ゾンビ映画といえば、ホラーの中でも熱心なファンの多いジャンルですよね。
ゾンビ映画はだいぶ出尽くしてきた感があり、ある意味時代劇なマンネリの良さの領域まできてると思います。
そのため、数年前から、ゾンビ映画のスタンダードを元にした、コメディ映画が作られるようになってきました。
ゾンビコメディと言えば「ゾンビランド」とか「ショーン・オブ・ザ・デッド」とかが有名です。
私も「ゾンビランド」は大好きで、何度も見返しましたよ。
今回紹介する映画も、そんなゾンビコメディ映画。
2013年ロシアの作品「ゾンビ・フィーバー」です。
めっちゃドスケベってほどではないのですが、エロいシチュエーションがあったのでご紹介しますね。
スクールカーストなんて言葉がありますが、世の中はイケてるグループとイケてないグループに分かれてます。
この映画の主役はまさにイケてないグループの二人。
写真左がパニック障害持ちのイヴァン。
右がデブでブサイクだが、人一倍スケベな悪友のアレックス。
イヴァンは内気な青年ですが、アレックスはモテないくせに、やけに自信たっぷりな嫌われ者タイプ。
アレックスの誘いで、二人はビーチのパーティーに行きます。
ビーチにはイケてる集団ばかり。
当然、アレックスはイケてる女を食いまくる気満々。
こういう根拠のない自信をもったヤツっていますよね。
ちなみに、コンドームもたくさん持ってきてます(笑)
そしてこちらがイケてるグループの方々。
野外のクラブイベントで、踊りまくるイケてるエロい体の女なんかがいたりして、、、
ポカーン
固まるアレックス。
完全に惚れてしまいますが、このままでは相手にされるわけがありません。
そう、、、このままでは、、、
私も学生時代は、イケてないグループのほうで過ごしましたので、気持ちはわかります。
しかし、クラブで踊りまくってるような女の子なんて、イケてないグループの男にとっては完全な無理目。
ただ、唯一、イケてるグループのナターリアだけは、イヴァンに優しく声をかけてくれます。
イヴァンはナターリアに、密かに好意を寄せています。
てか、イケてない男なんて、女の子にちょっと優しくされたら簡単に惚れます(笑)
優しい女の子って、罪やでぇ・・・(´д`)
まあ、そういう男子に優しく声かけてた記憶のある子は、そいつにオナペットにされてる事は覚悟してください。
ちなみにナターリアを演じているのは、元t.A.T.u.のユーリャ。
デビュー時は世界中を席巻して、日本のMステで生放送ドタキャンして話題になりましたね。
普通だったら、フラレまくって、何もなく終わるはずの二人。
しかし、ここで事態は一変します。
そう、、、
ビーチに現れるゾンビ。
そして次々とゾンビにされていく、ゾンビパニックが発生。
色々と脱出のお話があって、なんとかとあるビルに立てこもります。
イヴァンもアレックスもナターリアも、、、
踊ってたイケてる女も、イヤミなイケてる男も、みんな一緒。
ちなみに、走ってきて喉が渇いたのか、花瓶の水を飲むアレックス。
そりゃモテないでしょ(笑)
そこからも色々あって、屋上にたどりつきます。
何人かは犠牲になってしまいましたが、ここにはゾンビもおらず、一応の安住の地。
今まで死線をくぐり抜けてきて、ナターリアとも少しずついい感じになりはじめるイヴァン。
ゾンビコメディって、青春映画的要素も多いのですが、この映画もそうですね。
イケてるグループのヤツとも打ち解け、しばしの平和が訪れます。
イヴァンは元々内気なだけで、この危機でも頑張ってナターリアを守ったりしてますが、アレックスは相変わらずの非モテっぷり。
しかし、、、
「あっ!あっ!あっ!」
屋上の物陰で、セックスをしてる人が。
女は、あの踊ってた女。
その相手は、、、
アレックス!
いつの間にか、女を落としてました(笑)
物陰から足だけ出して、正常位でヤリまくりです。
グっ!グっ!グっ!
こういう危機的状況になると、色々なパワーバランスが変わるのでしょうね。
そして、こんな状況でも、ブ男とでもセックスはしたくなる女心というものもエロいです。
これ、他の人も屋上にいますからね。
あくまで物陰です。
それでもセックスしたくなっちゃうんだなぁ。
実際、男女の出会いって、バランスだったりもしますよね。
ある集団の男の中で、上位に食い込めれば、女とセックスできるわけです。
ゾンビパニックなどの異常事態で、そもそもの人数が少なくなれば、セックスするチャンスは格段に上がるというわけですね。
田舎の学校とかだと、若い男の教師と、女の教師が、必然的にくっついたりしますよね。
これも、そういったバランスの影響だと思います。
さて、この「ゾンビ・フィーバー」は、かなりおバカなエロノリなのですが、、、
水着ゾンビなるものもやってしまってます(笑)
水着ゾンビから女を守るアレックス。
しかし、頭の中はセックスの事しかないでしょう。
あー。
今から日本もゾンビだらけにならないかなぁ。
そうすりゃ、アイドルとでもセックスできるのに。
「ゾンビ・フィーバー」が名作かと言われれば、そうではないのですが、しっかりと押さえるところは押さえてて、面白い映画です。
演出は、現代にしてはしょぼく、低予算感があるので、そういうのは期待しないように。
また、エロシーンも、そこまで多くはありません。
まだあまりゾンビコメディを見た事ないなら、先に「ゾンビランド」や「ショーン・オブ・ザ・デッド」などを見た方がいいです。
でも、映画を見まくってて、ただのおバカ映画にも慣れてるなら、オススメです。