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【映画のエロ】マンコに挟まるティッシュや声を押し殺したイキ声などリアルなセックス描写「マルサの女」

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映画におけるセックスシーン。
お色気とかそういう目的でなくても、映画でセックスシーンというのもはよく使われてますよね。
男と女がいれば、セックスするという展開は、話の上で自然な流れなわけです。
その表現のニュアンスは監督ごとに色々あります。

まあ、メインにもってくる場合は、女優さんの美しさを際立たせる、妖艶な感じのものも多いかと思いますが、、、
私はどっちかっていうと、映画には<生々しいセックス>のようなものを期待しています。
綺麗なシーンで、美人女優さんの裸体を拝めるのも嬉しいっちゃ嬉しいのですけどね。

今回は印象に残った、生々しいセックスシーンをご紹介します。
映画は、伊丹十三監督の「マルサの女」です。

映画を見た事ある人も多いでしょうし、名前くらいは知ってるのではないでしょうか?
あの手この手で脱税しようとする脱税者と、国税局査察部(通称:マルサ)の戦いを描いた本作。
コミカルかつスリリングな名作です。

というわけで、話の本筋は脱税のお話なのですが、お色気シーンも度々登場します。
元々、伊丹監督は、性的な表現を多用する方ですからね。
前作「タンポポ」や、続編の「マルサの女2」でも、性的なシーンが多数あります。
サービスカットではなく、あくまで映画の完成度を高めるための、伊丹監督のこだわりなのだと思います。

と、伊丹エロは色々あるのですが、私は「マルサの女」のセックスシーンがとてもエロいと思ってるのです。
初めて観たのは子供の頃ですが、、、これがセックスなんだと、子供心に鋭く刺さりました(笑)

「マルサの女」はとても面白いのですが、家族で観るのは絶対やめておいたほうがいいです。
とにかく気まずいシーンが多い。
映画の冒頭も、若い看護婦が、寿命間近のおじいさんにおっぱい吸わせてるシーンですからね(笑)

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問題のセックスシーンは、映画が始まって14分くらいのところにあります。
男は、脱税者で、ラブホテルのオーナーの権藤。
相手の女は権藤の愛人の和江。

和江は権藤の事を「社長」と呼んでますし、社長と秘書のような関係かと思います。

ズンズン・・・

正常位でまぐわう二人。
AV男優のような効率的な腰の動きではありません。

「(すぅぅぅぅぅ・・・)」

和江が左手の甲を口にあて、深く息を吸います。
気持ちよさに耐えて、声を押し殺してるのです。

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「は・・・はぁぁ・・・」

ものすごく震えた声、かつできるだけ押し殺した喘ぎ声が思わず漏れる和江。
体を仰け反らせ、イキます。

ジタバタ

イクときの強烈な感覚にもがきます。
ベッドの端を掴んだり、迫真のイキ演技。

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「・・・はぁっ!」
「くぅぅぅ・・・」

一度大きく息を吸い、権藤にしがみつきながらエロい声を漏らす和江。

「はぁぁぁ・・・!はぁぁぁ・・・!」
「はぁ・・・はぁ・・・」

荒い呼吸をどうにか整えようとしています。

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シュっ!
シュっ!

和江とは逆に、冷静な権藤。
ティッシュを大量に引き抜き、、、

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フキフキ!

お互いの股間を拭きながら、チンコを抜きます。

「はぁ・・・」
「はぁ・・・」

事後処理をする権藤と、オーガズムの余韻にひたる和江が対照的です。

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思いきりイッてしまって、まだ身動きとれない和江に対して、、、

「えっと・・・印鑑と通帳な」

いきなり事務的な会話をする権藤。

「・・・」
「・・・はい」

「ちょっと持ってきてくれ」

「・・・」

ここで1回、権藤のほうを振り返ろうとする和江。
しかし、特に何も言い返しません。

愛し合って、オーガズムの余韻に浸っていた和江の心情としては<今言わなくていいのに>といったところでしょうか。

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渋々起き上がり、印鑑と通帳を取りに行きます。
そのとき、、、

先ほどのティッシュがオマンコに挟まったままです。

何とも生々しい表現。
こういう生々しさがエロい。

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このあとの展開ですが、、、
権藤は愛人である和江に預けていた、隠し口座の印鑑と通帳を取り上げ、別の愛人に乗り換えようとします。
その事を察した和江と権藤が大喧嘩をし、二人は破局をします。

権藤も、新しい愛人に乗り換えるつもりだったし、元々別れるつもりではあったでしょう。
しかし、印鑑と通帳の話を、1回セックスしたあとにするのがリアル。
つまり、別れる前に最後にセックスしておこうとしたって事ですよね。

彼女と別れる前に、最後に一発セックス。
セックスせずに別れたら、最後に1回やっておきたかったと後悔。
これはリアルにある話ですよね(笑)

これより前のシーンでも、仕事の電話をしながら手マンするシーンがありますが、、、
権藤にとって、完全に体の関係という感じで、とてもエロく感じました。
子供が観る内容じゃないよ(笑)

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伊丹監督は、役者に一切のアドリブを許さないそうです。
和江のイキ声も、権藤が引き抜くティッシュの枚数も、細かい演技指導があったのでしょうかね。

このセックスシーンは、とても生々しい。
通常、セックスはこういう暗い部屋で、大きな声を出さずにするもんです。

AVだと派手な演出や明るい演出になってしまいますので、こういうセックスは逆にあまり見れません。
和江のイキかた、完全に演技ではありますが、十分オカズにできるエロさだと思いました。

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