理不尽に女に中出しをするシチュエーションについて考察していく!
<理不尽に中出しをされる女達シリーズ>の第11弾です。
今年、2023年のトピックスの一つで「不同意性交等罪」でしょう。
所謂、同意なきセックスを強要するのを取り締まる法律ですが、2023年7月13日に改正法が施行され、法令違反となる対象をより広げて、法の抜け穴を減らしたり厳罰化されました。
法で規制される以前に、当たり前ですがセックスをするにはお互いの同意が必要です。
つまり、好みの女性とセックスするには、個人間でセックスをしても良いという契約が口約束でも良いから必要なんですよね。
ワンナイトだとしても、お互いが同意していればセックスをしてよいのですが、より強固なセックス契約とは「付き合う」とか「結婚する」だと私は考えます。
そうです。
告白して付き合うのをOKするという事は「セックスします」という契約書にサインを押したのとイコールなのです。
もちろん、厳密に言えば付き合う = セックスの同意とは認められないのですが、それでもまだまだ現代では付き合う = セックスの同意と考える人は多いはずです。
少なくとも付き合うという段階で、キスやハグなど、性的なものを一切意識しない人は男女ともにほぼいないのではないでしょうか。
ですので私は「付き合う」という事を「セックス許可証」、「結婚する」という事を「中出し許可証」だと呼んでいます。
今回取り上げる作品ではまさに「付き合う」という契約を盾に、理不尽に中出しを行うというシチュエーションが描かれています。
■付き合う = セックス許可証
今回取り上げる作品はやっそん義之先生の「ストックホルム」という作品です。
まずはシチュエーションの考察に入る前に、軽くストーリーなどを紹介していきますね。
登場するヒロインはすごく可愛い学生(おそらくJK)なのですが、少し大人し目の性格なのか、周りの女子達からイジメを受けているという設定です。
どちらかというと優等生を演じている部分があり、イジメも両親の相談できず、ずっと隠しています。
そんなヒロインが、主人公である男性教師に告白をするところから物語は始まります。
「先生の言う事なら何でも聞きます」
「先生のためなら性奴隷にだってなれます」
「だから・・・付き合ってください」
無表情でとんでもない告白をしてくるヒロイン。
その表情とは裏腹にスカートを握る手や足はガクガクと震えています。
また、その様子を数人の女子生徒がクスクスと笑いながら遠くから見守っています。
要するにこの告白自体がイジメで強要された行為なわけですね。
女子のイジメは陰湿と言いますが、こういう精神をえぐるようなイジメも実際にあるかと思うと、非常に胸糞ですね。
主人公の男性教師も、一瞬でこれがイジメである事を見抜きます。
「明日、生徒指導室に来なさい」
あくまで厳格な教師として、そう冷たくあしらう主人公。
しかし主人公にはある思惑があったのです・・・
翌日、、、
「昨日はすみません・・・」
「でも・・・もう良いんです」
「ちょっと・・・変だったんです昨日の私は」
「なので忘れてください」
イジメられている事は隠し、あくまで自分がおかしかったと弁明するヒロイン。
しかし、男性教師からは予想外の反応が返ってきます。
「私も同じ気持ちだよ・・・だから」
「隠さなくても良い」
ぎゅ・・・
そう言ってヒロインを抱きしめる男性教師。
ぞっ・・・
「先生!違くて!」
「本当に違うんです、ごめんなさい!」
もちろん主人公がこのヒロインの事を好きだったというのは真っ赤なウソです。
主人公は、この狂言である告白を真に受けたフリをして、告白してきたという契約を盾に、この女子生徒を都合の良い女として利用する事しか考えてません。
その為にあえてイジメっ子たちの前では普通の教師のフリをし、翌日のほとぼりが冷めた頃合いでヒロインと二人きりになれる環境に持ち込んだのです。
女性の弱みを握ってセックスに持ち込む漫画は多数ありますが、このやり口はほぼ見た事がないです。
ウソで言った告白でも、悪魔の契約書にサインした事になる、、、
物理的な強制でなく、契約による強制というシチュエーションは秀逸です。
作者であるやっそん義之先生の非凡さが伺えます。
むに・・・
「え・・・」
さっそくヒロインの尻を触り始める男性教師。
付き合ってるんだからいいよな?・・・と言わんばかりに手を出してきます。
「先生っ!やっ・・・いや!」
当然嫌がるヒロインですが、教師が暗黙の脅しをかけてきます。
「今後はこういう事も全部秘密にしないといけないよな?」
「バレたら大問題だ」
バレたら大問題・・・このヒロインは両親の前で優等生を演じてる事もあって、イジメの事も誰にも言わずに隠しています。
そういう事無かれ主義の隠蔽体質である事を主人公も見抜いた上でのセリフなんですよね。
「・・・大丈夫です・・・先生・・・」
目に涙を浮かべながら、無理やり愛想笑いをするヒロイン。
こうして、付き合うという契約を盾に、強引に性的な事をする権利を手に入れてしまうのです。
ここで注目したいのはやっそん義之先生の描くヒロインの表情です。
髪を両手でつかみ、歯を食いしばりながら作り笑いをする女子生徒。
精神的にすり減った状態で、無理やり自分の感情を押し殺した女子の悲痛な表情ですが、これをしっかりと漫画表現できる画力の高さも先生の魅力の一つです。
エロいシーンではないのに、なぜかエロスを感じます。
ここからエロパートに突入していきますが、やはりエロさもレベルが高いです。
さっそく男性教師からキスされたりおっぱいを揉まれたりしてしまうヒロインですが、大人の恋愛はそんな所では済みません。
するするする!!
