今回紹介するのはコロコロで連載されていたお色気コメディ漫画「おじゃまユーレイくん」です。
長らくはコミックが入手困難となり、プレミアがついていましたが、現在は電子書籍化されて読む事ができます。
さて、マンガのエッチな表現は子供の教育に良くないという議論はかなり昔からありますよね。
有名なので言えば子供たちの間でスカートめくりを大流行させた永井豪先生の「ハレンチ学園」ですね。
他にも萩原一至先生の「BASTARD!!」が初版ではエロい表紙だったのが後程少しマイルドな内容に差し替えられた騒動・・・
詳細なオマンコのを描いていていた遊人先生の「ANGEL」が、有害図書指定を受けて絶版にまで追い込まれた騒動・・・
なんかが有名ですね。
何なら漫画の神様である手塚治虫先生の作品だって糾弾されてたりするわけです。
最近だと「鬼滅の刃」のアニメ第二期が遊郭を舞台としている件が大人たちに問題視されているという報道がありましたね。
まあ、個々の案件に関しては反対派・賛成派で様々な意見があるでしょうから、ここで取り上げるのはやめますが、一つ言える事は子供にエッチなもの見せるのを過度に規制しても意味がないという事です。
日本にはR18という規制が存在しており、AV等は18歳未満では見る事ができません。
しかし、18歳にまるまでAVとか、それに匹敵するエッチな動画を一切見たことがないという人はむしろ少数派ではないでしょうか?
かくいう私も初めてAVを見たのは18歳未満の頃で、友達から貸してもらったAVです。
何なら初めて自分でAVを買ったのは17歳くらいの時です。
(買えないはずなんですが、普通にエッチなお店で買えちゃったんですよね)
また、セックスの存在はAVを見るずっと前から知ってましたし、オナニーだってしてました。
どんなに規制しようが、子供たちの性的更新を抑える事は不可能で、なんだかんだ言ってみちゃうわけです。
そして世間でも、酒やタバコよりは許容している考えの大人たちは多いのではないでしょうか。
だって、自分自身が18歳になる前にエッチなものを盗み見たり、オナニーしたり、何ならセックスもしていたわけですからね。
完全解禁しろと言うわけではありませんが、あまり漫画のエロ表現に目くじら立てても仕方ないんじゃないですかね。
とりあえず現代でも18歳未満が閲覧可能なマンガで、エッチな表現は完全には無くならず、ある一定のバランスの元、残っています。
しかしその歴史の流れの中ではコンプライアンスという名の下に自主規制や、実際に有害図書として規制されてしまってきた表現もあるわけです。
そういう意味では今回の「おじゃまユーレイくん」は現代の感覚から言うとだいぶアウトなマンガに分類されるかもしれません(笑)
前述した「鬼滅の刃」ですが、第二期でアニメ化される遊郭編を原作で読んでも、特にエッチな表現はなく、非常に健全な少年漫画なんですよね。
(まあ、批判派はエロいとかでなく、遊郭 = 売春街という、女性の人権問題でタブー視しているのかもしれませんが)
ところが「おじゃまユーレイくん」は女の子の裸どころか、直接オマンコを触る表現や、小5男子が女子高生のマンコをクンニするシーンもあるのです。
しかも「鬼滅の刃」が週刊少年ジャンプで連載していたのに対し、「おじゃまユーレイくん」が連載していたのは月刊コロコロコミックという、遥かに低年齢層向けの子供向け漫画だったのです。
月刊コロコロコミックと言えば「ドラえもん」とかが掲載されており、対象年齢がかな低く設定されています。
もちろん「ドラえもん」でもしずかちゃんのパンチラがあったり、入浴シーンがあったりもするわけですが、さすがにしずかちゃんがオマンコ触られたり、クンニされた事はないですからね。
コロコロにもお色気漫画は色々ありましたけど、クンニはかなり攻めた表現でしょう。
それでは行ってみましょう。
まずまったくご存知ない方に設定の説明です。
主人公の霊くんはいきなり交通事故で死んでしまうのですが、霊界の手違いで成仏する事ができず、ユーレイになってしまいます。
ユーレイになった事で、普通の人では見る事ができないのですが、なぜかクラスメイトのこだまちゃんだけが見る事ができ、霊くん、こだまちゃん、アルバイト死神のベルとでドタバタ劇を巻き起こしていきます。
第一話なんかはまったくエロいシーンがないのですが、第二話からお色気シーンが出てくるようになります。
まずユーレイなので、どこでも出入り自由。
女の子の裸もノゾキしまくります。
こだまちゃんには気づかれてしまいますが、こだまちゃんの女の子ならお風呂でも着替えでも見放題です。
さらに男でも女のでも、人間以外の生物でも自由に憑依して操る事ができます。
こだまちゃんやその他の女の子に憑依して、TSモノっぽい展開もあったりします。
ユーレイという設定はエロ界においてなかなか便利な設定ですね。
少年漫画ではセックスが描かれないため、最終的に行き着くのはオマンコを見るという行為である・・・というのが私の持論ですが、「おじゃまユーレイくん」でも<何度かオマンコ見え>シーンは描かれてます。
一番のお気に入りは誘拐犯に誘拐されていた少女が、霊くんのせいでパンツを脱いでしまっており、逃げる拍子に・・・
ビッターン!!
