現在まだ連載中で、始まったばかりではあるのですが、非常に気になっている漫画があります。
それが、さんりようこ先生の「女だって時間停止できるんだからっ!」です。
まさにこんな漫画を待っていた!っていう作品なのですよね。
さんりようこ先生の作品は、昔ヤンジャンで連載していた下ネタ寄りのギャグ4コマ漫画「B型H系」を愛読してまして、4コマ漫画家という印象が強かったのですが、本作では非常にエロいストーリー漫画を描いてらっしゃいます。
あまりに4コマの印象が強かったので、本作を読み始めたころも先生の作品と気づかなかったニワカファンですが(苦笑)、いい意味で期待を裏切られた素晴らしい作品に出会えました。
設定として簡単に説明すると、まさにタイトルの通り、女性が時間停止できるというお話になります。
古今東西、男子には一度は夢見る能力があります。
透明になれる能力
物を透かしてみる透視能力
小さくなる能力
動物などに変身する能力
そして時間を停止する能力
男ならこれらすべて、同じ目的に使用します。
そう、それはエロい事です(笑)
透明になって女の子の着替えやお風呂をのぞく・・・
透視能力で女の子の服を透かして裸を見る・・・
小さくなって女の子の服や下着の中に潜り込む・・・
無害な動物に変身して女の子に抱きつく・・・
時間を停止して女の子にあんな事やこんな事をやっちゃう・・・
そんな欲望を持つのが正常な男子の証です。
※全部犯罪ですが(笑)
特に時間停止とはAVでも一代ジャンルを築き上げているほどの人気能力です。
時間停止 = エロい事というのは、もはや全人類の共通認識でしょうね。
時間停止という圧倒的な能力を手に入れた時、それを欲望のままに使用するのは男だけなのか?
否!
巨大な力は女性だって狂わせます。
すなわち、時間を停止できたら女だってエロい事をするに決まっているのです(キリッ)
私は度々このブログでも、女性自身が頭の中で描いている欲望こそがエロいという事を語ってきたつもりです。
時間停止した世界で、女性が欲望のままにエロい事をするというのは、その女性の頭の中が丸裸になったようで、非常に秀逸なシチュエーションです。
実は女性が時間停止をするという設定はエロ漫画やAVなどで稀に確認できます。
しかし、連載作品のストーリー漫画ではあまり例がないのではないでしょうか?
本作はそんな、私が待ちに待った設定の漫画なのです。
例えば本作ではラブホテルに潜入した主人公(24歳処女喪女)が、時間停止したままセックス中の男女をオカズにオナニーを始めたりしてます。
時間が停止した世界で一人、ケツ丸出しでオナニーに興じる女性の姿はオカズになるレベルでエロいですね。
本作の主人公は高校教師をしている吉野貴和子。
24歳で未だ処女であり、オナニーすらした事がない奥手の喪女という設定です。
生徒からも「ババア」や「処女」と馬鹿にされ、ヒステリックになって授業をボイコットしてしまうような若手女教師。
奥手すぎてスカートすら苦手というのが喪女感がでて、作品にマッチしてます。
ただ、単なる弱虫の男日照りなだけではなく、教師としての正義感も持っていたり、乙女チックな可愛らしさも隠しもっているのが魅力的でもあります。
そんな貴和子先生がある時手に入れるのが謎の砂時計。
この砂時計をひっくり返すと、砂が完全に落ちきるまでの間、本人以外の時間が停止するのです。
いつもの如く、トイレにこもって泣いていた時に、隣の個室で生徒の桐崎と北島がセックスしている所に遭遇します。
怒って注意しようと個室に飛び込んでいった時に初めて時間停止能力に気が付きます。
高校生のくせにあられもない行為に及ぶ二人の姿にドキドキが止まらない貴和子先生は思わず、桐崎の勃起したチンコをガン見してしまいます。
「(何これ、グロい!)」
「(初めて見た!)」
「(でも大きい、、、桐崎くんの、、、)」
「(この、、、匂い)」
生まれて初めてみた男性の陰茎(しかも挿入直前の勃起した状態)と、初めて嗅ぐイヤらしい匂い。
「(これを、、、セックスの時)」
「(ここに入れるの・・・?)」
初めて見る異性の性器の形状に興奮した貴和子先生は人生で初めてマンコが濡れてしまいます。
女性が興奮すると性器が濡れる事すら知らず、生理と勘違いするくらい疎い貴和子先生。
こうして時間停止能力を手に入れたと同時に、初めて男性のチンチンを見てしまった貴和子先生は、砂時計の使い道を探りつつ、性的にも少しずつ好奇心が芽生えていきます。
貴和子先生には密かに憧れている野島先生という同僚の男性教師がいますが、つい出来心で時間停止能力を使ってスマホをのぞき見してしまいます。
野島先生のスマホになぜか自分の写真が保存されている事を知った貴和子先生。
「野島先生、、、まさか私の事を?」
「桐崎たちがしていたような事を私としたい・・・?」
予想外の展開にムラムラが止まらない貴和子先生。
再びアソコが濡れる感覚を味わいます。
「おかしい・・・私おかしい」
今までオナニーなどした事がなかった貴和子先生ですが、時間停止しているのを良い事に、あろう事か野島先生の目の前で人生初のオナニーを始めてしまいます。
内気で奥手な女性も、ちょっとしたきっかけで女として性的に目覚める。
そういった描写が少ないページ数で見事に描かれていると思います。
実際、男でも女でもエロいのが正常だと思うのです。
エロを否定するのは理性が抑圧しているだけであって、生物としては不自然なのです。
本能はエロを求めているのですから。
「ここのコリっとするところ、、、気持ちいい」
「知らなかった」
クリトリスが気持ちいい事すら知らなかった貴和子先生。
女性は自分の女性器の事をあまり知らないままという方も多いようですね。
オナニーを覚えた女の子ですら、クリトリスの事をよくわかってない人もいるくらいのようですから。
「野島先生、、、もっと近くで見て」
「息がかかりそうなくらい・・・」
野島の頭を自分のマンコの至近距離まで寄せて、オナニーを続けます。
時間は止まっているので当然見られていないわけですが、そのシチュエーションにより興奮を覚えてしまっているのです。
女として開花した自分自身、、、つまり感じているオマンコをガン見されながらオナニーにふける貴和子先生。
すると突然、体が痙攣し始めます。
ビク!・・・ビク・・・!
