
もう10月になると言うのに猛暑日をぶり返したりして、まだ夏が終わった感がないですよね。
そんな残暑厳しい夜にホラー映画はいかがでしょうか?
今回取り上げる作品は2014年のカナダ映画「ラバーボーイ」です。
女の子達の生活をノゾキできるというポルノサイトを舞台に殺人鬼が暴れまわるスラッシャー映画です。
本記事では映画のエロシーンを徹底解説すると共に、映画に秘められたメッセージの考察を行っています。
またオマケとして、2000年代初頭に誕生したイニシエのノゾキサイトの紹介も行っています。
映画「ラバーボーイ」とは?
映画「ラバーボーイ」とはどんな映画なのでしょうか?
まずは本作の概要に触れたいと思います。
女子の私生活のぞきサイト「ガールハウス」
映画「ラバーボーイ」の原題は「Girl House」でして、そのタイトルにもなっている架空のポルノサイト「Girl House」を舞台にしています。
「Girl House」とはかつて一世を風靡した、女の子の生活をノゾキできる形式のポルノサイトです。
本作ではそんな「Girl House」に出演している女の子達が凶悪な殺人鬼によって次々と殺されていく事になります。
女の子の生活をノゾキできるサイトはまさにこの映画が作られた2014年ごろに流行っていた形式のサイトですね。
日本では「NOZOX」や「ギャルズアパートメント」といったサイトが有名です。
それぞれのサイトのドメイン年齢を調べた所、「NOZOX」2014年から、「ギャルズアパートメント」は何と2005年から存在しているサイトで今でも運営しています。
尚、映画の解説の後にオマケとして老舗サイト「ギャルズアパートメント」の解説もちょろっとしてます。
現代の感覚からすると少々実用性に欠けるサービスなのですが、文化的意義として一見の価値ありです。

女の子の私生活を覗き見る事の背徳感
ノゾキサイトとは<のぞき>とは言え、女の子達本人も同意の上で私生活を配信しています。
本当の意味での盗撮とはなりませんが、本当の盗撮はどの国でも違法になるので実現不可能でしょう。
女の子達も覗かれてるのを知ってるだけに、逆に積極的にエッチな配信を行ってくれます。
アクセスを集めるほどお金が儲かる仕組みだからです。
また、オープンチャットや2ショットチャットで女の子とコミュニケーションを取る事もできます。
ですので、チャットレディーやライバー、ニコ生配信などと大枠としては一緒です。

ただ、そこに24時間私生活を垂れ流しにしているという点が加わるだけで、一味違ってくるのですよね。
さきほど、本物の盗撮ではないとは言いましたが、まるで盗撮をしているような気分も味わえます。
女の子達も24時間常に気を張ってるわけにはいかないので、無防備に寝ている姿もさらします。
また、当然シャワーを浴びる時も女の子達にプライベートはありません。

ですので、こういったノゾキサイトで定番となるのがオナニーシーンです。
「Girl House」ではプライベートオナニーというよりは見せオナニーに近い形式かもしれませんが、サイトによっては出来る限りプライベートオナニー風に見せている所もあります。
ただ、女のオナニー大好き人間としては残念な事ながら、映画内ではオナニーシーンはそれほど多くはありません(笑)

オナニーの代わりと言ってはなんですが、面白い事に「Girl House」ではセックスの配信も行われます。
これは日本のサイトでは不可能な事です。(セックスの生配信は逮捕者も出ています)
海外のノゾキサイトは一般的にセックスの配信もしてるんですかね?
そもそも海外ではライブ配信でもセックスがメインコンテンツの一つなので、そうなのかもしれません。
ちなみに「Girl House」では選ばれしプレイボーイたちが女の子達の住む「Girl House」の場所を教えてもらい、セックスの配信に同意した上で女の子とセックスできます。

スラッシャー映画におけるエロスの役割
本ブログでも度々解説してきましたが、スラッシャー映画におけるエロ描写は、単なるサービスシーンではなく「生の象徴」として機能します。
エロとは生命の象徴です。
エロは生命の素であるザーメンを吐き出させ、女達はそれを受精する事で新しい生命を育みます。
また、エロとは快感であり、人生の悦びです。
あらゆる生命体の目的が子孫を作る事である以上、人間はセックスする為に生まれてきたと言って過言ではありません。
セックスは人類が子孫を残すための本能的行為であり、同時に人生の悦びでもあります。
だからこそスラッシャー映画は若い女性のエロスを「生命力の象徴」として描き出すのです。
その「生」と正反対の「死」に直面させることで、観客はより強い恐怖を感じます。
つまり、エロスとタナトス(死)はスラッシャー映画の両輪であり、恐怖を成立させるために必要不可欠な要素なのです。
その点、ポルノサイトを題材にした本作「ラバーボーイ」はスラッシャー映画の本質を捉えた作品と言えます。

助けたいのに助けられない!配信型スラッシャー
本作「ラバーボーイ」は配信サイトを舞台にする事で、インターネット時代ならではの面白いギミックを取り入れてます。
それはこれまでのスラッシャー映画が、人里離れた場所でクローズドに展開されていたのに対して、「ラバーボーイ」はサイトを通して全世界に殺人ショーがリアルタイム配信されるという点です。
本作に登場する殺人鬼は、隠す事なくカメラの前で女の子達を惨殺していきます。
しかし「Girl House」の利用者が殺人を止めようと思っても、ポルノサイトの性質上、女の子達のプライバシーを守る為にどの場所から配信されているかわからないというジレンマに襲われます。
何とか女の子を助けようと工夫を凝らす様子が描かれているのですが、そこがサスペンス要素となっています。
このギミックの使い方は、スラッシャー映画としては中々新鮮でした。

ネット時代の次世代スラッシャーキラー爆誕
まずは本作に登場する殺人鬼について解説していきましょう。
ネット時代に生まれた次世代型スラッシャーキラー・・・その名は「ラバーボーイ」です。
ラバーボーイとはこいつの事だ!
イニシエのスラッシャー映画では、殺人鬼は中々正体を現さず、最後にインパクトのある登場をするものでした。
しかし、ジェイソンやレザー・フェイス、フレディーなど、殺人鬼のキャラ自体に固定ファンがついてきた昨今では、どんなユニークなキャラがキラー役として登場するのか、最初から前面に押し出す映画が増えてきました。
そこで本作のポスターを確認してみると、、、
何ともおぞましい仮面の殺人鬼が出ているではないですか!
ところが、、、
こいつは一切映画に登場しません(笑)

