本日取り上げるのは春輝(はるき)先生のお色気ギャグ漫画「あらくさ忍法帖」です。
絶賛人気連載中の本作のエロ表現について考察していきたいと思います。
■高い画力で描かれる美女をトコトン辱める
「あらくさ忍法帖」はタイトルの通り、忍者・・・女性の忍者なのでクノイチですね・・・の世界を描いたコメディです。
まず特徴として挙げられるのが春輝先生が描くエッチな身体をした女性達が魅力的という点です。
クノイチ・・・という所からエッチな展開を連想する方も多いと思いますが、期待通りエッチな目に遇いまくります。
特に主人公であるクノイチ・霰草(あらくさ)はかなりひどい扱いを受けてます。
主人公はエッチな目を回避できる漫画も多いですが、本作では主人公だろうが容赦されないのです。
クノイチと言えば女の身体を武器にしてエッチな技やセックスで潜入捜査をするようなイメージですよね。
でも、エッチな修行は恥ずかしくてしてこなかったという霰草は、クノイチだけと未だに処女という設定です。
ただ、処女だけど度々敵にイカされまくったり、かなりハードにエッチな事になります。
後述しますが、処女なのにケツの穴は敵に犯されたりしてるんですよね。
初体験がアナルセックスというヒロインは、中々いないのではないでしょうか。
主人公がピンチで助からないというのが、本作のエロさの特徴と言えるでしょう。
霰草以外の登場人物達もエッチな女の人が登場します。
まず、ポルトガルのキリスト教の宣教師であるフランシスコ・ザビエル、、、
じゃなくて、ポルノ狩り国の切り捨て教の宣教師、フランシスカ・ザBL(びーえる)。
BLを布教しに来た宣教師で、強敵なのですが、霰草のケツの穴を開発してしまった張本人なのです。
ちなみに物語の舞台は江戸ではなく江呂です(笑)
武器は疑似チンコ・・・じゃなくて蛭砲(てっぽう)という名前の特殊な蛭。
この蛭砲は淫乱にさせるような特殊な体液を吐き出すのですが、この蛭砲をお尻の穴に入れられたことで、霰草はケツの穴でも感じるように肉体を改造されてしまいます。
つまり、アナルの快感に目覚める事でBLに染まっていくと、、、元々ザビエルからのダジャレでザBLなのに、設定に活かしてるのがすごいです(笑)
そしてメリケン忍者軍団「クロフネ」のキャプテン・ペロー。
黒船のペリーじゃなくて、ペローですね(笑)
こちらも高い戦闘力、かつエッチな肉体を持った女性です。
尚、部下であるスキンヘッドの大男・カリグロイスはモロに亀のニンジャ、ミュータント・タートルズです(笑)
やはり後述しますが、こいつも霰草にエッチな事をしまくります。
さらに、霰草の先輩忍者・咲梨(さり)もエロい。
バイセクシャルなのか、霰草の事もエッチな目でみている先輩で、度々霰草を助けにきてくれます。
ただ、その際にピンチに陥ってエッチな目に遇う事も。
ちなみに霰草がアレクサ。
咲梨がシリと、AIアシスタントをもじった名前のようです。
二人が所属している忍者集団の名前も「A愛」という名称です。
そして霰草の弟子となる青年・徳太。
実はその正体は江呂の将軍なのですが、霰草はその正体に気付かず、本当の弟子だと思っています。
徳太と霰草はお互い口には出しませんが、段々と惹かれ合って相思相愛の関係になっていきます。
ちなみに登場時は童貞。
■処女のままケツの穴をモブに犯されるヒロイン
霰草は処女は何とか守っていきますが、ケツの穴は早々に犯されてしまいます。
まず1巻収録の第4話でザBLに蛭砲でケツを犯されるのは、女性同士という事でノーカウントと言っていいでしょう。
しかし2巻収録の第9話では、物語序盤にして、さっそくケツの穴を男達に犯されてしまうのです。
しかも相手はモブの敵キャラ。
ヒロインの初体験なわけですが、それがモブキャラ達というのがポイント高いですね。
普通の漫画家であれば、主人公がモブに犯されるという、思い切ったエロシーンはいれられないのでしょう。
ザBLにケツの穴を開発されてしまっていた霰草は、モブキャラの男達にアナルに何度も射精されて、何度も何度もイキまくってます。
2巻で初めてアナルを犯された霰草ですが、その後も度々ケツを犯されるようになります。
これだけアナルセックスしまくる主人公というのも珍しい、、、というか他に知りません。
お尻の穴でイキまくる霰草の姿はすさまじくエロいです。
ちなみにオマンコを犯されるのは先輩の咲梨に役が回ってきたりしますね。
咲梨は普通のクノイチですから非処女ですが、霰草の代わりに普通に犯されてます。
脇役だから、オマンコ犯してOKだろうという、作者に雑に扱われる咲梨が哀れ。
このように、作者にぞんざいに扱われる女性キャラがいるのも、エロスとしては良いスパイスになっています。
■先っちょだけはノーカウント?挿入後即中出し
霰草は処女とは言い張っていますが、処女喪失については怪しいエピソードがあります。
3巻でペロー達、メリケン忍者に捕らえられた時に処女である霰草と童貞の徳太が無理やりセックスさせられそうになる話です。
お互いに相手を気遣い、<初めて>を奪ってはいけないと、何とか抵抗する霰草と徳太ですが、、、
「まだ1センチも入ってないのにすごい感じようだね」
「う・・・うあああ!!」
ビュルル!!
