ってたが、読んだ事はなかった方。
いかがでしたでしょうか?
「いけない!ルナ先生」は、有害コミックなんていうレッテルを貼られ、社会問題にもなった作品です。
しかしですね、少年に対してエロを見せて何が悪いんだと思います。
私はエロいマンガを見て育ちましたし、その人生を全否定される覚えはありません。
エロというものは、人間にとってなくてはならないもの。
エロい事に興味がない大人なんて、ろくな大人じゃないですよ。
抑圧して、温室で育てた少年たちに、いつエロを教えるんですか?
20歳になるまで一切知らなかった人間に、いきなり開放するのですか?
間違いなく、そいつは壊れますよ。
エロが人間社会と切り離せないものである以上、抑圧しても仕方ないのです。
さて、「いけない!ルナ先生」には、前身となる作品があります。
「あぶない!ルナ先生」です。
「あぶない!ルナ先生」は上村純子先生のデビュー作で、一巻しかありません。
あぶない を、設定を活かしたままパワーアップさせたのが いけない なのです。
ほぼ同じような流れで、キャラデザインなどは明らかにパワーアップしてます。
「いけない!ルナ先生」を気に入ったら、「あぶない!ルナ先生」も読んでみていいかもしれません。
DMMでは、どちらも立ち読みできます。
★DMMで全巻立ち読み可能