一般マンガで登場人物のエロシーンが描かれる意義は、感情移入した登場人物のお色気が見れる所です。
長い連載で、エッチな事以外の普段の生活も知っている女の子が脱いだりオナニーしたりセックスしたりするから興奮するわけですね。
では単話がほとんどであるエロ漫画の意義とはなんでしょう?
それは特定のフェチのベクトルをとがらせて、願望の赴くままに描き切った最高のシチュエーションが読める事です。
エロ漫画の名作と呼ばれるものは、とにかく作者のフェチズムが変態方向に振り切って描かれています。
そういう意味で、今回考察対象として取り上げる、浅貝もっちぬ先生も、紛れもなくエロ漫画界の天才・鬼才と言えるでしょう。
活動期間はおそらくそこまで長くないのですが、すでに多数のファンを獲得している話題の漫画家なので、この記事を読んでる方の中にもすでにお世話になっている方も多いかもしれません。
先生の得意とする分野は一言で言うと<女の子を強制的にイカせ続ける>というシチュエーションです。(細かい事を言うと他にもこだわりを感じさせてくれる部分がありますが)
これまでの作品も非常にレベルが高かったのですが、今年発表された最新作「玩具少女 無限絶頂に哭く」がとんでもない傑作(間違いなく先生のこれまででの最高傑作)だったので、すでに読んだ方も多いかもしれないとは思いましたが、ブログで取り上げたくなった次第です。
とにかくフェチ度が高く、エロシーンの過激さも過去最高。
さらに、全100ページというボリュームでオカズとしての実用度も非常に高い作品となっています。
限界を超えて強制イキさせられた女の子がさらに何度もイカされてます。
まず、基礎となる設定はこうです。
舞台となるのは権力者の息子しか入学できない特殊な学校。
男子生徒は全員親が権力者という金持ちの道楽息子(将来の日本の権力者候補)なのですが、女子生徒はその反対で大きな借金を背負っていたり、重たい家庭の事情を抱えたワケあり少女達。
なぜそんな少女達が入学できるのかというと、女子は男子の性的なオモチャとなる事が義務付けられているという特殊なルールの存在があるためで、将来の権力者のお坊っちゃんたちの為に玩具となる女子生徒を集めていたんですね。
本作の主人公・白咲 雪乃(しらさき ゆきの)もこの学校の女子生徒の一人なのですが、彼女が入学してきた理由は他の女子生徒とは多少異なっています。
雪乃はこの学校で3年間、権力者の息子たちに奉仕して、取り入れられれば、卒業後も社会のトップ階級に手が届くようになると打算して、自ら志願して入学してきています。
要するに3年間風俗嬢のように体を売るだけなので、それさえ我慢すれば良いのであればむしろ楽だって感覚なのですね。
実際、雪乃は登場時ではすでに簡単に男子とセックスしてますし、より積極的に奉仕の活動をしています。
女子生徒に何でもできちゃう学校というのはよくある設定かもしれませんが、その中で体を売る事を割り切ってる女子という部分が肝となってきます。
なぜこのような女の子をヒロインに設定したのか?