「うそうそうそうそうそ!」
突然パンツを脱がされてオマンコを見られてしまうヒロイン。
このウソを連呼するセリフも良いですね。
ただでさえ大人と子供のエッチでは経験値の差・・・もっと言ったらアブノーマルさの差があるので、いきなりマンコを見られてしまった現実を受け止められない様子がよく表現されています。
良い<オマンコ見え>シチュエーションとも言えますね。
さらに、、、
レローー・・・
「やだっ・・・!」
「先生ぇっ!汚い!」
おそらくは男性にマンコを舐められた事など経験ないでしょう。
幼気なJKはそのまま立ちクンニされてしまいます。
その後もクンニだけでなく、手マンもされてしまうヒロイン。
そして遂にその時がきます、、、
ブル!
「ヒっ!」
突然、カチンコチンに勃起した大人のチンコを目の前にだされ、戸惑うヒロイン。
「先生・・・!」
「それは本当に・・・!」
「ヤダっ!ヤダぁ!」
流石のウブな女子校生で事態を飲み込んだのか必死に抵抗します。
事態・・・そうです。
目の前の男とセックスをしてしまうという事態に漸く気が付いたのです。
しかし抵抗空しく・・・
ズブ!!!
「やっと一つになれたな・・・」
「あーーーーー!!!」
言葉にならない叫びをあげながら、これまで以上に目から涙があふれだすヒロイン。
オマンコに男性のチンチンを入れるという行為・・・これはやっぱり特別な行為なのです。
作中で言及はされていませんが、イジメられっ子の優等生であり、この反応を見る限りでも、おそらくは処女だったのでしょう。
イジメで強制されたセリフとは言え、自分が口にしてしまった<狂言告白>により、好きでも何でもない大人の男と初体験する事になってしまった乙女の絶望感というものが良く表現されています。
付き合っているとは言え、契約を盾に犯されているのは間違いないです。
初体験・・・初めて男の人のチンチンをオマンコに入れる瞬間と言うのは一生で一回の一瞬でしかありません。
それを望まぬ形で迎えたとて、犯されるのは一瞬では済まないのです。
「早く・・・早く」
「イってよぉ・・・」
後ろからピストンされ、観念したのかただただこの時間がさっさと終わる事を祈るヒロイン。
しかし、彼女にはさらなる悲劇が起こります。
「言われなくてももう限界だよ・・・」
「中にタップリ出してやるからな」
「は!?」
「まって、それはダメだってばぁ!
「ふざけんな!」
「いやっ!いや!」
中出しされてしまう事を察したヒロインがこれまで使ってなかったような乱暴な言葉で必死に抵抗します。
バタバタ!!
足をバタバタさせて、処女を奪われる瞬間でもしなかったような激しい物理的抵抗もします。
しかしそれも虚しく、、、
ドク!ドク!
「んっ!!!」
ビク!ビク!
