お久しぶりです、モウソウです。
色々と忙しくてブログの更新が滞っていましたが、再開します。
今回は前回からスタートしました<理不尽に中出しをされる女達シリーズ>の第二弾です。
さて、中出しというものがなぜ卑猥で、タブーを犯している感覚があるのかという事を考えた時、私は二つの理由があると考えています。
一つ目は女性の最も神聖な部位である子宮を汚す行為だからです。
これは処女厨的な発想にも近いのですが、エロで処女喪失ものが人気があるのは、その女性が人生で一度しか経験しない、処女喪失・・・それを汚してしまうというタブーにエロスを感じるからだと思います。
つまり処女厨にとって、純白の象徴である処女膜を突き破る・・・汚してしまう行為ですね。
この<処女膜>という部位も、確かに女性にとって神聖な部位なのかもしれませんが、最も神聖な部位・・・重要な器官はもっともっと奥にあります。
それが生命を生み出す<子宮>です。
例えば無許可で膣内に男性の陰茎を挿入されてしまう事も、性器を汚されたという事にはなるかもしれませんが、子宮内に精子を注入されてしまうという事はまさに最後の砦まで蹂躙されたようなモノでしょう。
無許可で中出しをされるという事は、ただ犯された、、、とは比べ物にならないほどの屈辱なわけです。
そして二つ目は、まさに中出しが生命を生み出すという事。
つまり妊娠に対するタブーですね。
セックスをしてしまう事は「一線を超える」と表現されるように、膣への挿入だけでも十分汚された感はあります。
しかし望まぬ相手の子を妊娠してしまうという事は、次元が違います。
お互いの間に赤ちゃんが出来てしまうという事は、切っても切れない縁が生まれる事であり、まさに取り返しがつかない事で、本当の意味で犯されたという事になります。
この妊娠のタブーというものがあるからこそ、理不尽な中出しというものが恐ろしく卑猥なものに昇華されるというわけです。
今回紹介します南北(なんぼく)先生の「家族計画」という作品は、まさにこの妊娠のタブーをうまく設定に組み込んだ名作なのです。
この作品で理不尽な中出しの犠牲者となるのは、やよいという若妻です。
優しく聡明な旦那を持ち、一見幸せそうなのですが、旦那が無精子症と診断され、二人の間に子供が作れない事が判明します。
普通でしたら、養子をもらったり、精子バンクを利用したりするわけですが、この漫画では違います。
何と旦那との間に子供が作れない代わりに、旦那の弟とセックスをして、子供を作ってくれとお願いされる事になります。
つまり、少しでも近い遺伝子の子を授かりたいという事なのですが、まさかの義弟とのセックス。
やよい本人はもちろん困惑するのですが、どうしても子供が欲しいという事で旦那本人や旦那の母(姑)に懇願されてしまうのです。
この漫画の肝はまさにこの設定にあります。
通常のエロ漫画ですと、妊娠してしまうかもしれない・・・という危険性を描く所までで、妊娠したかどうかまで描かなかったり、描いたとしても、あくまで結果論的なオチで描かれる事がほとんどです。
しかしこの漫画の設定でいくと、妊娠する危険がある・・・どころか、妊娠するまで中出しし続けるという事になります。
妊娠がゴールという、まさに鬼畜の設定。
しかも強制的に犯されるとかではなく、女性が違和感を感じつつも、それが正しい事かのように説得され、承諾してしまっているという所が絶妙です。
さらに言うと、この義弟である文昭が、不潔なキモ男という所も非常に良いです。
社交的な夫の昭仁と違い、義弟の文昭は不愛想で素人童貞で不潔・・・
株のトレーダーという設定で仕事はしておらず、四六時中誰とも合わずに家の中に引きこもっているという陰キャっぷり。
やよいにとって、到底受け入れられる存在ではないキモ男とのセックスが旦那や姑公認で行われていきます。
で、妊娠する事が目的ですから、最初からゴムなどつけません。
風俗でしかセックスをしたことがなかった素人童貞の文昭にとっては、人生初の生挿入&中出し。
「(怖い・・・でも昭仁さんの為・・・)」
やよい自身も幸せな家庭を築くため、、、自分に言い聞かせて義弟とのセックスを受け入れようとするわけですが、、、
「(はっ・・・入ってるぅ・・・)」
「(文昭くんのペニス、入っちゃってるぅ!!)」