ここで作品の意図をより深く理解していただくために、先生があとがきで書いていたものを一部引用させていただきます。
敗北を受け入れる、というのはある意味楽になる行為だと思います。
(中略)
エロ漫画の結末として『堕ちた女の子』というものがあります。
それが敗北を受け入れた姿の表れだとしたら、『堕ちた女の子』もまさにそうなのかもしれません。
チンポに囲まれて嬉しそうに自分から快楽をねだるようになり男に恭順を示す。
その敗北を受け入れた様は、楽になった姿と言えるのかも。(中略)
ではもし『快楽』が虫歯だったら。
自分が虫歯である事を受け入れたところで、虫歯の辛さが軽減される事は無いように、強制絶頂はどこまでいってもただの『やめて欲しいこと』でしょう。女の子にとって強制絶頂とは虫歯であって欲しい。それが自分の性癖でした。
なので今回はヒロインが、『女の身体は男の玩具である』という敗北宣言をすでにした状態からスタートしました。
出典: 浅貝もっちぬ「玩具少女 無限絶頂に哭く」
ヒロインが落ちるエンドも好きだとフォローしつつ、上記のように語っていらっしゃいます。
これは私も言われて初めて意識した部分で、なるほどなと思いましたね。
先生の意図通り、精神的に落ちて逃れられるようなぬるい強制絶頂でなく、限界を超えた死ぬほどの強制絶頂を味わい続けて絶望する女の子の姿が表現されています。
そしてその絶望も、100ページというボリュームを有効に使って、丁寧に描かれています。
まずはゆっくりと筆で体を刺激される雪乃。
この時点では雪乃も少し反応しつつも「別にこれくらい・・・」という程度の刺激でして、当然イクという事はありません。
ただ、筆での刺激は雪乃の感覚を少しずつ敏感にさせる為のウォーミングアップ、、、車で言えば暖機運転のような行為だったのです。
筆責めでマンコが濡れ始めた事を確認した男子生徒たちは、今度はローションでクリトリスを刺激し始めます。
クリトリスをシコシコしたり、皮を剥いてしごいたり、手慣れた手つきで愛撫されると、、、
「(あ・・・これ私・・・)」
ビク!
「(我ながら珍しいですね)」
自分でも驚くほど早くイってしまいます。
雪乃は男子生徒へのご奉仕がメインなので、自分がイクというのは普段はあまりないのでしょう。
さっそくイってしまった雪乃ですが、この時点ではまだまだ余裕です。
ところが、、、
ぬぢ!ぬぢ!ぬぢ!
イってもクリトリスへの刺激は止まる気配がありません。
「すみません、今イキましたので少し時間を・・・」
「はあ?別にいいじゃん」
「気持ちよくなれて嬉しいだろ?」
「は、はい」
「そうですね、嬉しいです・・・が」
女子生徒はオモチャになるというルールで、男子生徒たちも雪乃の言葉に聞く耳は持ちません。
ここら辺から雪乃も、今回は少ししんどい事になりそうだと身構え始めます。
「(仕方ありません、なんとかイカないように・・・)」
それでも男子生徒たちの手マンテクニックが凄まじく、雪乃が耐えようとしても何度もイカされてしまいます。
学校のルールでは遊びは21時までとなっているのですが、この時点でまだ16時半過ぎ。
終わりの見えないプレイに、制限時間だけを頼りに耐え抜くしかない状況ではありますが、それでも4時間以上ある状況です。
そうこうしている内に、誰が一番早く潮吹きさせられるかというゲームまで始まってしまいます。
「お前ちったぁ我慢しろよ」
「またコイツが勝っちまうじゃねえか」
「す、すみません・・・」
「我慢するのが難しくて」
「少し休ませて頂けると・・・」
「はぁ?まだ途中だろ?」
ここら辺のセリフ回しも上手いですね。
権力者の息子たちの暴虐武人ぶりが、女の子がオモチャにされている感をより強調してくれます。
雪乃の要望は速攻で却下されるどころか、、、
ここで無数の毛が回転してクリトリスを刺激するという特注の玩具まで登場します。
玩具を見せつけられた時の雪乃の表情も最高です。
本作の女の子の表情の描き分けはとても秀逸で、表情の変化で絶望感が伝わってきます。
ちなみにまだまだこの段階では絶望しきっているとは言えません。
雪乃の絶望はまだまだこれからです。
「(クリトリス・・・溶かされる・・・!!)」
雪乃の想像通り、新玩具の刺激はすさまじく、簡単にイカされてしまいます。