遂には立ちバックのまま人生初中出しまでされてしまいます。
どこで間違ってこんな事になってしまったのか・・・
中出しされた瞬間は後悔や絶望、すべてが詰まった女子の表情が描かれます。
この表情だけでオカズになるレベルです。
本来、付き合う = セックス許可証であって、中出し許可証ではないのですけどね。
明らかに契約違反なのですが、なし崩し的に中出し迄されてしまったというのもエロいです。
まさに理不尽中出しシリーズで取り上げるべき、天才的な理不尽さでした。
中出しされる所までで、物語的には約5割ちょいくらい。
その後も二人の関係が描かれるのですが、こちらもかなり良いです。
結局ヒロインは自分から申し出た言葉どおり、都合の良い女として教師の性奴隷になってしまいます。
強制的にイカせて、何回イケるか数えられたり、まさにオモチャですね。
当然フェラチオなども徹底的に仕込まれて、金玉まで舐めるようになってます。
セックスも数えきれないほどやりまくってきた事でしょう。
と、ここでヒロインにはある変化が見られるようになります。
「先生ぇ・・・先生は私を・・・好きですよね・・・?」
あくまで付き合っているから・・・私の事を愛してくれているから、セックスを許可している・・・
そんな確認にも聞こえます。
あの告白を真に受けているのか、、、流石にヒロインも、この関係が狂言である事は理解しているとも思えます。
今までイジメられていて、家でも優等生を演じていて、本当の自分を受け止めてくれる人・・・自分を受け止めてくれるのは自分を犯した男しかおらず、その一人の男性に依存するようになってしまったとも解釈できます。
しかし主人公・・・男性教師にとっては、そんな愛情は重荷でしかないのです。
あくまで性的玩具として都合の良い女が必要なのであり、ヒロインからあえて嫌われようとして、首絞めセックスをし始めます。
ところが、、、
「出る!出る!出る!」
ジョボボボボ!!!
ビクーーーー!!!
首絞めに興奮したヒロインは挿入中にも関わらずお漏らししながらイク始末。
「あはははは」
「先生・・・おしっ●、お●っこ出た(笑)」
まさかのとんでもない変態シーンが描かれてます。
「先生が!全部先生が!」
「こうしたんだよ!先生がぁ!
都合の良い女として利用していたのに、とんでもない変態女を育て上げてしまったのです。
この後半の展開、、、というかエロ描写の変態性も含めて、かなりの名作と言えるでしょう。
果たしてこの二人はどこに行き着くのか?
ぜひ本編を読んでいただきたい作品です。
もう一度言いますが名作です。
さてさて、本作「ストックホルム」は単話での配信もされているのですが、「ストックホルム」も収録されている作品集のほうが断然オススメです。
そちらに収録されているやっそん義之先生の他の作品についても少し触れておきますね。
まずやっそん義之先生の描く少女のバリエーションの多さに注目したいですね。
オサゲのロリっ子美少女が出てたと思ったら、、、
貞操観念の低いギャルが出てきて、童貞を奪ったり、、、
ツインテールのメンヘラ女が出てきたり、、、
気の強い長身スレンダーの女子が出てきたり、色んな女性を描く技量が目立ちます。
裸の描き分けもしっかりされていて、どの子も同じような体形だったりする事はありません。
ここら辺も基本ではありますが、裸の描き分けというのはエロ漫画家の技量を測る上でも重要な要素ですが、先生は非常に技量が高いですね。
また、奇麗な裸だけでなく、醜さも伴った、リアルな女体を描いています。
また、セックスの描写もエロいんですよね。
絵面的なエロさももちろんなのですが、登場人物達の感情などもしっかりと描く傾向があり、よりエロさに拍車がかかっています。
204ページで1,100円とコスパ的にも問題ない傑作集ですので、気になった方はぜひ購入してみてください。
(価格は2023年12月10日時点のもの)
尚、作品集「あなたといっしょにイキたい」と「ストックホルム(単話)」ともにFANZAで配信されています。
どちらも立ち読みできるのですが、単話のほうのページで「ストックホルム」本編が立ちクンニや手マンのシーンまで見れるので、立ち読み用にリンクを貼っておきますね。
購入するのであれば断然作品集のほうです。
というのも、作品集のほうには「ストックホルム」のスピンオフ「ストックホルム side story」も収録されているからです。
「ストックホルム side story」はわずか2ページのオマケ作品ではありますが、こちらもエロくなってます。
★FANZA(旧DMM)で一部立ち読み ↓↓↓
こちらの単話のページのほうが今回解説した話が長めに立ち読みできます。
[PR]ストックホルム(単話)
★FANZA(旧DMM)で一部立ち読み ↓↓↓
こちらの作品集にも今回の記事の作品が収録されてます。
購入するならこちらがオススメです。
あなたといっしょにイきたい(作品集)