ビュル!!
ビュル!!
「あはははは!」
「アンタ、クノイチに挿れるだけで興奮しすぎだよ」
「入口で爆発してるじゃないのさ・・・」
なんと霰草のオマンコにチンチンが先っちょだけ入っただけで、そのままマンコの中に射精してしまったのです。
結果、この後脱出する事に成功するのですが、、、
先っちょだけだった事と、無理やりやらされたという事で、二人の中では一応ノーカウントとなります。
先っちょだけとはいえ、中出しまでしといてノーカウントというのもすごいですが(笑)
ともかく、強力なメリケン忍者に対抗するため、霰草は今まで避けていたエッチな修行を徳太と一緒に行う決意をする事になります。
とは言え、お互い初めては好きな人に捧げるべきという考えなので、セックスではなくフェラチオやクンニリングスといった修行です。
あまりにエッチな行為の連続に、霰草とセックスがしたくなる徳太。
「オレの『初めて』・・・師匠が奪ってくれよ」
「ダメ・・・私なんかじゃダメ・・・」
「ちゃんと好きな人と・・・して欲しいの・・・」
「でも・・・」
「前みたいに先っぽ・・・一寸だけ・・・なら・・・」
先っぽだけならノーカウント、、、という謎ルールで、今度は自らの意思で徳太とセックスをする霰草。
結局、徳太は先っぽだけでもすぐに射精しちゃうので、まともにピストンはできないのですが、やっぱり中出しはしちゃってるんですよね。
処女なのに中出し経験あり・・・という、普通にセックスするよりもむしろエロい関係が描かれています。
徳太の為に初めてはとっておくといいつつ、先っぽだけならOKしてしまうという女の心理と、好きな女のマンコに興奮しすぎてすぐに射精してしまう男というシチュエーションは中々秀逸です。
尚、この頃から霰草も徳太もお互いに惹かれあり、相思相愛の関係になっていきます。
■好きな人がいるのに他の男にイカされる屈辱
現在連載中の範囲ではありますが、私がもっともエロいと思ったシーンは霰草がカリグロイスに強制イキさせられるシーンです。
4巻では今度は単独でメリケン忍者達に捕らえられてしまう霰草。
ペローの命令で霰草の処女は奪わないようにされるのですが、ケツの穴は犯されまくります。
そして問題はクンニリングスのシーンです。
「(ダメ・・・徳太とするより気持ちよくなっちゃダメ・・・)」
この時には既に徳太の事が好きになっていた霰草は、他の男に気持ちよくさせられるという屈辱に健気に抗っています。
しかしケツの穴でなく、オマンコのほうはまだまだ誰にも開発されてない敏感スポット。
カリグロイスのクンニリングスに、、、
「(あっ・・・ダメっ・・・)」
「(ふかく・・・ふかくイっちゃう・・・!!)」
強烈なオーガズムの波が襲い掛かり、思わずカリグロイスの顔面にしがみ付いてしまいます。
ただ、イクのではなく、深くイカされてしまう事が、オーガズムの波により悟ってしまった絶望感あふれる表情。
そしてその感覚に、思わず敵であるカリグロイスに抱きついてしまうという屈辱的な恰好。
そのどちらも女の尊厳を破壊するような描写で、物凄くエロいです。
ニヤ・・・
霰草の様子から、もうイク寸前である事を察してニヤリとするカリグロイス。
どれだけ気持ちよくなっているか男側にバレバレなのも屈辱的です。
クリ・・・
「ダメ!!噛んじゃ・・・あっ!」
最後の一押しで、カリグロイスが霰草のクリトリスを甘噛みすると、、、
「嫌!イク・・・イクぅぅ!!!」
ビク!ビク!ビク!ビク!