通常のエロ漫画でしたら、ここら辺がクライマックスでしょうか。
ところが、この責めの段階で物語の進行はまだ4割行ってません。
雪乃への強制オーガズム拷問はまだまだ続きます。
お次は電マ責めです。
電マは定番のアイテムではありますが、ここの描写もかなり丁寧に描かれています。
「(・・・凄い振動で)」
「(・・・嘘でしょう?これでクリトリスを・・・?)」
電マのパワーを見せつけられ、これから起こる事態を想像して恐怖する雪乃。
電マの強烈な振動ではか弱いクリトリスでは耐えられるわけもなく、何度も何度もイカされてしまいます。
イった後のインターバルはなく、電マは当て続けられます。
「駄目です!」
「これ、ちょっとだめです!!」
「イク・・・」
「イ・・・グ!!!!」
全身にものすごい力が入って思い切りイク、雪乃。
両手両足は複数の男達に押さえつけられ、閉じる事も許されません。
「ぎゃははは!!!」
「雪乃ちゃん、すげえ焦ってんだけど!!」
「やっば!!めっちゃ腰ガクガクしてやがる!!」
「面白えー!!」
「すみません・・・!!!」
「止め・・・止めて下さい!!」
気持ちいいとかそういう感覚を超えて腰がおかしくなりそうな未体験の感覚に襲われる雪乃。
ここで注目しておきたいのが雪乃の言葉遣いが、まだ<丁寧語・尊敬語>なところですね。
この学校のルール上、男子生徒と女子生徒の主従関係があるので、散々な目に合いつつも、雪乃はまだ丁寧語・尊敬語を使っているのです。
しかし、さすがに限界が近かったようで、徐々に反抗的な態度をとるようになってきます。
男の手を振りほどいて電マを外そうとしたり(それでもすぐに手を掴まれてしまいます)、言葉遣いを選ぶ余裕がなくなってきたり・・・
その変化を丁寧に描くことで、無限絶頂という絶望感が色濃く表現されています。
限界を超えて何度もイカされまくった為に、、、
「もう無理・・・!!」
「もう無理ぃぃぃぃぃいいいい!!!!」
「もうイクのやだぁ!!!」
雪乃も遂に涙をドバドバ流しながら絶叫し始めます。
「はーい、大人しくしててねー」
「死ぬまでイカせてあげるからねー」
それでも男子生徒たちは一切手をゆるめません。
両手両足を圧倒的な腕力で押さえつけられ、限界を超えても尚、何度も何度もイカされるという描写が本当に凄まじいです。
この表情もアップしてみましょう。
このイキ顔だけでオカズになりそうなレベルです。
頭を押さえつけられてるのも個人的にツボです。
通常の漫画ですと、さすがにここら辺がピーク、、、クライマックスでしょう。
雪乃は限界を完全に越え、尚イカされまくってますからね。
「おーし」
ピタ
「(ようやく・・・終わった・・・?)」
電マが止まった事により、もしかしたら終わりかも・・・と思うのですが、、、
「んじゃ、そろそろ何でもアリタイムいきますか」
と、これからが本番かという男子生徒の発言に絶望する雪乃。
実際、ここまでで69ページ。
まだ物語の進行度7割です(笑)
ここから先は未知の強制絶頂シーンとなります。
続いてはアタッチメント付き電マで膣内からイカされます。
かなり極悪な形をしており、オマンコの奥、、、子宮口も刺激されてイカされてます。
ここからは雪乃もなりふり構わず男子生徒達を止めようとします。
時には脅したり、、、時には従順なフリをしたり、、、
しかし、男子生徒たちの目的は女をオモチャにする事なので、何を言っても意味はありません。
無駄なあがきをする雪乃が何とも切ない。
そして、、、
「死ぬぅぅぅうううう!!!」
死ぬほどの快感を強制的に与えられていきます。
散々イカされて、遂には気絶してしまう雪乃。
ここからまださらに凄まじい強制絶頂シーンが控えています。
どうやら気絶している間に尿道の中に尿道用バイブを指されているんですね。
そうです。
エロ漫画やAVでもマニアックな部類に入りますが、ここからは尿道イキパートに突入します。
クリトリスの解剖図みたいなのを見たことある方も多いと思いますが、通常クリトリスと呼ばれているものは陰核亀頭という先端部分でして、クリトリスの本体は膣や尿道を包む脚のように体の内部に伸びています。
ここもものすごい快感を得る器官だと言われています。
漫画内でも説明されていますが、尿道内部に振動を与える事で、クリトリスの根本に刺激を与える事ができるわけです。
カチ
ぶるる!!!