本物のラバーボーイはこいつです!
ポスターの怪物とは全然インパクトが違いますね(笑)
まあ、これはこれでハロウィンのマイケル・マイヤーズのように表情が見えず不気味ではあります。
悪く言えばマイケル・マイヤーズの劣化版です(笑)
ちなみにこの覆面には意味があります。
これはラバーボーイが普段ダッチワイフ的に使っていた、マネキン的な女の人形の頭部をマスクにしたものです。
髪の毛もラバーボーイ本人のものではなく、その仮面に付属したウィッグみたいなもので、女だから長髪なんですよ。
後述しますが、ラバーボーイは女に強烈なトラウマを持っている中年男でして、、、
自分にとって悪の存在である女になり替わる事で殺人鬼と化した・・・と、私は解釈してます。

ちなみにスタイル的にもちょっと新しいのが、両手に工具箱とスマホを持っている点です。
殺人の道具自体はジェイソンと同じく、その場のものを活用するか素手です。
工具箱は「Girl House」の厳しいセキュリティーを突破したりするためのアイテムです。
ラバーボーイ本人がPC関連の仕事をしており、ソフトとハード両面に高いスキルがある為、それを活用しています。
また、「Girl House」のシステムをハッキングしたラバーボーイはスマホで館内の扉をロックしたり、女の子たちを監視するカメラで居場所を把握したりしてます。
せいぜい電話線や電線を引きちぎる事しかできなかったアナログなジェイソンに比べて、だいぶハイテクですね(笑)
かつてのスラッシャー映画ではご都合主義のように殺人鬼が犠牲者を発見したり、突然車のエンジンがかからなくなって逃げられなくなったりしましたが、それらの矛盾を払拭するラバーボーイならではの能力です。

ポスターの偽ラバーボーイについては、ネット上で色んな人が言ってますが、映画「スマイリー」のパクリ疑惑があります。
特に映画解説ブログ「恐怖 心理学研究所」さんの考察が詳しかったですが、映画「スマイリー」は映画「ラバーボーイ」の2年前の2012年制作で、日本のプロモーション会社が二番煎じ的にヒットにあやかった可能性が高いです。
「恐怖 心理学研究所」さんでは双方のキャッチコピー「出会ったら、死」と「出会ったら最後、二度と笑えない」の類似点も指摘しており、完全に流用やんと思いました。
とはいえ、映画に登場しないキャラでポスターの半分の面積を占めるというのは大胆な事をします(笑)
最近は広告と内容が全く違うアプリゲームがあったりして、イラついたりもしますが、何故かホラー映画がこれをやってもイラつかないんですよね。
そこら辺もアルアルとして受け入れられるのが、ファンを含めたB級ホラー界隈の良い所なのかもしれません。

ラバーボーイが生まれたのは女のせいだった
映画ラバーボーイが少年だった時代から始まります。
舞台は1988年のアラバマ州レホベス。
調べてみましたが、結構田舎のようです。
映画冒頭は小学生くらいのラバーボーイ(太った少年)が女の子2人組に追いかけられている所から始まります。

スカートがめくれるのも気にせずに、夢中になっておデブちゃんを追いかける少女達。
これは明らかに女の子達が少年をいじめている構図です。
女にも可愛らしい側面、知的な側面、優しい側面、、、色々あります。
ただ、こういう時の女の子は天使でも何でもなく、醜悪な悪魔です。
女の子が大胆に柵を飛び越えるシーンを入れて、女の下品で下劣な側面を表現しているの演出は上手いです。

気が弱そうな少年ラバーボーイは結局女の子二人に追い詰められ、ある屈辱をうけます。
特にショートのほうの少女(劇中の役柄名は”少女1”)は、少年よりも遥かに上手な印象で、言葉巧みに少年を侮辱します。
後述しますが、明らかに女の武器を知った悪女です。
数分のシーンではありますが、これによってラバーボーイが女の子に強烈なトラウマを持ってしまった事がわかります。

色々割愛しますが、最終的に少女1が一人になった隙に、少年ラバーボーイは彼女を殺害します。
その手口も、橋の上から少女が自転車ごと転落したように見せかけるという、残酷で冷静な方法です。
少女が命乞いしても淡々と実行する姿はまさにサイコパスそのもの。
こうして女子にトラウマを持った殺人鬼が誕生するのです。

性の恨みは恐ろしい!
よく「食い物の恨みは恐ろしい」と言いますが、それ以上に恐ろしいのが少年を性的にからかった時でしょう。
前述した少女1のイタズラですが、少年の性的好奇心を突いた辛らつなものなのです。
「あそこが見たいの」
「見せてくれたら私も見せる」
高圧的な口調で少年を追い詰めていた少女1はそう提案を持ち掛けます。

さらには、、、
ギュっ・・・
スカートの裾を握り、スカートをたくし上げるような仕草を見せます。
そうです。
この少女は自分のオマンコに価値がある事を既に悟っているのです。
女の武器を駆使されたら、少年などイチコロです。

この時の少年ラバーボーイ役の子役の表情がまさに名演技です。
もしかしたら女の子のアソコが見れるかもしれない。
一生見れないかもしれないと思ってたのに、本当に今から見れるの?
女の子のアソコってどうなってるんだろう?
チンチンがついてないってどういう事なんだろう?
ツルツルと何もないのかな?
それとも・・・
おそらくは少年の頭の中ではそういった感情が目まぐるしく渦巻いている事でしょう。
実際、マンコを見た事ない男子にとって、女のマンコとは夢にまでみるようなものなのです。
私もマンコが見たくて見たくて、恥も外聞も捨てて、水着に着替えている女子の側で床に寝っ転がった事があります。
小学校低学年の頃は男女一緒に着替えてましたからね。
でも、女の子はタオルにしっかりと身を包んでおり、さすがに見れませんでした。
もしかしたら私は一生オマンコを見る事ができないのかもしれない。
そう絶望したものです。
そういうった感情が全ての顔に現れている、見事なガン見演技です。

一生に一度のチャンスかもしれない・・・
そう決意した少年ラバーボーイは女子の前で意を決してパンツをおろします。
しかし、、、
「ぎゃはははは!!!」
「すごく小さい!」
「ドングリみたいね!」
と女の子二人にからかわれてしまいます。
これは強烈なトラウマになるでしょう。
オマンコを見せてくれるという約束を破られた上に、自分の性器を笑われてしまったのですから。
これがきっかけとなって少年は凶行に及ぶ事になります。
マンコの恨みは食い物の恨みより怖いのです。

