2016-06-13 (Mon)
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一般の映画内のエロシーンをご紹介する、このコーナー。
今回は「恋するポルノ・グラフィティ」というコメディ映画です。
恋愛要素も入っており、エロシーン抜きにしても、すごく心に残った、大好きな映画です。
気になったら見てもらいたいので、なるべくネタバレになりすぎないように、内容を紹介していきますね。
皆さんはセックスというものを、どう思っているでしょうか?
あるビッチの友達は「セックスはスポーツ」と言ってましたが(笑)
私は、もっと精神的な行為だと思ってます。
セックスとは、マンコの中にチンコが入って、中でこすれてお互いに気持ちよくなる。
そして男は射精し、女もイクこともある。
こう書くと、非常に肉体的な行為なのですが、私はもっと精神的な部分に重きを置いてます。
風俗での、お金を払ってするセックスも、私もしたことはありますよ。
でも、大好きな人とのセックスは、風俗でのセックスでは満たされないものを満たしてくれる。
そう思ってるのです。
よく、女性は「体が目当てなの?」みたいなことをいいますよね?
恋愛対象なのに、手が早いと悪者扱いされることがあります(笑)
しかし、セックスとは、恋愛の延長線上にあると、私は思っています。
女性と付き合ったら、少しでも早くセックスがしたいです。
それは、性欲を満たしたいからでなく、早くその人と濃厚な時間を過ごしたいからです。
夫婦が、子供を作らないのにセックスしまくるのも、ただ性欲を満たすだけではないと思います。
今回の映画は、セックスの精神的な部分について描かれています。
映画の主人公は、小1の頃からの幼馴染の男女、ザックとミリー。
2人は腐れ縁というか、非常に仲もよく、お互い貧乏なので、ルームシェアをして一緒に住んでいます。

男と女ですが、その間に恋愛感情はありません。
友情、もしくは兄弟のような絆で結ばれています。
お互い、下品な性格なので、下ネタも言いまくり。
オナニーがどうだ、セックスがどうだみたいな会話は日常的です。
作中でも、ザックのオナホールと、ミリーのバイブの話なんかもでてきます(笑)


そして、同窓会に出席することになるザックとミリー。
ザックはそんなに乗り気ではないですが、ミリーはかつての同級生のイケメンをお持ち帰りしてやろうと、ノリノリ。
ターゲットを見つけると大量のフリスクを口の中に放り込み、おっぱいもよせてあげて、臨戦態勢(笑)

下品な会話になれてるミリーは、なかなかスマートにアタックできませんが、それでもなんとか上手くいきそうな雰囲気。
しかし、ある理由で、結局は失恋してしまいます。

さらに追い討ちをかける事態が。
悪ガキたちの仕業で、着替えの動画をネットにアップされていたミリー。
しかも履いていたパンツが、おばちゃんパンツ(笑)
「ばばパン」という名前で、ネット上でも有名人になってしまっていました。
失恋もし、恥もかき、失意のミリー。

さらにさらに追い討ちが。
家賃を払ってなかったザックのせいで、ついに電気も水道も止められてしまいます。
家の中で焚き火をして過ごすハメに(笑)
そこで、ザックの脳裏に浮かんだのは、、、
AVを作って金儲けをするというアイディア(笑)
もちろん出演するのはザックとミリー本人です。

貞操観念は薄いとはいえ、さすがにそこまで乗り気ではないミリー。
女ですから、知らない人とのセックスは、さすがに抵抗あるでしょう。
しかしザックは自信満々です。
まず、絶対同級生たちは買うだろう。
同級生がAVに出てたら、俺なら見たい!と、力説。
また、ミリーがネット上で「ばばパン」として有名になってたことも自信になりました。
そして、他人とのセックスが怖いならば「俺とするか?」という流れになります。
ザックも、元々
「ミリーのことは小1から知ってるし、セックスする気になれない」
と言ってましたし、ミリーも
「兄弟とするようで嫌」
だったのですが、そこはお金のためと割り切ってセックスしようということになります。
いよいよ始動することになったプロジェクト。
まずは仲間を集めます。
ザックの同僚で、黒人のディレーニーを制作スタッフに。
むっつりスケベで、しかも少し偏った性癖の持ち主です。
女房以外の女性のおっぱいを、ただで見れるということで承諾。
さらにカメラマンも、同窓生のブランドンに決定。
ザックとミリー以外の出演者もみつけようと、オーディションを開催します。

まずはおっぱい要員1号。

念願のおっぱいを見れて感無量のディレーニー(笑)

採用ひとりめは、ストリップバーでスカウトしたステイシー。
彼女は、アナルプレイOKということで採用(笑)

一瞬でチンコを勃起させられる技をもつレスター。
彼も即採用(笑)

オーディションで、エロいセリフを情熱的に読み上げたバリー。
こちらも採用。

そして最後の女優はバブルス。
何か特技をと言われ、するするとパンツを脱ぎだし、、、

マンコからの空気、いわゆるマン屁でシャボン玉を作ってみせます。
これが何の役にたつのかわからないですが、彼女も採用(笑)