乳首を勃起させながら、思い切り海老反りイキしてしまう霰草。
凄まじいイキっぷりですが、これが主人公というのも興奮します。
■女はイカせてくれる人を好きになってしまう
好きな人とするより気持ちよくなってはいけない・・・
好きな人の為に純潔を守ろうとする健気な乙女心が何度も描かれる本作ですが、もう一つ印象的なシーンがあります。
7巻でフランシスカ・ザBLに捕らえらえてエッチな事をされるシーンです。
「ちょっ・・・待って!そんな・・・」
「は、激しく・・・」
「あっ・・・あはぁっ!!!」
やはりまだ未開発なオマンコを手マンされると、表情を崩して悶え始める霰草。
さらに、、、
レズクンニでは
「イヤぁ!ダメぇ!」
「こんなの良すぎて」
「夢中になっちゃう!!」
これまで経験した事のない快楽に気が狂いそうになっています。
この時の<夢中になっちゃう>というセリフも良いのですが、その直後にさらに秀逸なセリフがあるのです。
「(徳太以外の人・・・好きになっちゃう・・・)」
「(やだ・・・これがなきゃダメな体になっちゃう・・・)」
百年の恋すら上書きするような快楽。
結局、女も気持ちいい事には勝てない・・・くイカせてくれる相手には従順になって、好きになってしまう・・・
そんな女のどうしようもなさを表現した、秀逸なセリフですね。
■男女入れ替わり、自慰行為、、、なんでもアリ
さてさて、いくつかのエロ表現について解説してきましたが、まだまだエロいエピソード・シチュエーションは盛りだくさんです。
というか基本的に物語がエロくなるように進行していっているように思えます。
ひどい目にあっている霰草ですが、その他の女性キャラのエロいシーンも当然沢山あります。
例えば普段強気なペローも、蛭砲(てっぽう)を魔改造した雷太ァという生物兵器に襲われ、、、
「(体中に雷が走るみたいにしびれて・・・)」
「(こんなの・・・我慢できるわけない・・・)」
「イ・・・イグぅぅぅぅ!!!!」
物凄く強いペローが成す術もなく、涙やヨダレをたらしながらエビ反りイキする姿はものすごくエロかったです。
こちらは5巻収録のシーンです。
また、霰草は主人公なのにオナニーシーンも度々あります。
自らムラムラしてオナニーしてしまう事もあれば、先輩の咲梨に命令されてオナニーする事もあります。
また、最近では男女入れ替わりのエピソードもありました。
霰草と徳太がお互いに入れ替わり、それぞれエッチな目に遇う話が8巻に収録されています。
「こ・・・こんなに・・・気持ちいいなんて・・・」
「と・・・徳太のオチンチン・・・す・・・すごいぃ!!」
それぞれがオマンコの気持ちよさ、、、チンコの気持ちよさを体験してしまうわけです。
その後、元の身体に戻った二人ですが、異性の身体を理解し、それぞれツボとなる性感帯を責めるという話までセットでエロかったですね。
お互いに気持ちいい所を理解した二人が、今後どんなエッチな修行をしていくか気になります。
また、絵的な部分で言えば、頻繁に女性の股間がクローズアップされるのも良いですね。
春輝先生の描く、肉感のある股間描写は見てるだけで興奮します。
また、オマンコの中からのアングルが度々登場するのも特徴的です(笑)
霰草も<オマンコ見え>どころか、オマンコの中のほうまで見られたりしているのですが、その時にオマンコの中からのアングルで表現されているのは面白いです。
基本的に漫画でオマンコは描けませんから、オマンコを見られているという事をオマンコの中からのアングルで表現するというのは中々斬新な手法です。
何にせよ、一番良いのはピンチに助からず犯されまくる主人公というスタイルですね。
それでいて、ギャグ漫画ではあるので悲壮感はありません。
ここまで犯されまくって、ギリギリ操は守っているというのが、もはやギャグなのかもしれません。
さて、DMM書籍では各巻冒頭数ページが立ち読みできるようになってます。
まずはエッチな絵だけでも堪能してください。
まだまだ連載中という事もあり、今後の展開に期待したい漫画です。
バトルのインフレでなく、エロのインフレが既に始まってる感がありますので、どこまで過激になっていくか見届けたいと思います。
★DMMで全巻立ち読み可能