尚、少女1が少年を誘惑する時に言ったセリフが、、、
「Com on, Lover Boy…」
でして、ここで初めて<ラバーボーイ>という単語が登場します。
日本語字幕では<イケメンくん>というように訳されてます。
後の大人になったラバーボーイが「Girl House」を利用する際のハンドルネームで<ラバーボーイ>を使用する事になるのですが、これが偶然なのか、少女1からのトラウマが何らかの形で出ているのかは考察のし甲斐がありそうです。

童貞をこじらせた中年の末路
映画の制作年が劇中時間と一致するとして、少女を殺してから26年が経過し、ラバーボーイもすっかり中年男になります。
本人曰く「コンピューター全般」を仕事にしているとの事で、ソフトだけでなくハード面も含めたメンテナンス作業を行っているような様子が伺えます。
しかし、どう見てもホワイトカラーというわけではなく、どちらかというとブルーカラー寄りです。
優秀なスキルを持っていても、持ち前のコミュ障により、社会的地位は低いと予想されます。
また、容姿に異常なほどコンプレックスを持っている描写もあり、おそらくは風俗すら行った事のない童貞です。
自分の顔が見えないポルノサイトでしか、女性とコミュニケーションが取れてない状況です。
そんなラバーボーイがオフィスのPC機器の修理をしていると、ふとあるモノが視線に飛び込んできます。

それはオフィスで仕事をしている女性のパンチラです。
普通の男ならば、一瞬は目を奪われるとしても、ヤバイと思って視線はずらすと思います。
しかしラバーボーイは、、、何秒間もパンツをガン見してしまうのです。
これは彼が性的に満たされておらず、女を欲している為と思われます。
つまり、砂漠で遭難した干からびた人間が水を発見したのと同じ状態です。

さらに最悪なことに、ラバーボーイはこの女性社員にパンツを見たことを咎められてしまいます。
女性社員はおそらくはホワイトカラー側で、上司に報告してラバーボーイを首にもできるような脅しもかけてきます。
確かにオフィスで女性のエッチな部分が視線に入る事はあります。
私も昔、ローライズが流行ってた頃に、しゃがんで作業してる女子社員のハンケツをみちゃった事はあります。
その時はすぐに視線をそらしましたが、それでもバレて、ちょっと睨まれたくらいです。
やはりガン見はダメです。

そんなラバーボーイの日々の楽しみはポルノサイト「Girl House」で女の子をみたり、チャットをしたりすること。
顔の見えないネットの世界では唯一、女性とコミュニケーションを取る事ができます。
「Girl House」内でもラバーボーイの固定ハンドルネームで常連さん扱いをされています。
そんなラバーボーイが新人ガールのカイリーにガチ恋をしてしまう事で、後の惨劇につながるのです。

カイリーと楽しく2ショットチャットを楽しむラバーボーイですが、ある言葉をきっかけに豹変します。
「君もステキだ」
「ありがとう、あなたもね」
ただのお世辞で返したカイリーの返信ですが、、、
なぜ俺の容姿も知らないのにステキだとわかるんだ?・・・と、ラバーボーイは食い下がります。
話してる感じからきっとステキな人に違いないと思ったとカイリーが返しても納得しません。

あげくの果てにはシステムをハッキングして、送信できないはずの顔写真(ラバーボーイの本人の顔)を送信し、、、
「これでもカッコいいと思うか」
と言ってくる始末。
送れないはずの顔写真を送ってきたラバーボーイに戸惑うカイリーですが、、、
「ええ、イケてると思う」
と、優しさからそう返事をしてしまいます。
ここのやり取りでお気づきだと思いますが、おそらくラバーボーイはADHDの類の精神疾患を患ってます。
ポルノや風俗の女性が、どんな男に対しても容姿を侮辱しないのは、優しさであると共に仕事だからです。
それに気付かずに、執拗に容姿について尋ねてくるのは空気が読めてない証拠です。
カイリーとの会話は無難に終わったわけですが、、、
ところが、この送信した顔写真が他のガールに流出してしまうのです。
ラバーボーイの事を揶揄しなかった優しいカイリーですが、他のガールはむしろネタにして笑いものにします。
「Girl House」の壁に顔写真を貼られ、バカにされている事に気付いたラバーボーイが凶行に走る事になります。

ADHDの話を出しましたが、思えばこれまでの行動もADHDならば説明がつきます。
いじめっ子の女子のウソを簡単に信じてパンツを脱いでしまったり、オフィスでパンチラを何秒もガン見してしまったり。
そもそも少女達にいじめられていたのも、ADHDだったからなのかもしれません。
そこに平気で殺人を犯すようなサイコパス要素も絡み、女子へのトラウマと女子への渇望を併せ持ったモンスターとなってしまったのかもしれません。
特にラバーボーイの女子への渇望は凄まじいものがあります。
部屋の片隅には女の形をした等身大の人形があり、そいつにキスをしたりしてます。
ところが、精巧なダッチワイフならばまだしも、まったくエロくない人形なのです。
まったく勃起しない容姿なのですが、それでもキスしたくなるというのが女性への渇望の強さを表してます。
ちなみに前述した通り、この人形の頭部をマスク替わりに被り、殺人を行います。

また、ラバーボーイは「Girl House」のガールたちの写真と自分の写真で勝手にコラ画像を作ってます。
コラ画像は新婚旅行を楽しんでるようなもので、相手の気持ちをまったく考えずに妄想だけが暴走している様子が伺えます。
また、PCに詳しいのに、そのコラ画像がどこか雑なのも異常性を感じさせます。
これまでのスラッシャーキラーは殺人そのものに欲望を募らせるキャラがほとんどでした。
ここまで女への欲望を露にする殺人鬼は珍しいですね。

登場ガール別にエロシーンを徹底解説・考察
それではいよいよエロシーンの解説・考察に入っていきます。
せっかくですので、「Girl House」の登場ガール別にエロシーンを見ていきたいと思います。
普通の女の子を卒業します!主人公カイリー
まずは主人公のカイリーです。
彼女は普通の女子大生でしたが、金銭的な理由から「Girl House」へ参加する事になります。
むしろ高校時代まではスクールカースト上位のイケてる女子だったような描写もあります。
ただ、3カ月前に父親を亡くし、学費と母親への仕送りを稼ぐ為にポルノサイトへの出演を決意するのです。