ここからも、いくつかトラブルがあったものの、ようやく撮影開始にこぎ着けたザックとミリー。
出演者たちもスタッフも素人なので、セリフが棒読みだったり、バタバタして撮影は最悪(笑)
しかし、それでも一生懸命作っていきます。
ちなみに海外のアダルトビデオを見た事ある人はわかると思いますが、海外のものは日本のものとは大きく異なります。
海外、、、いわゆる洋物は
「oh!イエー」
「カモン!」
みたいに、出演者たちが大げさにアクションし、後ろではうるさい音楽が鳴りっぱなしだったりして、変なノリなのです。
これは、規制の問題があるのです。
日本は、オマンコは見せてはいけませんが、実はそれ以外にはかなり寛容な、AV先進国。
オマンコ見えまくりのアメリカなどは、逆にそれ以外は規制だらけの雁字搦めなのです。
例えば、日本のAVでは、女性がイヤイヤ言いながら、エロい事されたりするのはよくありますよね。
嫌よ嫌よも好きのうち。
女の子が恥ずかしがっている姿なども、それが良いところなわけです。
しかし、アメリカだと、女優が少しでも抵抗してたり、終始ハッピーな表情を作れていないと、これは強要されてるんじゃないかと、審査にひっかかるのだそうです。
なんとも馬鹿らしい事ですが、そういうのがあって、洋物のAVは、みんなハイテンションでノリノリで、ハッピーな内容になってるのだとか。
監督のセンス悪かっただけじゃないんですね(笑)
しかし、海外の人たちは、そういうのを見慣れているので、そういうAVにエロスを感じてるのか、ザックやミリーたちの制作するAVも、ノリノリ系内容になってます。
コメディ映画なので、少し誇張してるでしょうが、それにしてもセリフや行動がオーバーアクション。
ただ、ステイシーのおっぱいがすごいですね。
こんなおっぱい、凶器ですよ(笑)

ステイシー役の女優さんは、元々ポルノ系の女優さんだそうです。
とにかくおっぱいブリンとさせながら、セックス。

撮影は進み、バリーとバブルスもセックス。
なぜか男のバリーのほうが、バブルスにペニパンで犯されてます。
マニアックすぎるだろう(笑)

そして、いよいよザックとミリーの撮影の番。
しかし、ここに至るまでに、二人に心境の変化が起こっています。
元々はミリーはザックとだけセックスするはずでしたが、他の出演者は複数の相手とするのに、自分だけしないのは不公平だとして、別の男性とセックスもする予定です。
また、ザックもミリー以外の女性とセックスする予定で、お互い友達同士だったはずなのに、すこしヤキモチのような感情を抱いたり、少しずつ意識しあうようになってきたのでした。
何年もずっと友達だったのに、ついにセックスをしてしまう時が近づきます。
ヒゲが痛いだろうからと、ミリーのためにヒゲを剃ってきたザック。
その男前の姿に、ドキッとするミリー。
「覚悟はいい?」
「私は大丈夫だけど、そっちは?」
「もちろん大丈夫」
お互い強がってますが、表情は全然大丈夫じゃない2人。
セックスする事で、友達関係が崩れてしまうのではないか?
セックスをしてしまって良いのだろうか?
とか、その他色んな複雑な感情がうずまいてるのでしょうね。

ここで、ザックが男前な事をいいます。
「きれいだよ」
「いつもステキだ」
「いつだって素晴らしいよ」

これは、親友としての発言ともとれます。
しかし、この時点ですでにザックはミリーの事を、女として見始めていて、その想いも込めてたのでしょう。
いつも下品な会話しかしてこなかったのに、この言葉にドキッとするミリー。

さて、いよいよザックとミリーの撮影が開始。
ザックとミリーも、洋物のノリノリの演技をします。

しかし、その動きは、他の出演者よりもさらにぎこちない。
さらに、ミリーがおっぱいを見せるところで、やっぱり見せるのはやめようと、撮影中なのに色々変更してしまいます。

そして、抱き合う2人。
予定してたノリノリのセックスではなく、見つめ合う正常位です。
「3つ数えてキスをする」
「1・・・2・・・3・・・」

初めてのキスを交わす2人。

「準備いい?」
いよいよ、いよいよ挿入する瞬間がやってきます。
挿入したら、もう後戻りはできません。
そして、、、

ついに挿入。
友達だった男のチンコがマンコに初めて入ってきた時の、この表情。
すごくいい表情です。

ゆっくりゆっくり、優しく腰を動かすザック。
ギュ・・・
そしてザックにしがみつくミリー。
もう、洋物AVではなく、本物の愛のあるセックスになっています。

「イって」

「私と一緒に」
もう、ミリーも演技など忘れてしまっています。
同時イキをねだるなど、愛する男とのセックス以外、何ものでもありません。
ちなみに、こんなん女の子に言われたら、興奮しすぎてヤバイです(笑)

そして、、、

友達同士だったのに、セックスして同時イキしてしまう2人。

終わった後、余韻にひたってトローンとしちゃってるミリー。
もう、女の顔ですよ、完全に。

シナリオと全然違うセックスに戸惑う撮影陣。
特に、性癖が偏ったディレーニーは「迫力がない!」と不満も漏らします。
しかし、他のスタッフには、概ね好評。
プラトニックなセックスに感激してます。

撮影が終わり、平然を装うザックとミリー。
セックスしても今までの関係は崩さないで行こう。
そう約束もしてました。
だから、セックスなんて、なんてことはなかったと、お互い強がります。
しかし、ひとりきりになった時の、ミリーのこの表情!
女に生まれてきた幸せを噛み締めるような、そんな表情です。

ザックはザックで、自分の気持ちに気づいてしまったという表情。
セックスはスポーツでもなく、精神的なつながりを感じさせるものなのです。

さあ、どうやら相思相愛のザックとミリーですが、これでハッピーエンドとはいきません。
まだお互い、別の相手とのセックスシーンの撮影が残っています。
また、友達同士だったという事実が、2人を縛ります。
この後、どうなっていくのか?
それは本編をぜひ見て欲しいです。
ザックとミリーの、友達同士のセックスというシチュエーションに、エロスも感じましたが、何より心に残る恋愛ストーリーだと思います。
本編は購入していただくかレンタルしかありませんが、予告編がYouTubeにありましたので、貼っておきますね。
【予告編】
YouTubeでの本編レンタル配信はこちら
Last Modified : 2023-05-13