「キャッ!」
派手に転んでオマンコを見られてしまうシーンですね。
ちなみにノーパンだった理由は、霊くんが少女に憑依した際に、女の体である事を忘れてトイレにいき、モタモタしている内にお漏らししてしまったためです。
誘拐された少女を助けるために奮戦していた霊くんですが、なんだかんだとエッチな展開になってしまうのがパターンです。
一番エッチな目にあってしまうのはヒロインのこだまちゃんですね。
霊くんのせいで散々エッチな災難に見舞われるこだまちゃん。
裸を見られるどころか、オマンコまで触られてます。
霊くんに憑依されたままお風呂に入るシーンがあるのですが、、、
「いやーん!霊くん」
「そんなとこ洗わないでー!!」
と叫んでいます。
直接の描写はありませんが、文脈から読み解いても「そんなとこ」とは「オマンコ」の事に間違いないでしょう。
憑依されているのはこだまちゃんですから、オマンコを触っているのはこだまちゃんの手です。
しかし憑依している霊くんにもその感触は伝わってるわけで、、、
なかなか面白い設定の手マン描写ですね。
オマンコを触る表現については、もっと直接的にエロいシーンがあります。
霊くんが転校生の美少女・早苗ちゃんに一目惚れしてしまう話があるのですが、霊くんはユーレイ状態だと早苗ちゃんには認識されず、仲良くなる事ができません。
そこでこだまちゃんに頼んでこだまちゃんの体に憑依させてもらい、早苗ちゃんにお近づきになるという展開になります。
早苗ちゃんもこだまちゃん(霊くんが憑依した)も、女の子同士という事で一緒に銭湯の女湯に入ります。
で、体の洗いっ子をしてる際に石鹸で手が滑って、、、
ツルっ!!
「あ・・・」
「キャっ!!」
こだまちゃん(霊くん)が早苗ちゃんのおっぱいをモロに触ってしまうのです。
さらに、、、
ツルン!
今度は思い切りオマンコを触ってしまいます。
偶然ではあるのですが、ガッツリ触ってますね。
しかもその後も気が動転して、早苗ちゃんが嫌がってもずっとオマンコを触ったままの状態で固まってしまいます。
チラッと当たっただけどころが、ガッツリ生の手でオマンコを触るっていうのは、少年漫画においては中々上級のプレイですね。
続いては問題のクンニリングスシーンです。
クンニされるのは美少女女子高生・やよいなのですが、霊くんがやよいの飼っている犬・クッキーに憑依する話での事です。
やよいに抱きついたりペロペロ舐めたりするためにクッキーに憑依した霊くんだったのですが、そこで霊くんの予想以上の展開が。
クッキーを溺愛するやよいがクッキー(霊くん)と一緒にお風呂に入る事になるのですが、、、
「はい、オチンチンもきれいにしましょうね」
石鹸塗れのやよいの手でチンコを洗われるます。
まるでソープランドですが、コロコロコミックでいいのでしょうか(笑)
「(おかえしー!)」
ペロペロペロ!!
