配信中だったのに、途中でkindleから削除されたという伝説のロリコン漫画「無邪気の楽園」はご存知でしょうか?
どうやら当時、すでに購入していた人でも、kindle上では閲覧できなくなったようで、異例の対応なのではないでしょうか。
その「無邪気の楽園」の作者・雨蘭先生の無邪気なJSワールドが帰ってまいりました!
帰ってきたと言ってもすでに1年半ほど連載しており、4巻まで刊行されているのですけどね。
ある程度お話も進んだという事で、この度考察作品として取り上げてみた次第です。
「俺はロリコンじゃない!」はJS達を中心としたラッキースケベ漫画です。
「無邪気の楽園」は20代ニートの男がタイムリープにより小5の時代に戻り、当時の同級生の女子たちと繰り広げるコメディー作品でしたが、「俺はロリコンじゃない!」も同じくタイムリープものです。
「無邪気の楽園」との違いは、タイムリープしてきたのがヒロインの女の子という所。
「俺はロリコンじゃない!」の主人公は小 学校に赴任してきた新米男子教師・小路 理(しょうじ おさむ)なのですが、12年後の未来からタイムリープしてきたという教え子(小5女子)の田原 知世(たはら ちせ)に言い寄られて、翻弄されまくるという設定です。
というのも、どうやらこの6年後に小路が、16歳となった教え子と出来ちゃった婚をする(誰かは物語上明かされない)らしく、先生に片想いをしていた知世は、自分が先生と結ばれるように、タイムリープで歴史を変えようというのです。
あくまで生徒たちに慕われる、清く正しい理想の教師を目指す小路ですが、知世によりロリコン疑惑をかけられ、言い寄られ、本人の望まぬ数々のラッキースケベを展開していくわけですね。
と、この設定・・・「小5」「タイムリープ」の部分に注目すると、なんだか「無邪気の楽園」と一緒じゃないか、ネタ切れなのかなと思う方もいるでしょう。
確かに雨蘭先生はロリ描写に卓越した才能を持っている方ですが、「無邪気の楽園」の次に描いた「スキーターらびっと!!」は「中2女子」の「ダンスもの」でした。
なのに、その次の作品が再び「小5」「タイムリープ」では、何だか「無邪気の楽園」と被ってるように思うのも無理ありません・・・しかし、これには理由があるのです。
それは「俺はロリコンじゃない!」が「無邪気の楽園」と共通の世界で、別の登場人物たちを主人公に据えた<続編>もしくは<クロスオーバー>とか<スピンオフ>と言える作品だからなのです。
つまりは、、、
「ナルト」と「ボルト」
「七つの大罪」と「黙示録の四騎士」
「魔法先生ネギま!」と「UQ HOLDER!」
みたいな感じですね。
まず、知世がどうやってタイムリープしてきたか。
12年後の世界では東京大学に入学している知世ですが、タイムリープを2度経験しているという民俗学の先生に教えられてタイムリープしてきたのですが、、、
回想シーンでサクッと表示されてますが、その民俗学の先生の名前が「朝木 鈴音(あさき すずね)」・・・なのです!!
「無邪気の楽園」のファンならお分かりですね。
あの、UFOだエイリアンだと騒いでた電波系の痛い女の子・・・鈴音です。
真っ先に角オナに目覚めてしまった鈴音と言ったほうが、本ブログの読者にはわかりやすいでしょうか(笑)
「無邪気の楽園」では省太と一緒に中2→小5へタイムリープしてしまった鈴音ですが<2度経験>と説明されている事から、きっとあの後中2時代に戻れたのでしょう。
かなり痛い子でしたが、その後才能を伸ばして東大の准教授にまでなっていたんですね。
知世と鈴音の関係性はあまり大っぴらには説明しておらず、気づく人には気づく程度になっているのが憎い演出です。
また、「無邪気の楽園」のキャラクターの中ではリオと思われる婦人警官が登場しています。
こちらもリオであるという説明はないのですが、「無邪気の楽園」の大人になってからの同窓会では、警察官になったという説明もありましたし、見た目的にもリオで間違いないでしょう。
こういう、作品同士のつながりを潜ませてくれるのは、雨蘭先生のファンサービスでもあるのでしょう
やはり彼女たちのその後が少しでも見れるのは、ファンとしてとても嬉しいです。
というわけで、本作は過去作と設定が被ったわけではなく、同じ世界線で描かれた、ファン必見の正当続編なのです。
敬遠されてた方も、その事を知ったらだいぶ印象も変わるのではないでしょうか。
もしも先入観で読むのをやめていたのであれば、ぜひこの機会に読んでみてください。
「無邪気の楽園」ファンであれば、必読の書です。
前述したとおり「無邪気の楽園」は非常に物議を醸した作品で、表現規制のやり玉に挙げられてしまっていました。
前作終了時の雨蘭先生のコメントでも、そういった風潮に対して思う所があるという事が語られていました。
そして本作ではまるでその時のうっ憤を晴らすかのように、これでもかと攻めたロリコン描写が炸裂しています。
「無邪気の楽園」でも描かれてましたが、恒例の身体測定エピソードなんかも序盤から登場してます。
