今でも少年誌でエロ表現のあるマンガはあります。
過激度はその時代その時代の自主規制との戦い。
個人的には、少年誌だからってエロを規制する必要はないと思ってます。
ネットもなかった時代ですら、少年たちはどこからかAVを手に入れ、そして見て育ったものです。
それなのに、マンガごとき規制してどうなるのでしょう。
大人が思ってる以上に、子供たちはすでにエロいのです。
自分たちだってそうだったでしょ?
とはいえ、諸事情により、少年誌におけるエロ表現は、常に自主規制との戦いです。
そんな少年誌の世界に「その気にさせてよ Myマイ舞」とういマンガがあったのをご存知でしょうか?
1980年代終わり頃に少年チャンピオンにて連載されていたマンガです。
この時代は、少年マンガでも露骨にエロいマンガが数多く連載されていました。
ただ、過激なものは月刊誌が多かったですね。
有名なところでは月間マガジン。
こちらは一時期、エロマンガだらけでした(笑)
週刊誌のほうが、やはり読者層の年齢が低いのか、多少規制が強かったイメージです。
その、週刊誌で、かなりきわどいエロ表現を描いていたのが、この作品です。
ストーリーは、相談屋・舞が、様々な依頼者の相談を受け、<その気>にさせていくというお色気コメディー。
先生や看護婦などに扮装し、様々な問題を解決していくスペシャリスト・舞。
数話完結の、ギャグマンガ形式です。
ギャグ要素が強いので、大人が読んでのオカズの実用性は低めかもしれません。
しかし、それにしても表現が過激。
当時の少年たちは、あまりの過激さにオカズにしまくった事でしょう。
今回は、大人でもオカズにできそうな、エロいシーンをいくつか紹介したいと思います。
その前に、まずは主人公・舞について。
舞のよいところは<恥じらいをもっている>という点です。
美人でグラマーで、相談解決のためにはお色気作戦も辞さない(というより、それがメイン)だが、ちゃんと恥じらいは持っています。
また、意図せずエロい展開に陥る事も多々あり。
セリフも上品で
「ごめんなさい、未来の旦那様」
や、エロい事をしてくる男には
「そんな無体をされては困ります」
など。
”無体”なんて、普段使わないでしょ(笑)
私も読んだ時は子供でしたので、”無体”とはエロい意味だと、間違って覚えてしまいました。
また、連載当時は、おそらく<ヘアヌードが解禁される前>の時代のはずです。
マン毛にもモザイクをかけなければいけなかった時代ですね。
その時代に、少年誌なのにマン毛表現にこだわりました。
読んでみた人はわかると思いますが、、、
もぐさ
という表現を多様します(笑)
マン毛ではなく、”もぐさ”なんだと。
”もぐさ”も少年にはわかりづらいギャグです。
例えば1巻。
看護婦に扮した舞が、入院中のおじいさんに、好物の”とろろ”をご馳走する話。
お約束のように”とろろ”は舞の体にかかります(笑)
「あ・・・」
「とろろが、だんだん下のほうへと・・・」
「ん?これは・・・」
「舞さんとこは、とろろにもぐさ入れるんか?」
って、本当に子供には変わりづらい(笑)
それでは初期のお話で、ドスケベなエピソード行ってみましょう。
少年誌ではセックスは自主規制されてますので、その手前の最上位プレイである<オマンコ見え>が何度も描かれていますので、お気に入りのシーンをピックアップしてみます。
どのような経緯でオマンコが見られたらエロいのか?
シチュエーションごとにエロさが違います。
やはり、ただ見えればいいってものじゃないんですよね。
まずは3巻。
一人暮らしの男のところに、家政婦として住み着く舞。
風呂に入ってる時に、虫がでてきたトラブルで、ラッキースケベ発生。
お約束のようにドタバタした後、、、
「はっ」
さっ
慌てて胸とアソコを隠す舞。
「か・・・下半身むき出しの姿で」
「舞にこのような格好させて」
「一体ナニをなさるおつもりですか!?」
そして、、、
「じー・・・」
「あっ!」
アソコを隠したはずのイスが、真ん中に穴があいててオマンコ丸見えになってたというオチ。
「ぐす・・・丸見えですの・・・」
ギャグマンガとはいえ<オマンコ見え>はやはりエロいです。
隠したつもりが、隠せてなかったパターンは興奮しますね。
お次は2巻。
暴走した特撮ロボットに捕まってしまう、未来(みき)。
それを今男(いまお)が助けようとしますが、、、
ビリリ
「きゃぁぁ!!」
ギリギリ届かなかった今男に間違ってパンツをつかまれ、お約束のように破けます。
巨大なロボットに掴まれて、身動きできない未来。
なすすべもなく全校生徒にオマンコを見られてしまいます。
こういう、舞以外のキャラが巻き込まれて辱めをうけるのもエロいです。
さらにロボットが暴走し、舞と未来を、、、
貝合わせ!