お金の為に風俗やポルノサイトでアルバイトをする女子大生というのはリアルにも沢山存在します。
本作では本筋のホラーとは別に、エロで稼がなければならないカイリーの葛藤も描かれます。
尚、「Girl House」で稼いでいる事はあっという間に大学内でもバレて、腫物のように扱われてしまうカイリー。
しかし、その中でも親友のリズなどは、カイリーの事をポルノ女優とイジったり、むしろズケズケとストレートな事を言って、彼女の良き理解者になってくれます。
そういった、女性が性を売る葛藤や、人間関係の機微も丁寧に描いているのは面白い所です。

また、「Girl House」のお仕事、ラバーボーイの異常性とは別にカイリーの恋愛ストーリーも展開します。
お相手となるのは、幼馴染のベン。
ただ、幼馴染とは言っても高校まで一緒だっただけで、今まではほとんど話をした事がありません。
今は別の大学に通うベンですが、ずっとカイリーに片想いしていたベンが、勇気を出してカイリーに凸るのです。

実はベンもカイリーが「Girl House」に出演している事を知っている一人です。
カイリーをポルノサイトで偶然発見したベンですが、その事がきっかけになって、カイリーに会いに行くのです。
ベンの言い方だと、スクールカースト上位のカイリーに対して、ベンは下位のイケてない男子グループだったようです。
ポルノサイトの件がなければ、このまま片想いで終わっていたでしょう。
しかし、ポルノで稼ぐカイリーが心配で居ても立っても居られず、行動を起こすベン。
オタク男子がイケてる女子にアタックするという構図も、応援したくなります。
ラバーボーイさえいなければ、割といい青春映画になってたかもしれません(笑)

さて、ポルノ慣れしている女子とは一線を画す、いたって普通の女子であるカイリーですが、むしろそういう女の子の中にこそダイヤの原石は潜んでるものです。
「Girl House」を経営する代表のゲイリーも、カイリーのそんな魅力を見抜いて彼女をスカウトしてきます。
他のガールほど、ハードなことは出来ずとも、独特のエッチなダンスであっという間にアクセスを獲得していきます。
映画前半では、このカイリーのエッチダンスが一つの見せ場になっています。
このたわわな実りを見ていただければわかると思いますが、かなり破壊力のあるお乳をお持ちでございます。

ブラジャーに覆われた左おっぱいがこちらなのですが、、、
ブラからお肉がはみ出してる感じが凄いですね。
映画内ではカイリー以上の巨乳娘も登場しますが、バランス面を考えてカイリーの方に軍配が上がります。

ただ、残念なことにカイリーは映画内では乳首は隠しちゃってるのです。
メタ的に言うと、カイリー役の女優さんが乳首NGの契約になっているのかもしれません。
ホラー映画ではメインヒロインは、そこそこの女優を起用する為、あまり脱がないというのもよくある話です。
もちろん普通の女子大生であるカイリーが、恥じらっているから乳首を隠すという演出かもしれませんが、、、

恥じらいつつも、ちゃんとカメラに乳首も映している描写はあるのです。
しかし、映画の観客には乳首が見えないように巧に隠されています。
こちらのシーンではラバーボーイの右手で隠されてしまっています。
ラバーボーイのおバカさん!
色黒だな・・・じゃ、ねーんだよ!

しかし、そんな事で諦めないのが当ブログです。
ラバーボーイにも勝るとも劣らない女への執念により、乳首が見えている疑惑のシーンを探してきました。
まずはカイリーのシャワーシーンです。
半透明のカーテンの向こうでおっぱいを露にするカイリーですが、、、

おっぱいの中にうっすらと色が違う部分があるのがお分かりいただけたでしょうか?
ちょっと拡大してみましょう。
これは明らかにカイリーの乳首&乳輪だと思われます。
尚、この色合いであればラバーボーイが言うほど色黒とも思えないですね。

続いてはエッチダンスの後にブラジャーを着けるシーンでの事です。
カイリーの横乳、、、、右胸の先端にご注目ください。

このポッチは何でしょうか?
もしかしたら乳首でしょうか?
ほぼ、スーフレームしか映っていないので、乳首かどうかの確証を得るのは困難でした。
乳首にしては位置的に若干おかしいかもしれないと思いましたが、、、
上向きツンツンおっぱいならあり得る位置かと。
ブラジャーを着けるカイリーが身体をひねった瞬間に、2回ほどチラ見できるポッチです。
背景の壁にも、それと見間違うような模様はなさそうです。
乳首でしょうか?
皆さんはどう思われますか?
乳首であってくれ!

乳首に関してはもどかしい結果になりましたが、お尻は比較的晒してくれてます。
例えばこちらのシーン。
ジーンズをおろした時にプリンと生尻を晒してくれてます。
染み一つない、奇麗なお尻をしてますね。

続いて、カメラの前で全裸を晒しているシーンです。
カメラにはおっぱいもマンコも映しているのですが、映画の観客からは後ろ姿しか見えません。
しかし、、、

光量を調整してみると、その可愛らしいお尻がしっかりと拝めるようになってます。
さらに拡大もしてみましょう。

お尻の下、、、オマンコの位置に隙間ができているのがわかりますね。
所謂、絶対空域と言われる三角ゾーンです。
私はこの絶対空域が三度の飯より大好きでして、全裸での絶対空域は生乳以上の価値があります。
まあ、残念ながらマンコは見えてないのですが、大陰唇がぷっくりしてたら見えててもおかしくないアングルです。

マンコと言えば、マンスジが映っているシーンも見逃しません。
マンコを晒すのは違法ですが、マンスジは合法ですから、ジャンジャン見ていきましょう。

拡大してみるとスジが入ってるのが確認できます。
尚、映画内でマンスジが出てたのはカイリーのみでした。

後は暗視カメラの前でラバーボーイに襲われるシーン。
ここでは破壊力抜群の胸の谷間が見えてます。
考えすぎかもしれませんが、こちらは映画「REC(レック)」のラストシーンのオマージュのようにも思えました。
映画「REC(レック)」でもヒロインのアンヘラがかなり良いおっぱいをしてましたが、ラストの最高に怖いシーンでもその胸の谷間に目がいってしまった記憶があります。
あの時を彷彿とさせますが、偶然の一致でしょうか?