それでもただのリメイクではなく、あくまでリブート感・再構築感があり、前作にはなかったエッセンスもあります。
その一つが、ヒロインの中身が大人の女性であるという点。
前作ではヒロイン・準ヒロインたちはあくまで無邪気な子供でしたが、本作の知世は見た目は子供でも、心は20代の女性。
それを活かした、女性の恥じらいなども描かれる構成になってるのが上手いです。
また、基本1話完結スタイルのラブコメですが、物語の大きな流れとして、6年後に小路と結婚するのが誰かという謎があるのも、前作と違う点ですね。
ちなみに主人公の小路、将来教え子と結婚すると知らされてから、生徒と絡む度に毎度毎度「もしかしてこの子とセックスをする事になるのか」と意識してしまうんですよね。
ロリコンじゃないと言い張ってますが、意識してしまうせいでどんどんロリコン化していってるようにも見えます(笑)
登場するJS達も、前作と同じく個性豊かです。
例えば作中、もっとも無垢な少女として描かれているのが萌子(もえこ)という生徒。
先生を間違えて「パパ」と呼んでしまったり(小 学校アルアルですね)、服が濡れた時は小路の前でパンツまで脱いだりしてます。
また、対照的なのがクラスの中で一番発育が早い少女・紗絵(さえ)です。
ちっぱいながら、ツルペタな同級生たちとは一線を画す胸のふくらみを持っていて、着替えの最中に男子にじろじろ見られたりしてます。
※まだ男女が一緒の教室で着替えているのです。
心はまだ子供なので、裸を見られる事に羞恥心はないのですが、男子に意識されてしまうような、そんな自分の体にコンプレックスを持っています。
こういうキャラは前作には居なかったので新鮮でした。
心が子供で体が大人なのが紗絵ならば、心が大人びているのがコハルンこと小春(こはる)です。
将来、中学になってからは友達の彼氏ばかり落としまくる「略奪姫」と呼ばれるようになる彼女ですが、小5にしてすでにその資質に覚醒。
知世が小路に恋している事を本能で察知し、やたらと小路にアプローチしてきます。
恋愛感情等はまだ芽生えてない少女達の中、かなりマセたキャラです。
マセたと言えば、知世の姉で高1の貴子(きこ)です。
かなりの肉食系で「16歳だから結婚できる」と、やはり小路を狙ってきます。
他のヒロインたちと比べて、体つきも大人の女のエッチな体に描かれており、ドロリコン作品である本作におけるアクセントになってますね。
前作で言う所の弥生的なポジションです。
と、数々の女性キャラ達に翻弄されまくる主人公・小路。
この手の漫画ではお約束の<オマンコ見え>シーンも健在です。
オマンコはただ、見えればいいってものじゃありません。
如何に、どのようなシチュエーションで女の子がオマンコを見られてしまうか。
本ブログでも度々語ってきているように、そこが作者毎の腕の見せ所なわけですが、さすが雨蘭先生も達人の域に達しておられるのか、前作以上にエロいシチュエーションが描かれています。
4巻にして、すでに複数の<オマンコ見え>シーンが描かれているのですが、その中でも特筆すべき2件をピックアップしていみます。
ひとつが近眼の少女・由比(ゆい)のシーン。
遠足先のアスレチックランドで、池に落ちてしまい、着替えをするという話があるのですが、、、
近眼過ぎて女子更衣室と男子更衣室を間違え、小路の前で着替え始めてしまう由比。
小路の存在にもまったく気が付かず、さらにパンツと間違えてブラトップを穿くという天然っぷりを見せてくれます。
由比に声をかけるタイミングを失って、バレる前にこっそりと更衣室を脱出しようとする小路ですが、ここで問題のシーンが発生します。
着替えを始めてしまった由比に気付かれないように、机の下を這って脱出しようとする小路。
そこでタイミングよく由比がしゃがむと・・・
ぱっかーん
前述したとおり、パンツでなく、間違えてブラトップを穿いていたので、股間の中心部が丸見えの状態です。
これはノーパンでオマンコが見えるよりも、遥かにエロさを感じますね。
近眼の由比は結局最後まで小路の存在に気付かないのですが、知らない間にオマンコを見られてしまっていたというのもエロさのポイントです。
かなり秀逸な<オマンコ見え>です。
もう一つが前作には存在しえないアイテムを使った<オマンコ見え>シーンです。
それはスマホのビデオ通話ですね。
お泊り会で女の子達とじゃれ合って、パンツを脱がされてしまう知世なのですが、、、
「あ・・・」
「あ・・・」
ビデオ通話がつながったままのスマホがオマンコの下にあったという、これまたエロいシーンです。
前作は時代的に、主人公の子供時代に戻っていたので、まだスマホとかはなかったのですよね。
時代設定を現代にした事で、こういったシチュエーションも描けるようになってます。
さてさて、いかがでしたでしょうか。
少し長くなってきましたので、前後編にわけまして、次回はより攻めた描写である少女のオナニーシーンについて、考察していきたいと思います。
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