お返しとばかりに調子に乗ってやよいの体を舐めまくるクッキー(霊くん)ですが、ついには、、、
「キャっ!!」
「こらー!そんなとこ舐めちゃダメー!」
オマンコまで舐めはじめてしまいます。
画的には犬が飼い主のオマンコを舐めているバター犬の構図ですが、実際には小5男子が女子高生のオマンコをクンニしているというシーンなります。
まあ、バター犬だったとしてもコンプライアンス的にアウトでしょうが(笑)
「いや・・・あん!」
クッキー(霊くん)の執拗なクンニ攻撃によって感じ始めるやよい。
そして、、、
「お願い!もっとやってー」
終いにはクンニの虜になってしまいます。
もはやラッキースケベを超えてますね。
やよいはクッキーに男の子が憑依しているとは思ってませんから、単純にバター犬プレイに目覚めてしまった女子高生とも見る事ができます。
それはそれでエロいですね。
セックスは描かれないから<オマンコ見え>が最上級・・・と思ってたのですが、まさかのクンニリングスでした。
とにかく小5男子がクンニしたのはエロ漫画以外では見たことがありません。
ラッキースケベにより、顔面騎乗になってしまったりはあると思いますが、この漫画では明確な意思でオマンコを直接舐めてますからね。
今だったらかなりアウトな表現ではないでしょうか。
ちなみにちょっと別の意味でアウトなシーンもあるのです。
それが学校の健康診断に偽医者がやってくるという話。
これは医者に霊くんが憑依しているわけではなく、単純におっさんが小5女子の裸に興奮しているという話なんですよね。
クラス中の女子がおっぱいを鷲掴みにされたり、パンツ脱がされてお尻まで見られたりしています。
あまりにも行動が不自然なので、こだまちゃんも検診されるのを嫌がるのですが、、、
「早く見せなさい!」
「ああ・・・」
グググ・・・!!
両腕を掴んで強引におっぱいを見ています。
おっさんがJSに対してこれをやるのは、現代のコンプライアンス的に完全にアウトでしょう(笑)
というわけでいかがでしたでしょうか?
コンプライアンス的にアウトと言ったのは「おじゃまユーレイくん」を批判しているわけではありません。
コンプライアンス的にアウトというはあくまで現代の感覚ではという事で、時代時代によって変わる不確かな基準でしかないという意味でもあります。
「おじゃまユーレイくん」が本当にアウトだったとしたら、これを読んで育った今のおじさん達はみんな犯罪者にでもなったのでしょうか?
大部分は普通に成長して日本の社会に貢献されているのではないでしょうか。
エロ表現でここまではセーフでここからはアウト・・・というのは、不明確な基準によって線引きされています。
表現の規制という、表現の自由を奪う行為を、単に騒ぎたい人達のその時の気分で曖昧に決めて良い物でしょうか?
そもそも人間とはエッチな生き物なのですから、エロに蓋をしても仕方がないと思うのです。
エロ規制というものほどナンセンスなものはないと、私は考えます。
★DMMで全巻立ち読み可能
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「お願い!もっとやってー」というのは珍しいですね。
性的な表現があっても、少年誌では、「いやがっている」
というのが定番で、裸を見られて「もっと見て」とか、
体を触られて「もっと触って」なんて絶対言わないですから。
読者の少年たち(?)にも理解できなかったのでは。
私は幼少の頃、父の蔵書の漫画の『ギャートルズ』を
こっそり見ていて、原始人男性に捕まって「アーレー」とか
悲鳴を上げていた原始人女性が、少し後のコマで全裸で
横たわって「アー、いい気持ち!」とか言ってるのを見て
意味わかりませんでした。
どちらも、理解できようができまいが、「よいこは
まねをしないように」な表現ではありますが…
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小学校低学年くらいまでの男子生徒の性欲って、
「女の子は、裸を見られたり、体を触られたりしたら
イヤなんでしょ」っていうのが前提にあって、
「イヤがることしてみたい!」という衝動に
動かされていたんじゃないかと思います。
だから、見たり触ったり、あたりが終点で、そして、
女の子がイヤがってる、までが「お約束」になってます。
それを考えると「もっとやってー」というのは、少年向けの
「お約束」の領域を突破した表現だと思いました。
いわば、大人の世界の予習の域に入っているというか。
…というわけで、そのへんを「予習」した少年たちは、
「よいこ」のうちは真似をしてはよくないけど、
大きくなってから、恋人たちに「もっとやって」
あげるのがよいと思ったのでした。
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>名前
最近のティーンズ達の感覚はわかりませんが、確かに昔は女の子はエッチな事は嫌いという認識が強かったですよね。
子供の頃に近所の女の子と人形遊びをしていて、人形のパンツを脱がそうとしたらめっちゃ怒られました。(当たり前か)
「もっとやってー」は小学校男子には理解不能でしょうね(笑)
そもそも自分が性感という感覚に目覚めていないので、女の子が気持ちよがるというのは未知の世界の話だと思います。
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>人形のパンツを脱がそうとしたらめっちゃ怒られました。
そういう場面が、こち亀の両さんのこども時代と、
ジョジョ第一部の悪ガキの行動で、あった気がします。
「男の子あるある」なのかも…
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>名前
遅レスすみません!
こち亀であったかもしれませんね(笑)
薄っすら覚えてます。
> そういう場面が、こち亀の両さんのこども時代と、
> ジョジョ第一部の悪ガキの行動で、あった気がします。
> 「男の子あるある」なのかも…