カイリーのエロシーンとしては以上になります。
やはり乳首を出さない分、過激さでは消化不良な面がありますね。
ちなみに前述した通り、映画ではカイリーが性を売る事への葛藤も描かれてます。
カイリーがエロダンス中に観念して乳首を出す(映画観客には見えないが)前に、意を決したかのようにフーっと息を吹く演技も入ります。
そういう細かい演出を挟むのも、スタッフの映画作りに対する本気度が伝わってきますね。

アタシが一番よ!セクシーな金髪女デヴォン
お次はカイリーが入る前はナンバーワンの座をキープしていたデヴォンという女の子です。
金髪で彫の深いお顔をしており、洋画に登場する典型的なセクシー女です。

過激なシーンがなかったカイリーと違い、乳首も平気で晒します。
所謂おっぱい要員というヤツです。
シャワーシーンでも乳首は隠されません!

ちょっとアングル的に大きさがわかりにくいのですが、、、
おっぱいは小さ目サイズで、カイリーほどの破壊力はありません。

デヴォンの水着シーンを見ても、乳房は小さそうです。
締め付けられてるとは言え、だいぶ控えめなイメージです。

ただ、総合的なセクシーさはかなり高いです。
先ほどのシャワーシーンでも見えそうで見えない下半身がエロかったですね。
股間をアップにしてみると、、、セクシーな曲線美が拝めます。
少なくともパイパンではありそうです。

で、デヴォンの武器はおっぱいというよりはお尻です。
こちらはデヴォンがカメラに向けてお尻を振っているシーンですが、カイリーの可愛らしいお尻とは対照的に卑猥すぎるお尻です。

拡大してみると非常に体積を感じる形をしていますね。
引き締まっており、立体的です。
何かモノが乗せられそうなほど反り返った腰もセクシーです。

尻が武器である事はデヴォン本人も自覚しているようで、ここぞという時に尻を使います。
新人のカイリーのエッチなダンスにアクセスが集中した時は、対抗してプリケツでエアロバイクを漕いでました(笑)

後述するヘザーとは気が合うのか、二人で絡んで配信したりもしてます。
脱衣カードゲームみたいなのをやってるシーンでは、、、

罰ゲームで服を脱いでますが、エロい下着姿も拝めます。
やはり総合的なセクシーさではデヴォンが一番かもしれません。

脱衣ゲームは別シーンでも開催されており、こちらは脱衣クロッケー(ゲートボールのようなゲーム)のシーンです。
私有地である庭ではありますが、お外でおっぱい晒してます。

プレイがハードで喘ぎ声がデカいヘザー
デヴォンと脱衣カードゲームをしていたのが、喘ぎ声がデカいと紹介されるヘザーです。
デヴォンよりも、より大人の色気を纏っている女性です。
ヘザーも映画内で露出する割合が高い、おっぱい要員です。

ヘザーの特徴の一つは、プレイがハードであるという事。
所有している大人のオモチャも露骨で変態的なのが目立ちます。
尚、紹介シーンで映し出されたディルドやバイブが後の殺害シーンの伏線になるとは、お天道様でもわかるまいよ(笑)

ヘザーのもう一つの特徴は巨乳ちゃんであるという事。
ちっぱい愛好家である私でも震えるほどの大きさをしています。
バランスとか関係ない!
とにかくおっぱいはデカけりゃデカいほうがいいという人の為の巨乳枠です。

デヴォンと比較しても、その巨乳っぷりは明らかです。
服を着ていて、このボリュームですからね。

尚、生乳状態ですとその重量を持て余して、垂れ乳気味です。
だいぶダラシナイ、卑猥なおっぱいをしています。

肉体的にはグラマラスな体形をしています。
こちらはパンイチでカードゲームをしている姿ですが、肉付きが素晴らしいですね。
強いて言えば、抱いて気持ちいいのはデヴォンよりヘザーのような女でしょうね。

脱衣クロッケーでのシーンもこの通りです。
巨乳を晒しているのもいいですが、右手に持ってるデカいブラジャーもなんとも下品でいいですね。

映画内でセックスシーンを演じているのは3人いますが、ヘザーはその中でも長めメインのセックスシーンになります。
何しろ、セックス中にラバーボーイに襲われる事になりますので、、、
そのセックスシーンがこちら。
洋画でよくみるノリノリでハードな後背位です。

ちょっと画面が暗いので光量調整してみましょう。
するとホルスタイン乳がブランブランしているのがわかります。
だいぶお下品なセックスです。

このセックス中にラバーボーイに襲われてしまうヘザー。
その殺し方というのが、、、
ヘザーの所有しているデカバイブを喉奥まで突っ込まれて、ラップで固定されて窒息させられるというものです。
ラップを使った窒息というものも無いわけではないですが、バイブとの合わせ技は初めて観ました。

で、この時のおっぱいが凄いんです。
ラップで固められてジタバタと暴れるヘザーですが、その際に巨乳が大暴れします。
下手したらシナリオも、ヘザーの巨乳を見てから書き換えたんじゃないかってくらい、巨乳専用の殺し演出です。

結局、おっぱい丸出しのまま、窒息ししてしまうヘザー。
おっぱい丸出し死体はその後も何度か画面に映ります。
この殺され方はエロ演出抜きにしても、スラッシャー映画ファンとしても注目の演出ですね。

ラテン系のお騒がせドラッグ中毒アンナ
4人目はラテン系女のアンナです。
実はカイリーが加入する前に、ドラッグが原因で「Girl House」を首になっていたのですが、、、
しかし、路頭に迷ったアンナは経営者のゲイリーに頼み込んで「Girl House」に戻ってくる事になります。
その時の口説き文句が、、、
「ハウスにはラテン系も必要でしょ」
というもの。
確かにポルノサイトには色んなタイプの女性が必要ですからね。
ラテン系の裸、、、見てみたいです。
ちなみにアンナはメキシコ出身のスレイカ・シルバーという女優さんが演じています。

ところが、、、
アンナはエロシーンはほぼ皆無という裏切りにあいます。
せいぜい、こちらでカメラに向けて胸の谷間をアピールしているシーンだけです。
ほぼ全員が参加している脱衣クロッケーにも参加してません。
何なんだよ、本当!