いざ、中出しセックスし始めた時の、異様な状況に戸惑う心理描写もとてもエロかったですね。
これも絶妙な設定だと思ったのですが、文昭のチンコが意外と繊細という点(笑)
いつでも勃起できるわけでなく、一度冷めると中々セックスできなくなるため、やよいが家事をしていようが何をしていようが、文昭が勃起できそうな時は、即中出しセックス開始となるのです。
家事の最中はもちろん、、、汗だくでもシャワーを浴びる猶予さえ与えられず、即リビングでセックス。
姑が食事を作ってる横で中出しセックス。
旦那との愛のあるセックスの最中にも割り込みで中出しセックス。
女性の都合お構いなしで繰り広げられる我儘なセックスは見ていて興奮しました。
で、このキモ男である文昭ですが、さらに意外な事に中身は真面目という点。
文昭自身もやよいには悪い事をしているという認識はあり、あくまで兄や義姉のために、早くこんな事を済ませたいと思っているのです。
ただ、その思いが強すぎまして、、、
「・・・せめてこんなこと早く終わるように」
「オナニーやめて精子は全部やよいさんの膣内に出すから」
と宣言するシーンがあるのです。
精子を一滴残らずオマンコの中に中出しする・・・真面目な文昭だからこその発言ではあったのですが、やよいから見たら逆にサイコパスな発言に聞こえるのが秀逸でした。
さて、妊娠のための義弟との中出しセックス・・・1話完結の18ページではありますが、細かい部分にエロいこだわりを感じられ、名作だと思いました。
女の子がキモ男とセックスする系は好きなジャンルなのですが、また新鮮なフックを聞かせた作品に出会えてよかったです。
こちらの「家族計画」という作品は南北先生の作品集「みんなのお嫁さん」に収録されてまして、作品集自体は電子版で立ち読み可能です。(リンクは記事の最後に貼ってます)
ただ、この「家族計画」は立ち読みでは読めず、購入の必要があります。
すごくオススメの作品なので、気になった方にはぜひ読んでみてもらいたいです。
ちなみにこの「みんなのお嫁さん」という作品集自体、中々オススメです。
表題作である「みんなのお嫁さん」は、親兄弟で嫁をシェアする一族の話。
旦那の前で義弟に玩具でイカされたり、義父の子を妊娠したり、これも貞操観念ぶっ壊れてますね(笑)
また、「ピラミッドの摂理」という作品もすごく名作です。
これは前後編で2話構成でした。
女性が処女かどうか簡単に判別できるパッチテストが開発され、処女信仰が行きすぎた世界が舞台となっていまして、、、
この世界では処女でないと就職も結婚もできず、風俗嬢になったり一生を独身で過ごすことになるほど貞操観念が強いという設定になっています。
ここではいじめっ子たちに無理やりセックスをさせられてしまう、スクールカースト最下層の男女が出てきます。
無理やりセックスを経験させられる事でいじめられっ子の二人の将来が台無しにさせられてしまうのです。
しかし、結婚前にセックスをしてしまうと、人生のレールから外れてしまう反面、普通の人は結婚までセックスを知らず、生きていくわけです。
いじめでセックスを経験させられたスクールカースト最下層の二人は、逆に先に性に開花してしまい、、、性の悦びを知った二人が今度はいじめっ子たちに性的にマウントを取り始めるという設定が面白かったです。
しかも後半では数年後に大人になってから、かつてのいじめっ子の女子に、二人が復讐する様子も描かれています。
いじめっ子のほうは順当に処女のまま結婚したのですが、性生活に満足できない日々を送っていました、、、
そこでカウンセリングを訪れるのですが、そこで出てくるのがセックスカウンセラーになったスクールカースト最下層の二人なのです。
そこでセックスの本当の気持ちよさに目覚め、女の悦びに開花していく様子が描かれています。
特にかつてイジメていた男のチンコで人生初の中イキをしたシーンなどがエロかったですね。
さて、いかがでしたでしょうか?
先ほども書いたように「家族計画」は立ち読みできないのですが、作品集の冒頭が読めますので良かったら下記のリンクよりどうぞ。
絵柄も好みに合っていて、今回の記事の内容に共感していただけたのであれば、買って損はない作品集かと思います。
★FANZA(旧DMM)で立ち読み ↓↓↓