「・・・イ」
「・・・イった」
「わたしイった」
これまで散々イカされ続け、さらに尿道という敏感な部分にバイブをさされた事により、バイブのスイッチを入れた瞬間にイクようになっていまいます。
もはやイクのを耐えるとかそういう次元の状態ではありません。
まさにオーガズムのスイッチが体の外にあって、男たちに握られている状態。
スイッチを入れた瞬間にイクので、スイッチをONに入れっぱなしにすると、、、
「イク・・・イってる」
「なんで・・・?」
「止まんない・・・イってるのに」
「イクの・・・終わんない!!!」
連続イキどころか、イキっぱなしの状態になる雪乃。
エロ漫画におけるオーガズムの描写はその快楽の描写にインフレを起こしますが、この尿道イキの表現は見事に限界を超えたエロさを感じさせてくれます。
ところが驚きの事に、この尿道イキっぱ表現を超える、最高の強制イキ描写がまだ控えているのです。
それが尿道バイブ引き抜きイカせです。
尿道バイブは無数の凸凹がある形状になってまして、引き抜く際にクリトリスの脚を凸凹が刺激するのです。
女の体の中で最も敏感な箇所を最も効果的な方法で刺激。
これはイキっぱなしどころか、連続絶頂を一瞬に凝縮して味わうような感覚なのでしょ。
尿道からバイブを引き抜かれた瞬間、雪乃はオホ声を出しながら獣のように激しくイってしまいます。
しかも一回ではなく、何度も尿道に刺して引き抜くのを繰り返します。
「ひとかきごと・・・あたま・・・けずれて・・・」
ここまで行くと本当に雪乃はオモチャですね。
ここまでのオモチャ女表現は正直中々お目にかかったことはないです。
女をオモチャにしたい、、、強制的に限界を超えてイカせてみたいという願望を持っている方にとっては、まさにこの漫画を待っていたとなるのではないでしょうか?
さて、通常はオチまでは書かないのですが、この漫画を語る上で、このシーンはどうしても触れないわけにはいきませんでしたので、取り上げたいと思います。
途中で私も書きましたが、この学校にはこういったプレイは21時までというルールがありました。
雪乃もその時間まで耐えれば一旦助かるという希望を持っていましたが、、、
気が付くと既に深夜0時を回っている事に気づきます。
実は21時までというのはあってないような形骸化したルールで、まったく意味のない物だったのです。
イキ地獄に終わりがなく、本当に壊される事を理解した雪乃。
体を使って権力者に取り入ろうと、自ら学校に入学した雪乃。
それらの絶望と後悔がちゃんと表現されてこそ、この漫画は完成します。
このシーンがある事によって、まさに作者の性癖のすべてが詰め込まれた傑作になるのです。
さていかがでしたでしょうか?
これまで書いてきたように作中に挿入シーンはほぼありません。(最初に雪乃が別の生徒にご奉仕しているシーンくらい)
ですので、中にはまったくこの漫画が響かない方も当然いるでしょう。
しかし女をイカせる事、女のオーガズムに強烈な興奮を覚える方には、これほど実用的なオカズはそうそう出会えるものではないでしょう。
もし未読で、今回の記事で知ったよという方がいましたら、ぜひ本編を読んでみてほしいです。
価格は1,210円との事ですが、それ以上の価値があります。
FANZAで何ページか立ち読みできますので、下記のリンクより見てみてください。
また、先生はまだまだすごい作品を生み出しそうな気配もあります。
先生の今後の活躍にも注目していきたいと思います。
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