結構な微乳をしているだけに、非常に残念です。
しかも、ドラッグはやめておらず、結局ハイになってる所をラバーボーイにあっさり殺されます。
もっと言うとラバーボーイの顔写真を流出させて怒らせたのは彼女です。
本当にどうしょもないお騒がせ女です。

尻クイーン2号!お下劣アジア女ジャネット
5人目はオゲレツエロエロ系のジャネットです。
彼女はアジア女の枠でして、劇中でも部屋にブルース・リーのポスターを飾っているシーンが確認できます。
演じているのはチャスティ・バレステロスというフィリピン系カナダ人の女優さんです。
エロ演出で言えば、彼女が3人目のおっぱい要員となります。

初登場時から早速おっぱいをブリンブリンと振り回してます。
エロパフォーマンスもかなり積極的で、商売女感が一番強いガールです。

カメラに尻を向けてユーザーを煽るスタイルが特徴的で、下品に尻をビシビシ叩いたりしてます。

もう一つ特徴的なのは、乳首がやたら大きくてツンツンしてる所でしょう。
まるで勃起しているように、乳首が常時ピンと立ってます。
これまた卑猥なおっぱいです。

尻の形ではデヴォンに負けますが、また違った下品な尻見せをしてくれるのがジャネットです。
全体的にオゲレツな女の印象が強いです。
風俗嬢で言ったら、手コキ店の素人っぽい女の子ではなく、ソープランドの手練手管のプロ女という感じです。

尚、彼女にもちょこっとですがセックスシーンがあります。
セックスシーンがあるのはデヴォン、ヘザー、ジャネットの3人だけです。
で、ヘザーが魅せるのが背面騎乗位でのセックス!

下の男から腰を掴まれたまま、背中を海老反りさせて中々エロいセックスをみせてくれます。
おっぱいも程よい多きさで、短いシーンながらも3人のセックスの中ではジャネットが一番エロいかもしれません。

ハウスの案内役!レズビアンのカット
6人目は「Girl House」で一番最初に登場するカットです。
カットはカイリーにハウスを案内する役で、カイリーの最初の友達になります。
ただ、映画内の役割としては大学の親友・リズもいるので、立ち位置が少し弱いです。

どうやらレズビアン、もしくはバイセクシャルのようで、後述するミアと恋人同士です。
ただ、残念ながらカットの性的シーンは、このミアとのキスシーンか、、、

ミアと一緒に下着姿になってるシーンだけです。
下着シーンも非常に短いので、アンナと同じく非エロ枠となります。

気弱そうな赤毛のパイパン少女ミア
最後に紹介するのはカットの恋人であるミアです。
ミアの性格を掘り下げるシーンなどは無いのですが、印象的には気が弱い感じです。
恋人関係もカットにリードされている印象があり、レズで言えばネコ役なのでしょう。

そんなミアも4人目のおっぱい要員ではあるのですが、彼女が脱ぐシーンは多くはありません。
後半でラバーボーイに灼熱のサウナに閉じ込められるシーンに彼女の見せ場は集約されてます。

サウナの温度設定を爆上げされ、さらに出られないように閉じ込められたミア。
何とか脱出しようと試みますが、最終的にサウナ内にあったサウナストーンを使って窓ガラスを割ろうとします。
それまでバスタオルで隠れていた体ですが、、、熱せられたサウナストーンを掴むためにバスタオルを使用し、おっぱいが曝け出されます。
その時のおっぱいがこちら。

何?暗すぎて見えない?
では、光量調整してみましょう。
結構可愛らしいおっぱいをしており、個人的には大好きです。
ですが問題の激エロシーンはこの後です。

ガっ!
すったもんだあって、何とかサウナから脱出に成功したミアがダッシュで飛び出してくるシーンです。
こちらでは前方からの全裸を披露しています。
少々逆光になっており、動きもあるので見えにくいのですが、結構エロいです。
股間も何も覆ってません。
何気に前方からの全裸を披露したのはミアだけになります。

そして一番気になるのはここですよね。
そうです、アソコです。
念のため、本ブログではモザイクをかけていますが、残念ながらオマンコらしき形は映っておりません。
何もないツルツルの肌に見えます。
海外の映画なのに、無修正が合法なのにオマンコを隠したりするのか?
これについてちょっと調べてみました。

いくら性器の露出が合法の国であっても、映画には過激さに応じてレーティングというものがあります。
日本で言うR15+指定(15歳未満鑑賞禁止)とかです。
性器を露出することを目的とした映画でない限りは、不用意にレーティングを上げる演出はしないのだそうです。
アメリカの映画審査機関のMPA基準だと性器が映っている場合はNC-17指定(17歳以下鑑賞禁止)になってしまいます。
そうなると映画に行ける窓口が狭くなってしまう為、興行収入が落ちるんですよね。
ですので、性器の露出を無くしてR指定(16歳以下鑑賞禁止)に抑えた可能性が高いようです。
で、実際「ラバーボーイ」はMPAでR指定となっている為、性器は隠されているわけです。
女優さんが前貼りをしているか、編集時にデジタル処理で消されているという事ですね。
それでも尚、当ブログでモザイクをかけているのは、本当に念のためです。
万が一、日本の警察が性器が映っていると判断した場合は、問答無用で逮捕されますからね。
ブログ存続の為に万が一はあってはならないので、ご理解ください。
ですので、実際の映像は映画本編を見てご自身の目でご確認ください。
尚、映画ではその後、、、
ぴょーん
ミアは素っ裸のままプールに飛び込んでます。
まあ、サウナ内は死ぬほどの暑さだったわけで、当然っちゃ当然ですね。

ドボーン!
水中で藻掻くミア。
こちらのシーンでも大股を開いているはずですが、泡で上手い事マンコを隠しています。
こんなのも現代であればデジタル処理で簡単に加工できそうですね。

そして、、、
ザパン!!
水面から飛び上がった瞬間に、ミアのおっぱいがガッツリ見れます。
中々エロいです。
映画でたまに見られるアクションですが、私は<ジャンピングおっぱい見せ>と命名しています。
ミアのエロシーンは数は多くありませんでしたが、このサウナからプールへの一連のシーンが結構インパクトありましたね。

ネタバレ注意!重要シーンの意味を考察
さて、エロシーンの解説は以上です。
今度は既に映画を観た方向けに、ストーリーの核心に迫る部分での考察をしてみたいと思います。
個人的にはネタバレしても楽しめる映画だとは思いますが、念のためネタバレ注意報を出させてください。
ネタバレが気になる方はこちらのカテゴリを飛ばして、次の「主演女優の紹介」にジャンプしてください。
ベンはいる意味なかった問題について
ネットでも多く見られた意見ですが、カイリーの事が好きなベンっている意味ある?という指摘です。
ベンは「Girl House」で起こっている惨劇を目の当たりにして、外部からカイリーを助けようと動きます。
が、結局はカイリーがラバーボーイを倒して自己解決してから助けにくるんですよね。
結果がともなわないなら、全てのシーンが無意味かというとそうではなくて、ベン達がカイリーを助けようと試行錯誤している過程も面白いんですけどね。
ただ、その試行錯誤した努力が、せめて何か結果に結びついてくれよと思うのは普通の感覚だと思います。
確かにそれは私も同意見でして、例えばラバーボーイが息を吹き返して、ベンがカイリーの危機を救うとか、直接救えないにしてもカイリーに反撃の道具を渡すとか、ベンの行動が何か結果に反映されたらよりカタルシスがあったと思います。
結果的にベンがやれたことって、カイリーがマスコミのカメラに晒されないようにしただけですからね。
では、ベンはまったく存在意義がないのか?
当ブログではベンが存在が示す、製作者側のメッセージを読み解いてみたいと思います。