先ほど、セックスは自主規制されてると書きましたが、これ、性行為ですよね(笑)
お次も3巻。
舞と一緒に、忍者の里から逃げるサスケ。
それを追う、くノ一の女の子の茜。
舞にうつつを抜かすサスケに、茜は嫉妬。
茜はサスケの事が好きなのです。
「どーすても行きてっつんなら」
「オラを倒すてからにすっぺ」
こういう田舎言葉の女の子、純朴そうでいいですね。
そしてなんだかんだバトルがあり、天井からサスケの命を狙うも、、、
誤って、天井から落ちる茜。
「わぁぁ!」
ドスン
そして、、、
「あっ」
スッポン
素っ裸のまま、金魚鉢にハマる茜。
金魚鉢にすっぽりハマって、強制くぱぁ状態です。
「いげねェ!見ちゃいげねェ~だ!」
金魚鉢にすっぽりなので、身動きとれず、オマンコ丸見え。
そしてサスケに思いきり視姦されてます。
「う・・・うう」
「やめてけろ・・・」
しかも、水中の光の屈折により、オマンコが拡大されたまま視姦。
オマンコの隅から隅まで見られてしまうのです。
この発想は天才的だ(笑)
ただ、見られちゃうだけでなく、隅々まで。
しかも、身動きとれないし、元はと言えば自分の失敗(天井から落ちる)から起きたシチュエーション。
それプラス、田舎の純朴な娘。
これはエロいです。
最上位だと思っていた<オマンコ見え>にも、シチュエーションによって色んなランクがあるのだと気づかせてくれました。
これはもちろん、最高ランク。
さて、基本的には舞以外のキャラは、その時その時のゲストキャラです。
しかし、4巻から、助手の愛が登場。
愛は、可愛いけど男みたいな性格です。
こういう<男っぽい女の子>キャラも、一定の人気がありますよね。
温泉で舞の背中を流している愛ですが、、、
「男だとこ~はスムーズに洗えないでしょ~ね」
ゴシゴシゴシ
舞のオマンコをゴシゴシと大胆に洗ってます(笑)
こんな愛が、エロじじいの仙人にとりつかれた際、、、
好き勝手に体をいじくられます。
さらに、、、
「そ~か、そうじゃったのか」
「こんな風になっておったのか」
オマンコをまじまじと観察されてしまう愛。
こういう男っぽい女の子が、辱めに合うのは、逆に興奮しますね。
5巻からは、ライバルキャラの、お助け屋・美依が登場。
愛、舞、美依(アイ、マイ、ミイ = I my me)という事ですね。
触手に捕まってしまった際に、美依の股間をストッキングでゴシゴシしだす舞。
「バ・・・馬鹿ぁ!」
「な・・な・・な・・・何を・・・」
ゴシゴシゴシ
「はぁぁ!あ・・・あ・・・」
「お願い・・・もう・・もう・・」
ゴシゴシゴシ
これ、静電気を発生させて、触手から逃げる作戦なんですが、、、
なんでオマンコ(笑)
足のピクピク感とか、少年誌なのか?ってくらいエロいですね。
というわけで、少年誌のエロ表現の限界に挑んだこの作品。
なんというか、今のマンガよりエロが露骨で、生々しいですね。
少年向けというより、おっさん向けです(笑)
あと、今回読み直してみて驚いた事があります。
それはこの時代にすでに電マ表現を描いていいたこと。
みなさんお馴染みの、あの棒状のやつではないですけどね。
電動あんま器です。
電マでイッてしまう舞。
これは湾曲表現でもなんでもなく、完全に電マでイカされてますよ。
セックスはダメでも、オーガズムは描いてよいのだろうか?
電マがまだまだマイナーだったため、ギャグとして見逃されていた表現なのでしょうね。
この後、何億人もの女性たちのオナニーグッズになるとも知らないで。
今回紹介したエピソードは1巻から5巻あたりです。
ギャグマンガは時代とともに廃れ、現在の感覚に合うかはわかりませんが、、、
当時少年で、このマンガをオカズにされていた方など、もう一度読み直してみると懐かしい気持ちになれるでしょう。
★DMMで全巻立ち読み可能