「あっくる」
「や!何かくる!」
「あっ!くぅぅぅぅ!!!」
ビク!!
ビク!!
ビク!!
人生初オナニーで盛大に人生初イキをしてしまいます。
この描写はそこら辺のエロ漫画よりずっとエロいですね。
また、職員室の机の上でオナニーをしているのですが、ケツの下にビチョビチョのマン汁が広がっているのが背徳的です。
つい先日まで濡れたことがなかったので、24年間ため込んできた濃い匂いの愛液があふれ出てきたかのようです。
時間停止した中で、マンコを見られながらのオナニーという変態自慰行為に目覚めてしまった貴和子先生。
砂時計の力を借りずに、野島先生とは正式に結ばれたいと願う真面目な彼女ですが、その後も度々砂時計のお世話になってしまいます。
念願の初セックスも、結局は時間停止中(笑)
たまたま勃起した状態のまま停止した野島先生のチンコに勝手に挿入して処女膜貫通させたりしてます。
男でも女でもやる事は一緒です。
また、来るべき本当の初体験に向けて、セックスの勉強をしようと時間停止してラブホテルに忍び込んだりしています。
最初の理由は性行為の勉強でしたが、結局見知らぬ男女のセックスをオカズにオナニーしたりしてます。
他にも時間停止を利用したり、ハプニング巻き込まれたりしていきます。
ここら辺が連載版のストーリー漫画の良いところで、色んなエピソードが描かれてます。
野島先生との距離も少しずつ縮まって、いい雰囲気になったりもするのですが、、、
慌てて時間停止して陰毛の処理をしたり、やる事が生々しいです(笑)
ここら辺は女性作家ならではのリアリティーさですね。
一巻は8話収録されてまして、2020年7月25日現在も12話まで連載中なので2巻、3巻と続きそうです。
ただ、最新話では結構話が展開してきてしまっているので、もしかしたら2巻くらいで終わってもおかしくはない・・・?
もっともっと読みたいので、ぜひ長く続けてほしいとは思いますが、すべては先生や編集部の意向次第ですので、祈るしかないですね。
ちなみにエロシーンは貴和子先生だけでなく、桐崎とセックスしまくっている女子高生の北島も度々登場してます。
北島のエロシーンももっと長く見たいですね。
というわけで、祝第一巻発売!!!
本当に応援してますので、ぜひ皆さんにも読んでもらって人気が出てもらいたいと思っています。
【2022年9月15日 追記】
やはり予想通り2巻で完結してしまいました。
短くて寂しいけど、納得のエンディングです。
ぜひ読んでみてください。
★DMMで全巻立ち読み可能
SECRET: 0
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15年くらい前でしょうか、育児漫画(当然、非エロ)も
書かれていて、それも面白かったです。
絵柄もかわいいですし、いろいろ描ける方ですね。
全く別の話ですが、これ。
>小さくなって女の子の服や下着の中に潜り込む・・・
先日亡くなった志村けん扮するバカ殿が、やってました!
眠っている腰元の布団の中に潜っていくのですが
(視聴者は、掛け布団のどこが盛り上がっているかで、
どこに居るかわかる)、股間のあたりで立ち止まって、
「こうなってるのか、へえ〜!」(笑)と叫んでました。
SECRET: 0
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>名前
さすが志村けんです(笑)
マンコを見せなくてもマンコを観察している演技でエロスを伝えるとは高等技術ですね。
非エロ系の作品は読んだ事なかったです!
さんりようこ先生の作品は女性作家らしい説得力と、最終的にはさわやかに読める明るいエロさがあるなぁって思いました。