ベンという存在は何なのか?
それはラバーボーイのアンチテーゼ、ラバーボーイに対抗する対となる存在です。
前述した通り、ベンはおそらくはスクールカースト下位で、カイリーの事は自分とは無縁の高嶺の花と思っていました。
非モテで女の子に縁がないという意味ではベンもラバーボーイも同じ存在なんですよね。
ところが結果的にベンはカイリーに近づく事ができたし、ラバーボーイはカイリーと決裂する事になります。
ここでベンのルームメイトである、アレックスのセリフに注目してみましょう。
「こんな所でオナってないで」
「自分を磨いて彼女を捕まえにいけ!」
これはカイリーの配信を見ながらウジウジしていたベンの背中を押す何気ないセリフですが、アレックスのこのセリフに制作側のメッセージがすべて詰まっていると考えます。
結局、この言葉に励まされたベンは100キロ離れた大学に通うカイリーに会いに行きますが、最初に再会した時はカイリーの中でベンはなんとなく覚えてる程度の存在に過ぎませんでした。
しかし、勇気を出して誘ううちに、カイリーの中でベンの存在がどんどん大きくなっていったのです。
そしてベンはカイリーがポルノで稼ぐ事を本気で心配し、ある時は衝突することもありました。
反対にラバーボーイは自分の容姿にいつまでもウジウジし続け、カイリーにも画面の中の理想の女像を求めました。
ベンとラバーボーイの勝敗をわけたのは、容姿ではありません。
ウジウジしていないで前向きに行動できたかどうか。
そして相手の女性をひとりの人間として尊重したかどうかだったのです。
スラッシャー映画としては活躍できなかったベンですが、制作側がベンを用意した意図は、ラバーボーイを否定する為だったのです。
いつまでも童貞の男子は、ある意味ラバーボーイ予備軍です。
アレックスの言葉こそ、世界中の非モテ男子に捧げる、制作側からのメッセージだったと言えるでしょう。

容姿が関係なかった根拠として、もう一つ言えるのはラバーボーイを演じた人物の存在です。
ヒップホップに詳しくなく、存じ上げてなかったのですが、ラバーボーイを演じたのはラッパーのスレインという方です。
同じ容姿でも片や童貞中年男のラバーボーイ、片やラッパーとしてモテモテという大きな分かれ道があり得るわけです。
ちなみにスレイン自身は高校時代に結婚し、子供もいます。
ラバーボーイも行動次第では全然違う人生があったのでしょう。
とはいえ、少年時代に少女を殺害した時点で、彼の運命は途切れてしまったのかもしれません。

散りばめられたコメディ要素の意味
アレックスと言えば、本作の中で私がもっとも好きなキャラクターです。
情報工学を専攻してるからと言って、45分でハッキングしろと無茶ぶりされたりする彼ですが、なんだかんだ活躍してます。
特に、最初にラバーボーイを発見したのは彼で、デヴォンを助ける為に色々と行動も起こしています。
しかし、このラバーボーイを最初に発見した際に、、、
「オナニーのしすぎかな」
と、見間違いと思い込むシーンは笑いました。
このように、映画内ではコミカルな場面が散りばめられてますよね。

特に印象的だったのが、日本でクリーニング屋のような謎の店を経営しながら「Girl House」を観ているおっさんです。
完全に海外から見た間違った日本の姿で笑いました。
一昔前の映画ではよく見られた<間違った日本>ですが、さすがに今のネット時代にこの誤解をしてる人はいないでしょう。
つまり、ギャグとしてあえてこういう演出をしているわけです。
ノートパソコンに貼ってある「女館」という謎ステッカーもセンスを感じます(笑)
Girl Houseを漢字に変換しただけなんでしょうけど、この2文字の組み合わせの恥ずかしさは漢字を理解した日本語ネイティブにしかわからないニュアンスでしょう。
あえてこの文字にしたんだとしたら、優秀なギャグアドバイザーがいたと推測されます。

ホラー映画ですので、もっとシリアスにする事はできたはずですが、制作があえてコメディ要素を入れてきた理由とは、、、
それは前述した「非モテ男子たちへのメッセージ」を伝わりやすくする為だったのではないでしょうか。
あまりにも凄惨になり過ぎてしまうと、悲惨、可哀そうという感情が強まって、非モテがどうとか素直に受け取れません。
こういったコメディ要素を増やす事によって、映画全体の雰囲気をマイルドにし、一種の青春映画的な受け取り方もしやすくするというのが狙いだったと考えています。
そう思えるほどに、青春映画でやっても良い内容だったのですよね。
ラバーボーイは何がしたかったのか?
多くのスラッシャー映画では、いざ主人公を殺そうとすると殺人鬼が中々仕留められないご都合主義が発動します。
御多聞に漏れず、ラバーボーイも一度はカイリーを追い詰めつつも、中々殺そうとしません。
しかしこれにはラバーボーイが背負ったサガも影響していたと思われます。

ラバーボーイは快楽殺人者では無いので、殺人の動機は怒りによるものです。
怒りにまかせて次々と女の子達を殺害してきたラバーボーイですが、いざ推しであるカイリーを目の前にした時に、ある欲求が湧き出てたのだと想像できます。
それは女の身体を触りたいという欲求・・・そう、三大欲求の中にある性欲です。
三大欲求と言うくらいですから、他の感情などかき消すほどの強い欲求です。
セクシーな女でもどかどか殺してきたラバーボーイですが、推しのカイリーにはどうしても抗えなかったのでしょう。
まるで人形を触るようにおっぱいを鷲掴みにしてますし、、、

念願のオマンコに関してはビビりながらも親指でちょこんと触ってます。
この事から少年時代にトラウマとなったオマンコに関しては、まだまだビビっているとも解釈できます。
いずれにせよ、相手の事など尊重せず、あくまで女性をモノとして扱っている行動に感じました。
思えばターゲットの女の身体を触ってくる殺人鬼など、これまでいたでしょうか?
ラバーボーイとは、生まれてから一度も満たされた事のない性欲を満たしたいだけの悲しきモンスターなのかもしれません。
そして彼にとって女とはPCの画面の中にいる虚構であり、人間としてのコミュニケーションを取る事ができないのです。

出演女優の紹介
では最後に本作に出演された3名の女優さんについて紹介したいと思います。
アリ・コブリン
まずは主人公のカイリーを演じたアリ・コブリンです。
映画出演当時は25歳で、現在は既に結婚されてお子さんもいます。
こうしてみるとやはり親しみやすそうな美人さんですね。

本作では乳首NGだった彼女ですが、この2年前の「アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会」ではガッツリとおっぱいを出してるんですよね。
なので根本的に脱ぐのがダメという女優さんではないのですが、自身のキャリアのステップアップの為に、あえてNGにしたのかもしれません。
それにしてもすごいおっぱいです。
彼女の事を気になった方は、そちらの映画を観てみるのもアリですね。

キャムレン・ビコンドヴァ
個人的に一番気になったのが、少女1を演じたキャムレン・ビコンドヴァという子役です。
映画の中では小学生くらいに見えましたが、映画出演当時で15歳だったようです。
いずれにせよ、10代の女の子とは思えぬ、悪女っぷりを演じたのはお見事でした。

元々ダンサーとして世に出てきたらしく、女優専業ではないようですが、その演技力は抜群でした。
現在はすっかり大人になられたようですね。

尚、他の子役たちと仲睦まじく記念写真をとっている姿も発見しました。
すぐ隣にいるのはラバーボーイの少年時代を演じたアイザック・フォークナー君です。
お互いイジメたり殺したりした間柄ですが、あくまで映画の中での話。
3人とも映画の中とは違って、憑き物が落ちたような爽やかな表情です。
仲も良さそうで微笑ましいですね。

アリソン・バス
最後にデヴォンを演じたアリソン・バスです。
彼女もモデル業を主体とする兼業の女優さんのようです。

映画内ではお尻を武器にしていた彼女ですが、プライベートでもお尻がチャームポイントの様子です。
こちらのビーチでの写真では破壊力があり過ぎる美尻を披露しています。

尚、彼女も本作に限らず結構脱いでるようです。
映画というよりはドラマへの出演が多いようですね。

まとめ
さて、映画の解説は以上となりますがいかがでしたでしょうか?
この後は実際に存在するノゾキサイトの紹介と映画が配信されてるサブスクサービスの紹介に移ります。
その前に映画の予告編も貼っておきます。
エッチなシーンも少し見れるみたいなので、ぜひ見てみてください。
※殺人シーンなども含みますので苦手な方はご注意ください。
映画の予告編
実在する「女子の生活配信サイト」紹介
それでは映画と同じように、実際に女の子の生活をのぞく事ができる実在するノゾキサイトの紹介をしたいと思います。
2000年初頭に生まれたイニシエのエロサービスである老舗サイト「ギャルズアパートメント」です。
後述するように実用性としては難点のあるサイトなのですが、こういうサイトもあったという点では一見の価値ありです。
もちろん日本語対応してますし、女の子も日本人ばかりです。
映画では女の子がノリノリでしたが、こちらは落ち着いた雰囲気です。
チャット機能がない代わりに、淡々と女の子の様子を観察する盗撮感の強い作りとなっています。



となると最もお楽しみとなるのがオナニーシーンです。
また、オナニーの事後処理などリアルな挙動を眺める事ができます。
ここら辺は無料のサンプル動画がサイト内に掲載されているのでぜひ見てみてください。


オナニー以外でも女の子達はかなり際どい恰好をしています。
マンコがカメラに映らないように手で隠したりもしていますが、時には見えそうで危ない瞬間もあります。
無修正なら違法サイトでは?と思ってしまうのですが、これにはカラクリがあります。
実はギャルズアパートメントはリアルタイム風ではありますが、一度撮影して編集済みのものを流している形式なのです。
ですので、完全に違法になる性器の露出などは抑えられるようになっているのです。
ここが盗撮マニアには非常にデメリットな面でして、ライトなユーザー向けと言わざるを得ません。
また、最も引っかかる所が、動画自体が6秒に1回更新のコマ送り動画になっている所です。
しかも音声無しです。
かつてのインターネット環境ではそれも致し方なかったのですが、、、これがイニシエのサイトと呼ぶ所以です。
でも実はサイトに掲載されている無料サンプル動画は音アリで滑らかに動く通常動画なんですよね。





というわけでギャルズアパートメントへのリンクはこちらです。
契約については動画がコマ送りだったり、録画だったりといったデメリットを承知の上でご検討ください。
尚、前述した通り、無料サンプル動画は普通に滑らかに動く動画で、オカズになる内容のものもあります。
まずは豊富に用意された無料サンプル動画やサンプル画像を楽しむのが良いでしょう。
また、インターネット黎明期に誕生した独特のエロサイトとして、一見の価値はあります。
↓↓↓下記バナーをクリック↓↓↓
今回紹介した作品が配信されている動画サービスの紹介
本記事で紹介した映画がU-NEXTで見れるか確認してみました。
2025年9月30日に確認した所、U-NEXTで配信中(見放題対象作品)でしたので、興味がある方はU-NEXTで視聴するのがオススメです。

ラバーボーイ
見放題対象作品
↓「U-NEXT」へは記事最後のバナーより飛べます↓
U-NEXTは月額制の動画配信サイトです。
見放題対象作品となっているものは月額だけで見る事ができ、それ以外の作品も別途ポイントを払えば見れます。
・U-NEXT月額利用料金
2,189円(税込)
しかも31日間無料トライアルもやっています。
特典1:31日間無料で見放題!(対象:見放題動画・読み放題雑誌)
特典2:600ポイントプレゼント!(対象:新作・コミック・書籍)
ちなみにポイントは無料トライアル以降、月額料金を支払うと毎月1,200円分のポイントが付与される仕組みです。
U-NEXTでは配信している映画のランナップは随時切り替わっています。
また、配信していても見放題対象作品でなかったら、別途ポイントが必要なので注意が必要です。
なので、U-NEXT加入前に必ず現在も配信中かどうか、見放題対象かどうかリンク先ページで「ラバーボーイ」で検索して確認してください。
作品が検索で見つかれば現在も配信しています。
作品名の下の記載が「見放題」となっていれば月額料金だけで無料で見れて、金額が記載されていればその分のポイントが別途必要になります。
本ページの情報は2025年9月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。